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34話 告白

シャロル!!シャロル!シャロルシャロルシャロルシャロルsy…

「うああああああ!!早くなんか着ろ!」


「えーっとちょっとまだこの身体に慣れてなくて…なにか布はありませんか?」


 マジかよ…俺の服は小さいし、あー物質想像で布出せばいいか。


「ちょっと待ってろ。えーっとこれでいいか?」


 俺はただの布を手渡した。本当は服でもいいが今は混乱してそれどころじゃなかった。


「はい。ありがとうございます!お父様!!」


 クモキリはバスタオルを巻くみたいに身体を隠した。そこそこ大きい布を出したので足元まで布がたれてしまっている。


「なんだかドレスみたいですね!」


「まぁそう言う服は追々作ってやるよ…んで話は戻るけどお前は何だ?」


 色々突っ込みどころはあるが、なんでクモキリは意思を持ち人間になれるのか俺にはわからない…。


「お父様って魔法使いながら私を作りましたよね?」


「うん。それが原因なのか?それなら俺のスキルとか魔法で作った物はみんな意思を持つことになるが…」


 俺は雲斬りを作る前に練習で剣、刀、槍と防具等も作っている。それは俺のスキルと魔法で作ってる物だし雲斬りだけに意思を持つのはおかしいと感じる。


「私の場合はタイミングと環境が要因ですね。」


「ん?鍛冶屋でやることに意味があったのか?」

 

 それなら辺境村の家に簡易的は鍛冶場はあったが…


「それはムラマサ様が鍛冶師という事と関係があります。お父様はまだ小さいですし職業はまだ決まってないですよね?」


「あーそういえば俺は無職か、なんか言葉にすると悲しくなるな…」 


 俺の職業欄はなしと言う表記になってるので今は無職だ。


「まぁきっといい職業が見つかりますよ!それで鍛冶師がいる事とお父様の魔法放出、女神様の祝福がその時にタイミングよく起こり私が生まれました。」


「なるほど…確かに今までは作り終えてレベルは上がったりしてたけど魔法を出しながらレベルアップして行ったのは昨日が初めてだったな。」


「まぁ偶然の産物が私ですね!ちなみに私の意志はお父様が魔法制御を覚えたところからあります。あぁ…一生懸命なお父様、かっこよかったです…。」


「あ、ありがとう…でも、なんでムラマサには抜かせてあげなかったの?」


 一緒に作ったムラマサも一応クモキリにとっては父のような存在のはずだ…


「えっ!?だってあの人、私をじろじろ見たり柄や鞘を作ってくれるまで私の裸を見たんですよ!それに魔力は少ないし…」


 あーそう言うことか。まぁ確かに見るよなアイツは…。


「まぁ職人だからそれはしょうがないことなんじゃ…」


「いえ!あのいやらしい目!あの人は変態です!あの人には絶対に父とは言いません!」


 うん!ムラマサどんまい!


「それにあの場…いえ近くには居ませんでしたが女神様の存在もありました!お父様の魔力と女神様…いえお母様ですね!お母様の神力があって私は聖剣と魔剣の2つの性質が混ざって妖刀になり、いろんな恩恵を授かりました。」


「は?シャロルが居たの?」


「はい!たぶん天界から声が聞こえたような気がするのですが、お父様を応援していましたよ?」


 あの子、俺のこと甘やかし過ぎなんじゃないかな本当…。


「お姿は見れなかったのでとても残念ですが…」


 うーむ確かに一応混ざってしまったとは言え母親だしな…こんなちんちくりんの父親だけってのも子供的には悲しいか…


「なぁクモキリ、シャロルに会いたいか?」


「え?まぁ一目でもお会いしたいとは思いますが…」


「うん!じゃあ呼ぼう!」


「へ?お父様?」


 俺もシャロルには会いたかったし今までも女神の祝福関係でいろんな事があったから色々話合わなきゃならん事もあるし丁度いいだろう!俺のMPは無限だし枯れることもないと思うしな!


「じゃあ今から呼び出すからちょっと待ってろ!」


「え?あ、はい!」


「よし!魔力全開放…すーっ!シャロルゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!聞こえてるかぁぁぁぁっ!?ちょっとこっちに来てくれぇぇぇぇっ!!」


 俺はとりあえず叫んでみた。クモキリはそれでに驚いたのかポカーンと口を開けてしまってる。いやだって神様召喚って魔法なの?それにシャロルのことだから俺のこと監視してるみたいだしすぐ気づくと思ったんだが…やっぱそう言う魔法やスキルがないと神様は降臨しないのかな?


「うーん…やっぱ無理か?」


「お、お父様?そんな簡単に来るものではないと思うのですが…?いきなり魔力を全開にして叫びだしたときは驚きましたが…。」


「あぁごめんな!たぶんこれで来るんじゃないかなーって思ってやってみたんだけど」


「い、いえ!私は良いんです!たとえお母様に会えなかったとしてもお父様が居るだけで…」


 うーん。やっぱり会わせてあげたいな…


「って、ん?」


 なんかステータスに反応がある。あれ?通信魔法にメールの着信?えーっとなになに?


『い、いま!準備してますので少々お待ちください!!あ、あと30分…いえ15分で行けますので!!』


 シャロルからだった…。なにこの子来る気まんまんじゃん!


