表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
115/132

離れて

亜耶に何も告げずに出国して一ヶ月。

毎日忙しい日々を過ごしている。

覚えることも多々あるが、充実してる。

夜の誘いもソコソコこなし女性の誘いは、殆どと言ってもいいほど拒み続けた(いらぬ噂が経つほどに)。


今頃、亜耶は何しているんだろう?

そう思いながら、腕に着けている時計を見る。

一つは亜耶から貰った物(こっちは、日本時間に設定)ともう一つは、親から高校入学の時に貰った物(こっちは、現地時間を設定)。

朝の八時か…。登校してるんだろうなぁ。

アイツ、ちゃんと守ってるだろうな。まぁ、登校は一緒にしてるから、ある程度の牽制出来てるだろうが…。

こっちから、亜耶に連絡できないから、余計に辛い。

亜耶は、俺が此処に居ること事態知らないのだから…。



そろそろテスト…終わってるか…。

って事は、親睦を深めるためっという名義のレクリエーションか…。

大抵は、学年毎のはずだが、この間見た限りでは、上級生の不満が出てて、生徒会が動き全学年レクになってそうだな…。

班も学年レクだったらアイツだけでも平気だっただろうが、学年レクじゃ、難しいか…。嫌、確か真由の婚約者も同じ学校に居る筈。あいつが、何とかするか…。裏事情に詳しいあいつなら任せられるか…。

後は、亜耶自身が警戒を怠らなければ、大丈夫だろう。


早く会いたい。

俺の長年の想い人。

彼女の笑顔を直に見て、癒されたい。

今は、スマホのフォルダー(これ)に入ってる写真で我慢するか…。


写真を眺めていたら、余計に会いたくなってきた。

研修これが終わったら即行会いに行って、自分の腕の中に閉じ込めてしまおう。

自分の気がすむまで…。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