表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/56

16話 イメージ大切!

ぎりぎり間に合った!

 その後、山賊達にも話を通しプラム達と合流してルベリオンへ行くことになった…。


「まぁレイガ様が山賊の山嵐を退治したんですね!素晴らしいです!」

「いやいや…やり方はちょっと残酷だったかもしれないですけどね?」

「レイガはすごいんだよ!ずぱーんとかっちーんってしちゃうんだから!」


 俺とベルは子供という言うことで馬車の同乗を許され今までの暮らしやここまでの道中であったことを質問された。暮らしに関しては自分の父、レオン公爵の領地であるため聞きたかったようだ…。


「辺境区の村はどうですか?住みにくいなどはありませんでしょうか?」

「はい、商人がたまに来てくれるので物資などの売買は問題ないと思いますよ。」

「この前そのおじさんにクッキーもらったの!」

「そうでございますか!それはよかったです!」

「あと魔物などは大丈夫なのでしょうか…?」

「そうですね…。最近このあたりに出現しなゴブリンが山に出ました…そしてベルがそのゴブリンに襲われ私が撃退したのですが、きちんと調査をしたほうがいいかもしれません。」

「なんと!?わかりました。そちらは父に報告しておきますね。」

「はいお願いします。」

「それにしてもレイガ様は道具の修理や扱いも長けていて武勇もある方とは…私とそう歳が変わらないのにその活躍、尊敬できるものがあります。」

「いえいえ!プラム様も領主様のお手伝いや民への気遣い、そしてその気品ある行動とても自分にはまねすることができません。」

「あら?それはレイガ様だってそうですよ?その歳でちゃんと敬語で話される方はおりません…皆最初はご両親に教わりながらお話していますので…」

「そうでしょうか?自分はつたない敬語だと思っておりますが?」

「十分達者でございますよ?でもわたくしはもう少し砕けてお話してくださるとうれしいのですが…」

「えっ?あ、いえいえ!プラム様にそんなことは…」

「かまいませんよ?わたくし同じくらいのお友達がそんなにいませんのでこんな風にお話したいと思っていました!」

「ねーそれってベルもいいの?わたしけいご?って言うのよくわからないから」

「えぇ構いませんよ?ベル様はお友達です!」

「わーい!友達!」

 うん!とても心が和む光景だ…ってまてまて!

「あ、あの不敬罪とかには…」

「大丈夫です!わたくしが良いと決めましたからレイガ様もどうぞ気遣いは無用です!」

「は、はぁ…それではゴホン!プラムさんルベリオンまでよろしく!…こんな感じでいいかな?」

「はい!大丈夫です!あと『プラム』って呼んでも構いませんよ?」

「いや、そしたら敬語もいらないし俺のこともレイガでいいですよ?」

「ベルもベルでいいよー!」

「では…レイガさんベルちゃんでよろしいですか?あともうしわけありません。敬語はもう癖みたいなものなのでお許しを。」

「まぁそれで大丈夫かな?じゃあ俺はプラムって呼ぶね!」

「ベルはプラムちゃんって呼ぶ!」

「うれしいです!ありがとうございます!」

 

 うん…絶対公共の場では言うのは控えよう…不敬罪こわい!


「そういえばレイガ様は2つも属性魔法が使えるんですね!」

「えっ!?あーそうだねー」


 そっか山賊を凍らせたり、燃やすぞとか言ったことを喋ったからか!


「あとレイガは早く動いたりぴかっと光ったり重いものを片手で持てるんだよ!」

「ちょっとベル!?」

「そ、それは本当なのですか?そうしたら『身体強化』が使える『無属性』と『光属性』と言うことですよね?4つの属性魔法を使うとなると人族では聞いたことがありません。エルフなどは使えるものが稀に居ると聞いていますがそれ以上になると先代勇者様達しかおりませんね!」

「へ、へーそうなんだー!」


 やばい…どうしても棒読みになってしまう!本当は3属性では無く創造とは言えない…属性は『火、水、風、土、光、闇』とあるが俺が使っているのは『全属性魔法』つまり『雷、時空、無属性、等』があわせて使えるわけで適当に作ったからそこらへんの制限が緩いんだよな…基本なんでも使える魔法みたいになってるせいでさ…。

 

「あの…わたくしは適正が『水属性』なのですがうまく制御できないのです。なにかコツみたいなのはあるんでしょうか?」

「あーそうだなーちょっと見せてもらっていいかな?」

「はい!では…[流れる水よ、我が手中に集まれ!『アクアボール!!』]…どうでしょうか?」

 水の塊がプラムの手の平にまるでシャボン玉のように浮いてる…。そして10秒たったあたりでばしゃんとはじけてしまい床が水浸しなってしまった…。

「なるほど…なんとなくわかったよ!まず魔力を使いすぎだねだから長時間維持ができないんだ。」

「やはりそうなんですか…つい力んで魔力を多く流していましたので…」

「次にイメージ!たとえば…『アクアボール』っと…、俺はこんな風に作ってみたけど、どう思う?」

「水の表面に極わずかですが魔力を感じます!」

「そう!薄い皮を作ってその中に水を閉じ込める感じ!」

「なるほど!ではわたくしも!『アクアボール!』」

 俺のを観察して唱えてみたがこんどは1秒も耐えずにはじけてしまった…

「まぁ初めはそうなるよねーこれはただの薄い皮って思ってやっちゃいけないんだ柔軟性がありなおかつ破れにくいとイメージする事が大切!これは何回も練習してやるしかないね!」

「なるほどわかりました!屋敷についたら早速練習したいと思います!」

「うん!頑張って!」


 はぁ…まぁこんなもんじゃないかな?いきなり上級魔法の『氷』のやり方を聞かれてもきついしな…最初はイメージだよ!これ大切! 

 ここまで読んでいただきありがとうございます!

さてお盆ですね!私はこれを書く前にいっぱいお酒を飲んでしまって結構眠くなってしまいました。ので今日はさっさと寝ます。


次回の更新も月曜AM1時に更新予定です!よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