雪の降る夜
あれは三年前の冬の事でした。
私には愛する男性mさんがいました。しかし…
「すまん。お前よりも好きな奴が出来たんだ。だからお前は、いらない」
その人には既に私よりも好きな人が出来ていたのです。
私はこの世に必要ないのかな。
今はただ、この雪のように色も白く染まってしまった。
悲しい…この想いをどう伝えればいいだろう。
ワタシヲ、ステナイデ…
スキニナッテヨ。
ネェ、ネェッタラァ!
彼氏は鉈で殺されていた。
真紅と純白に染まる私…
「アハハハハハハ!、コレデズットイッショダネ。」
しかしそんな中、彼からの手紙を見つけた
内容はこうだ。
「これを読んでいる時はお前は俺を殺しているだろう。本当は、あの時俺はもうこの世にいなかったんだ。つまりさ…あんたが倒したのはさ…」
恐る恐る遺体をよく見てみる…すると
なんと、そいつはmが好きになった娘だった。
「ウフフ、そうか!」
それに気付くとその遺体をバラバラにし、赤ちゃんを引きずり出して
「オギャアオギャア」
「うるさいんだよ!」
ザシュッ!…と斬られると思いきや赤ちゃんはうまい具合にかわし…
「よくも、ママを!」
赤ちゃんは指を動かすと私は宙に浮き、そしてマンションの屋上から転落した。
「あめぇんだよ。」
赤ちゃんは瞬間移動した。
完