「えーっとクモキリ?」


「何ですかお父様?」


「シャロル来るってよ」


「え?」


「今準備してるからもうちょっと待って欲しいって信託?があった…」


「えっ!?来れるんですか?えっ?えっ?えっ?私どうしたら!?」


「あーとりあえず服でも作って着替えて待ってようか、和服がいいかな?」


「あ、はい!私はお父様のおまかせで構いませんが、ってお父様意外と落ち着いています?」


「いや全然!」

 

 だって本当に来ると思ってなかったし!しかも最近創造した通信魔法でメール飛ばしてくるし俺だってびっくりしてるんだ!だからとりあえず今出来ることをしてせめて服ぐらい作って作業しながら落ち着こうと思ってるだけなんだぁぁぁぁぁっ!!


「うん!とりあえず時間がない!即席だけどまず肌着な!えーっとはい!サラシ!バストサイズとか俺わかんないし!あとはこれ!浴衣と帯ね!で今ささっと草履と足袋作ってるからとりあえず着替えておいで!あぁ着替えのスペースは今、土魔法で作るね!ほい!これでいいだろう!じゃあ外のほうに草履を置いておくから!じゃ!」


 俺は混乱しながら作業を続ける。


「お、お父様?本当に落ち着いてないのですね…で、では私は着替えてます!浴衣ありがとうございます!」


 そう言うとクモキリは走って着替えに行った。あれ?着替え方ってわかるかな?


 …結局帯は俺が結びました。




数十分後…



「あのお父様?私変じゃないです?」


「大丈夫!ばっちりだ!問題ない!あとは待つのみだ!」


「そうですね!あぁお母様ー早く会いたいです!」


 とりあえずこちらの準備は完了した!たぶん女神だから空から光がさしてそこから来るだろう!空見て待ってよう!


「やっぱり空からいらっしゃるのでしょうか?」


「女神だしやっぱりそうなんじゃないか?俺のイメージだけど…」


「そうですよね!では私も空を見てお待ちします!」


 2人で空を見て待っていたのだが突然後ろから弱々しく声をかけられた。


「あの…二人とも期待させてごめんなさい…。私はここに居るのですが…」


「「へ?」」


 振り向くと俺と同い年くらいだろうか可愛い少女がそこにいた。


「もしかしてシャロル?なんか小さくなってない?」


「はい!私です!シャロルです!蓮侍様に合わせて子供の容姿にしたのですが変ですか?」


「い、いや可愛いよ!でもわざわざ俺に合わせなくても…」


「いえ!私がしたくてそうしただけですので!蓮侍様に合わせたわけでは!」


 顔を赤らめながら必死に俺に答えてくれた。あーかわいい。健気な子やぁ。


「あ、あの貴女が私をお母様でしょうか?」


 クモキリはミニシャロルを見ながらそう聞いた。


「はい!私は慈愛の女神シャロルです。えーっとママですよ?」


 グサッ!かわいい!!なんだこの天使は!いや女神だった!!ママですよって…あぁ!Good!!って隣のクモキリも悶えてる!どうだこれが俺の女神様だ!かわいいだろ!!


「マ、ママ!私はクモキリです!この度は私を作っていただきありがとうございます!」


 この子ママって呼び方に変えちゃったよ!なにこのギャップかわいんですけど!?


「えぇ、存じてます。これから蓮侍様をよろしくお願いしますね?」


「はいっ!ありがたきお言葉!」


「そんなに硬くならなくて大丈夫ですよ?わたしはそのークモキリちゃんのマ、ママですから!」


 照れながら母の威厳を出そうとしてる!シャロルかわいい!


「クモキリちゃんですか!?えっと…すこし照れます。」


 こっちにもかわいい生物がいたー!!


「で、では蓮侍様!今回も私の力が働いた用で…ごめんさい!」


「いいよシャロル。わざわざありがとう小さい姿で天界から来てもらっちゃって」


「い、いえ!私も蓮侍様に会いたかったので…」


 なにこれ?抱きしめたい!


「お父様とマ、ママは愛し合って居られるのですね!」


「ちょっ!?クモキリ!?」


「クモキリちゃん!?えっとそれはっ!!」


「ちょっと待って!俺まだ告白とかしてないから!いや好きだけどね?俺はまだガキだしシャロルにはもう少ししたらと思っていてね?」

 

 あれ?俺今なんて言った?


「そうです!私もまだお慕いしてると申してないので!まだこれからと言うか…まだお料理のお勉強をしてるところですし!」


「シャ、シャロル?」


「もっと花嫁修業をして蓮侍様にふさわしい女性になるためにって…あれ?私なに言って…あ、いえ蓮侍様!今のは!!」


 シャロル…貴女って女神様は…これは言おう…。


「シャロル!」


 俺は真剣な顔をして俺の女神の名を呼ぶ。


「は、はひっ!」


 緊張する。でもシャロルも俺の顔を上目遣いで見てくれた。あぁ愛しい俺の女神様…。


「シャロル…俺は貴女が好きだ。」


「蓮侍様…はい、私も貴女が大好きです。」


 2人は顔を赤らめ、見つめ合い気持ちを言葉にした。

 

 

ここまで読んで戴きありがとうございます。


もうね…シャロルたんかわいい…作者の願望を全部のっけてるだけありますわ…。かわいいは正義!いいね?しかも今回はロリっすよ?ロリ!子供かわいいやんけ!最高や!


…落ち着きました。さて次回どうなるんでしょうか!?


予告!告白をしてお互いの愛を知った2人!でもそこに現れたのは戦神!「娘との交際は許さん!俺は認めないぞ!」だがそこで即座にママンこと創造神!「いい加減にしなさい!」と神々の夫婦喧嘩が勃発!巻き込まれる2人と1本の刀!「お父様やめて!私のことで争わないで!」次回!蓮侍死す!バトルスタンバイ!!(嘘)


次回更新は来週月曜AM1時に更新予定です!お待ちください。

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