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4話 おっさんとの出会い

なんかいろいろすっ飛ばしてそうだなーと思っています…。



 まだこの状況から脱せない俺は考える。

「手紙は読んだし周辺が森だから熊とか出てきたら今の俺には対処できないしどうするか…」

 

 幸いこの場所は冒険者と言う職業の方たちが立ち寄ったりする小屋みたいなのだが、果たしてその冒険者達はいつ来るのか、本当に来るのかがわからない…。


 しばらくは自分だけで何とかしなければならないどうすればいいのだろう?とりあえず物質創造で母乳作るか?いや俺には味がわからねー生前そもそも子供いないし嫁いないし彼女もしばらく付き合ってないし…。母乳なんて本当に子供のときぐらいしか見たことねーぞ!ちなみに粉ミルクもわからん!あれって人肌ぐらいの温度にすればいいんだよね?俺はそれしか知らん!!


「はぁ…ほんとどーすんだよ俺…」


 物質創造は自分で見て触ったり味わったりしたものを創造するスキル。仮に念じるだけで本当にできるのか?味とか衛生的に大丈夫なのか?


「あー!!もうやってやる!!俺の遠い記憶から引っ張りだしてやる!!」

 俺は目を瞑り念じる、もうミルクなら何でもいい!粉でも母乳でも出てきやがれ!

 そして目を開ける。


「おい…マジかよ…」

 そこには、ほ乳瓶に入ったミルクが存在した…。


「ほ、本当に出てきたよ…あっま、まず味身だ!」

 俺は生前の姿のままミルクを飲んでみた…(絵面がやばいな…)


「あ、これなんか懐かしい味だ…牛乳でもないし粉っぽくもない。ちゃんとこれ母乳みたいだな味はわからないけど…」

 

 とりあえずこれで何とか持ちこたえられそうだな…あとはちょっとずつ飲みながら誰かが来るのを待とう…。


-----------その日の夜。


Zzz…スヤー 俺は赤ん坊の姿に戻り母乳を飲んで眠っていた…。


ガチャ…


「はっ!?なんで子供がこんなところに?」

 なんか渋いおっさんの声が聞こえたような気がした…。


「手紙があるな…フムなるほど、村が突然襲われたのか。まだこんな小さいのに…レイザよこのわしが必ずこの子を一人前の男にそして幸せにしてみせるぞ…だから今は主ら2人のために祈らせてくれ…。」

 そして男は俺を抱きかかえた…。その手は硬くて大きくでも…とても暖かかった。

 俺はその安心かずっと眠ったままだった。


そして翌日。


(ふぁーよく寝た…。昨日はなんか安心できたような感覚があったなー女神様が俺のことみてたのかな?ってはっ!?) 


 隣に、上裸のおっさんが寝てた…昨晩はお楽しみでしたね?じゃっねーよっ!!えっ!?いつの間に俺はここにいるんだ?てかここどこ?小屋じゃないとこにいるんだが!?ベットも机もある、てかなんだそこにあるでっかい剣!?このおっさんの武器か?oh…すげーかっけー!


「あぁん?おー起きたか…。」

(おっさんが起きたー!!ねーねーここどこよ?てかおっさん誰?)

「あうあーう。あうあうあう?」

「ん?なんじゃー?お腹でも減ったのかー?わしは主のじいじだぞー」

(は?この人ギャップがやばい…この強面の面になんだその赤ちゃん言葉逆にこえーよ!普通の子泣くぞ?)

「おぉーこの子はわしの顔見て泣かないなんて肝がすわってるのー」

(いやいや…あんた本当になんなんだよ。)

「さてまずは食事じゃな!ほれ昨日店で買ってきたミルクじゃぞー」

(おっふ!このいい人!そのミルク頂戴しよう!)

「あうー♪」キャッキャ♪

「はっはっはっ!いい飲みっぷりだ!!もっと飲め飲め!!」

(おう!昨日はMP節約で少しずつ飲んでたからな!これは飲みほしてやる!)

「あうあうー!」


 俺はミルクを飲み干した…俺は満足だ。そしておっさんが俺のことを抱えた。

「よしよし!いい子だたくさん飲んでいっぱい寝ろ!それが赤ん坊の仕事だ!ってまだ眠くないのか?よしならば散歩にでも行くかのー」

 俺はそのまま外へ抱えられた。


 外にでるとそこは小さな畑があり小屋がある。いわゆるここは田舎のじいさんが住んでる家って感じだ!なんか親戚じいちゃんばぁちゃんの家みたいで落ち着くー


「ここがわし達の家だぞ!これからワシと主はずっと一緒じゃ!」

(まじか!それはうれしいことだな!おっさん見た感じこえーけど優しそうな人ぽいし独り立ちするまでお世話になろう…大きくなったらいろいろ質問したいな…とりあえずよろしくお願いします!)

「あうー!」

「おぉ?今笑ったか?気に入ったのか?そうかそうか!わしは主を立派に育てるぞー!!」

(頼むわおっさん…小さい俺を頼む!)



 これからおっさんと赤ん坊の生活が始まる!




(てかおっさんおっさん言いすぎだな名前なんだろう?…あ、鑑定使えよ俺ー!鑑定さん出番です!)


-----------------------------------------------------------------------------------------

名前:モーガン・オーガリオン 種族:人間 性別:男 年齢:65歳

称号:『鬼人』『戦場の鬼』『一騎当千』

職業:戦士

Lv:86    

HP:580   MP:345

物功:635  物防:576   

魔攻:245   魔防:225

速度:582   幸運:8


装備:布の服、革のズボン、革靴、


加護:『戦神の加護』


スキル:『剣術』Lv:8 『槍術』Lv:7 『体術』Lv:7 『戦場指揮』Lv:5 『斬撃一閃』Lv:7 『鬼人乱舞』Lv:???


魔法:『筋力増加』Lv:8 『速度上昇』Lv:8 『身体強化』Lv:7 

-----------------------------------------------------------------------------------------


(おーモーガンさんか!やっぱ鑑定便利ですわー!…あれ?なんで俺母乳に鑑定しなかったんだろ…?)


(まぁ今度からはちゃんと活用して行こう!)

おっさんキャラって良いですよね!筋肉もりもりのゴリマッチョ!最高っすわー♪


※ローガンのスキル付け足しました。あと歳が若すぎだなーと思い修正


次回も月曜ですよーよろしくお願いします!

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