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11話 旅路準備

いちゃいちゃ…

チュンチュン


 (あぁ…スズメが鳴いてる。やっと朝か…俺は耐えたぞ!俺はやり遂げた!!もうゴールしてもいいよね…)そこには目の下にすごいクマができた男が朝が来るのを待ちわびていた…。


「んっ…ううん…レイガ?」

「やぁ朝だよ!起きれそう?俺は朝食の準備してくるからそろそろ大丈夫かい?」

 ようやくお姫様のお目覚めだ。オールしたせいでテンションおかしい…でも朝練と朝食の準備はしなくてはならいのでまだ倒れるには早い!すべてが終わったら寝ようそうしよう!


「うん…ありがとねレイガ。」

「ううん。いいんだよ!じゃっ行って来るね!もう少ししたらリビングに来てね!」

「うぅ…わかったー。」

 あららまだ寝ぼけていらっしゃる…よしじゃあ行くか!


 朝食の下準備をしようとリビングに行くとモーガンがダイニングテーブルで紅茶を飲んで待っていた。これは毎朝のことだ。俺の下準備が終わるまでいつもそうして待っていてくれる。


「おぉ!レイガおはよう!今日はすでに疲労困憊の顔つきじゃのう」

「おはようじいちゃん。うんまぁ大丈夫、これから下準備するからもう少し待ってて」

「うむ!わかったぞ!」

 そうして準備が終わって毎朝恒例の朝練が始まる。どうやら途中でベルが庭に来て俺たちの様子を見に来ていた。モーガンと俺の試合形式の練習をみて口をポカンと空けてみていた。


「ふぅーレイガよ今日はずいぶん攻撃的だったな。なにかあったのか?」

 試合が終わるとモーガンはそう聞いてきた…。

「いやー今日はもうテンションが吹っ切れてやばいんだよね!動かないと倒れそうだったからね!(眠気で)」

「そ、そうか、まぁあまり無理するのではないぞ?」

「うんわかってるよ!さてじゃあ朝食にしようか!ベル朝食食べよう!」

「う、うん!」

 練習を切り上げてベルに声を帰るとまだびっくりしていた。

「どうしたベル?俺の戦闘は昨日みてただろう?」

「う、うんでも改めてレイガってすごいなって思ったの!魔法もなしであそこまで動いて私達獣人より早いんじゃない?」

「そうか?でもじいちゃんと戦ってればこんなの準備運動だし普通だと思うぞ?」

「レイガよ…ぬしはワシよりもう強いんじゃないかと思うぞ?ワシはここまで充実している戦闘をした事がない…」

「いやいや!剣も槍もじいちゃん仕込だし当然でしょ!俺の魔法は確かに独学でやったからまだアレだけど…」

「いやレイガ!ぬしの魔法はむしろ上級魔法以上じゃ!無詠唱でここまでの威力コントロールは子供ではまずできない!ぬしが時々見せてくる『無限収納』もそうじゃがぬしは普通ではない!」

「あーまぁそれはイメージの問題だよ。たとえばこの木刀に炎を纏わせたいなーって思うでしょ?普通は剣自体が燃えて炭になるって思うだろうけど、刀身に薄く魔力の層を作るそしてその上に炎魔法を使えば…ほらっ簡単でしょ?」

 と木刀に炎を纏わせた魔法ができた。


「いやいや、ワシにはそんなこと想像できんわい…ぬしはやはり天才じゃわい」

「私もレイガがすごいって感じしかしないよー」

「あーもーまず朝食だ朝食!ほら行こう!」


 そして3人で食卓を囲む。メニューはベーグルみたいなパンと、猪のベーコンエッグ、畑で取れた野菜のスープ。2人はそれをおいしそうに食べていた。いやー調理してよかったって思うのはこう言うときだよな!


