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15話 イベント盛りだくさん!公爵の娘の出会い!

 3人目?のヒロイン登場回!

 翌日いつものように起き、朝の素振り魔力操作の練習を終え朝食の準備をしていた。


「さぁ朝だ!みんな起きろ!」

「ふぁー…レイガおはよう…」

「あぁおはようベル!ご飯できてるから顔洗ってきな」

「はーい…ムニャムニャ」

「おぉおはようレイガよ…」

「じいちゃんおはよう!さっさと準備したらご飯食べて町にいくよ!」

「うむ…朝から元気じゃのー」

「さて…あいつらはまだかな?」


 俺は入り口のほうへ歩いて行くと。


「兄貴おはようございます!」

「今日もいい天気でやんすね!」

「いやーご飯ごちそうになってるっす!」


 おい…まじかこいつら俺が作った朝食ほとんど食ってるじゃねーか!?


「おい…なんでお前らがそれを食ってる?」

「えっ!?これは外に出されてたからてっきりあっし達に兄貴が置いておいた物だと思って田でやんすが?」

「まさか!?これは兄貴達の食事だったのか!?」

「やばいぞ!命の危機だ!!」

「「「お許しを!!」」」


 はぁ…まぁこいつら用に作ってなかった俺が悪いか…


「はぁ…食ったことはもう良い…俺がまた作ればいいだけだからな…」

「へっ!すいやせん!」


 こうして俺はまた調理をまた始める。まぁメニューは簡単な物だったからよかったな。


 そして食事を終えた俺達は出発することになったんだが…


「なぁなんでお前らも一緒なの?」


 そう山嵐の奴らが俺達と一緒に行こうとしていた…。


「へへっ!兄貴が前に行ってた通り自首しにいくでやんすがあっし達だけが町へ行くと面倒なことになりそうなので兄貴達について行けば衛兵にあっし達のことを説明してもらえばよろしいのかとおもいやして!」

「あぁ…そうだった。わかった、ただ勝手な行動はするなよ?」

「「「へい!」」」


 レイガのパーティに山嵐が加わった!


 さて、ここから街道に戻るって先に進むのだが…おいおい今度は馬車が止まっていた…どんだけ物騒なんだよこの街道…。イベント満載なのか!?そうなのか!?俺が転生者だからこうなのか!?


「あぁ…頭が痛くなってきた…」

「レイガ大丈夫?あ、馬車から誰かきたよ?」


 馬車から来たのは執事風のおじさんだった…。まぁ話はじいちゃんに任せよう。


「街道を封鎖して申し訳ありません…我々の馬車の車輪が壊れてしまい動けぬ状態なのです。しかし我々も急いでいる身…ご助力お願い致せませんか?」

「そうですか。我らに馬車はありませんがレイガどうにかなるかの?」

「えっ!?あ、うん。では少し馬車を見せていただけますか?」


 おいおい無茶振りだな…。まぁ魔法をごまかして使えばなんとかなるか…。


「では案内させていただきます。あと馬車の中には我らの主が乗って居ますので近くに行くものは武器を預からせていただけますか?」

「あ、はい大丈夫です。ではこれを…」


 俺は、鉄の剣を執事に渡した。まぁ収納の中にたくさんあるんだけど…まぁいいよね。


「ではこちらに。」


 案内された馬車の付近には、騎士の男3人が見張りをしていた。俺が近づくと警戒をしていたが子供だと気づいたみたいですこし警戒が緩んだ…。まぁこのなりだからしょうがないけどな。


「ではちょっと見させていただきますね。」


 ふむふむ車輪の軸が折れたのか、なら手持ちのもので何とかなりそうだな…。


「大丈夫です!なおせそうですよ!」

「おーこの破損が直せるのですか!?もしかして職人をしているのですか?」

「いえいえあくまで応急処置ですので町へ着いたらちゃんとしたところで見たほうがいいですよ?では今直しますんで少々お待ちください。」


 俺は収納…だと怪しまれると思ったので鞄に手を入れそこから収納で鉄を取り出すことにした。マジッ

クバックがあるらしいし大丈夫だろ…。さてこれを棒状に伸ばして折れてるとこに接着したら溶接っと、後は馬車が傾かないように木の樽で支えておくかー。ふふん♪車輪ををはずしてー新しい軸に変えてっとよっし!出来上がり!


「これでどうでしょうか?」

「すげーな坊主!よくできてる。」

「おぉ!ありがとうございます。これで町まで行けます。」

「いえいえ!でも必ず本業の方へ見てもらってくださいね。町までは持つとは思いますが繰り返して使うのはさすがにきついと思いますんで!じゃあ自分はこれで祖父のところへ戻ります。」

「あの少し待ってください!」

「えっ?」


 立ち去ろうとして踵を返したら後ろから声がした。振り返ってみると俺と同じくらいの女の子が馬車から降りてきた。


「お、お嬢様!?」

「お嬢様っ!?なんで?えー?」

「爺や私はその方に令を言いたいの…お時間よろしいかしら?」

「はっ!ここに居られますのがルベリオンを治める領主『レオン・オルカンディア公爵』のご息女『プラム・オルカンディア様』で御座います!」


 公爵だと!?それって王様の次に偉い人じゃ…てか国王も苗字もオルカンディアだよな?兄弟か従兄弟?って事になるのか?


「プラム・オルカンディアです。このたびは馬車を修理していただいてありがとう御座いました。」


 わぉ!言葉が綺麗で丁寧な子だ!これが淑女の教育って奴か…


「いえいえ!あ、申し送れました。俺、いや自分はレイガ・ロータスと申します!まさか公爵様の馬車とは知らず申し訳ありません!」

「いえ良いのです。お忍びで王都へ旅行して居ましたので私の馬車だと思われないのは仕方ありません。改めて御礼申し上げます。」

「い、いえ!ありがたきお言葉!」

 

 あはは。立派な子だなーてか俺の敬語大丈夫かな?不敬罪とかにならないよね?


「そうだ爺や!レイガ様たち護衛をしてもらえないかしら?」


 ファッ!?


「そうですな。聞くところによるとレイガ様一行もルベリオンへ行くみたいですし、レイガ様どうでしょうか?もちろん町へ着いたら修理代も含め護衛料も払わせていただきます。」


 えっ!?ちょっと!?


「えーっと祖父に聞いてからでもよろしいですか?」

「ええっ!お待ちしておりますのでどうぞ」


 マジか…どうしてこうなった。


「って言うことになったんだけどどうするじいちゃん?」

「いいんじゃないかのー?幸い山嵐とワシが居て大人は4人レイガとベルは護衛の頭数には入れられて居ないはずじゃからお嬢様の話相手をしろっと言うことじゃと思うぞ?レイガが嫌じゃなければ受けていいと思う。」

「はぁーそうか。じゃあ受ける!報酬のこともあるだろうけどベルをずっと歩かせていたから疲れてるだろうしまだ馬車に乗っても2日もかかるからねー」

「うむそうしたほうがいいじゃろ。ではワシが返事をしてくるから山嵐に粗相が無いように気を配れといっておいてくれ…奴らはレイガの言うことしか聞かんのでな…」

「あ、うんわかったよ」


こうして俺達はルベリオンの公爵の娘と出会った。

ここまで読んでいただきありがとう御座います。

イベントって本当に多いですよね…ゲームをしてるとどのゲームのイベントを消化するかとか色々悩みます。私は今FGOばっかやってますがねー明後日にはFF14のイベントがあるんですが…あぁこっちの更新を途切れないようにせねば!頑張ります!


次回更新も月曜AM1時に更新します!お待ちください!

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