「あ、そういえば近々町に行くってって言ってたけど具体的にはいつなの?」 

「ガツガツ…ゴックン あー来週くらいには出発したいのーそれまでに準備しておくがいいぞ?」

「ベルも一緒だから服とかの着替え要したほうが良いよね?じいちゃんあとで頼んでいい?」

「えっ!?私の服くれるの?」

「そうじゃなーこの家には男が2人じゃから女の子の服が無いんじゃったなーよしわかった後で村の者にもらってくるわい!」

「わーい!ありがとうおじいちゃん!」

「!?お、お、おじいちゃん!いい響じゃー!」

 おっと変なスイッチが入ってる…。

「よかったなベル。俺はちょっと用事があるから今日はじいちゃんと一緒にいてくれ」

「うん!レイガと一緒じゃないのはすこし寂しいけど我慢する!」

「よしよしいい子だ。じゃあじいちゃん頼んだよ?」

「うおおおおお!今のワシは最高潮じゃ!!任せろ!!」

 うん…よかったな孫が増えて。


 そうして俺は食器洗い、洗濯など家事を終わらせたあと部屋に行きやっと眠ることができた。

「あぁ…よう俺のベッドよ…お前は最高だ、ぜ…Zzz…」


 そして目が覚めるともう夕方だったのだがなぜか俺の横にベルが寝息を立てて眠っていた…。

(えぇー!なんで!?)

「んーレイガ?」

「は、はい!」

「レーイーガーっ!ぎゅー!」

「はうっ!?」

 ベルは寝ぼけているのか俺を抱きしめて離さない!俺の胸にはベルの頭。手を腰に回して完全にホールド状態…。

「べ、ベルさん?」

「すーすー」

「寝てる!?」

(えーどうしたものか…)

 と俺があわあわしているとドアが突然開いた!


「おーレイガ!やっと起きたか!」

「じいちゃん!?あ、えっとこれはちがくてっ!」

「ほうほうベルちゃんも寝てもうたかーレイガよ起さないようにな!それでは夕飯は作れそうに無いじゃろうからワシがなにか適当に作っておいておくわいベルが起きたら一緒に食べるがよい」

 と言い部屋から出て行った…。

「ちょっと!?何とかしてくれんじゃないの!?えーーー!?」


 そしてベルが起きたのはその2時間後ぐらいだった…



翌週


 いよいよ今日オルカンディア王国のルベリオンと言う町へ行くところだ。

「ふーこれで準備は完了かな?一応町まで行く食料と着替えはこれで足りるだろ!あとはこれを収納に入れてっと…」

「おーいレイガよ!ワシの荷物も入れてはくれんかのー」

「私のもー私のもー」

「はいはいそこに置いておいて俺はいまみんなの食料を収納してるところだからー」


 さぁ準備も完璧!さー行こうじゃないか!最初の冒険だ!!


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名前:レイガ・ロータス 種族:人間 性別:男 年齢:5歳

称号:(『転生』『慈愛女神の思い人』『戦神の標的』『創造神の息子(仮)』)

   『スライムスレイヤー』 『鬼人の孫』『山の狩人』

職業:なし

Lv:48(15)     

HP:(599)200   MP:(∞)200

物功:(685)200  物防:(656)200   

魔攻:(∞)200   魔防:(∞)200

速度:(636)200   幸運:10


装備:鉄の剣 鉄の槍 革の胸甲 布の子供服 皮のズボン 皮のブーツ 黒革のケープ


加護:(『慈愛の女神の加護』『戦神の怒り』『創造神の応援』)


スキル:(『鑑定』Lv:MAX 『偽装』Lv:MAX 『魔法創造マジック・クリエイト』Lv:???

    『物質創造』Lv:??? 『成長補正』Lv:??? 『全耐性無効』Lv:MAX) 

『体術』Lv:8 『剣術』Lv:8 『槍術』Lv:8 『無詠唱』Lv:??? 『調理』Lv:5


魔法:(『無限収納』Lv:??? 『地図魔法』Lv:??? 『全属性魔法』Lv:??? 『転移魔法』Lv:??? )

   『火魔法』Lv:2 『水魔法』Lv:2 『風魔法』Lv:2 『土魔法』Lv:2 『光魔法』Lv:2

   『闇魔法』Lv:2 『生活魔法』Lv:2 

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ここまで読んでいただきありがとうございます!

最初の冒険が始まりますね!町までは距離はそこそこある感じなのですが子供にとっては世界が広く感じるでしょうし充実した旅がおくれそうですね!


次回の更新は月曜です!

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