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第2話 ○月○日 つかまり立ちをした!

  うちの娘が、なんとテーブルにつかまって、とうとうタッチしちゃいました!

  足がフラフラしているし、すぐにペタンとお尻をついちゃったけど、

  とうとう立ったよ!パパ、めちゃくちゃ嬉しい(*≧∀≦*)


 そんなブログを、聖君が書いた日だった。朝ご飯も終え、洗濯物を干していると、

「桃子ちゃん!父さん!母さん!」

という聖君の雄叫びが聞こえて、みんなで何が起きたのかと慌ててリビングに行くと、

「凪が…、つかまり立ちしたんだよ~~~!!」

と感極まっている聖君がそう叫んでいた。


「あ~~~あ?」

 当の本人は、パパが感動しているし、みんなが走ってやってきたからびっくりしている。

「本当か?凪ちゃん、もう一回立ってみて」

 聖君のお父さんがそう言うと、凪は何を勘違いしたのか、ハイハイしてお父さんの方に寄っていき、手を伸ばした。


「あ、抱っこじゃなくって、たっちだよ、凪ちゃん」

「た~~~た」

「う~~ん、抱っこして欲しいのかあ」

 お父さんはそう言って、凪を抱っこした。


「つかまり立ちだけ?まさか、歩いたり」

 お母さんが聖君に聞いた。

「つかまり立ちだけ。でも、足がおぼつかなくって、すぐペタンと座っちゃった」

「そうなの?すぐ座っちゃったの?」


「うん。なんかさ、なんか、おぼつかない足もお尻もメチャかわいくってさ。ああ!ちきしょう!ビデオ用意しておくんだった」

「そうだな、聖。いつまた、つかまり立ちするかわかんないんだから、今のうちに用意しておこう」

「うん。ここに置いておこう」


 そう言って聖君は、ビデオカメラをリビングのテーブルの上に置き、

「凪、これでばっちりだ。いつでも、つかまり立ちしていいぞ」

と凪に向かって、鼻をふくらませて言った。だけど、午前中、凪はクロと遊んだり、聖君の膝の上に座っていたりして、つかまり立ちをする様子は見せなかった。


「凪。たっちは?もうしないの?」

「た~~た?」

「たっちだよ、たっち」

「たった」


 聖君の膝の上で、ニコニコ凪は嬉しそうにして、まったくつかまり立ちをする気はないらしい。

「しょうがないか。ま、気長に待つとして、凪と遊ぶかな」

 そんなことを聖君が言い出して、凪とおもちゃで遊びだした時に、お店にやってきたのだ。麻里ちゃんパパが…。


「じゃ、今呼んできます」

 私は、2階で仕事をしているお父さんを呼びに行った。

「麻里ちゃんのパパが?お礼にわざわざ?」

 お父さんも不思議そうな顔をして、1階に一緒におりてきた。


「でも、ちょっと顔つきが怖いんです」

「強面の顔の人?」

 お父さんが、小声でそう聞いてきた。

「いえ、そうじゃなくって」


 お父さんは、首をかしげながらお店の方に行った。

「どうも、こんにちは」

 そして、お店のカウンターに座り、水を飲んでいる麻里ちゃんパパの前まで歩いて行った。

「……」

 麻里ちゃんパパが、変な顔をしてお父さんを見ている。なんでかなあ。


「あの、僕は今、凪ちゃんのおじいさんを呼んで欲しいと言ったんですが。凪ちゃんのお父さんですか?」

「はい?」

 お父さんは目を丸くした。聖君も凪を抱っこして、テーブルの椅子に腰掛けていたが、ズレ落ちそうになっていた。


「すみません。凪の父親は俺です。で、そっちが俺の父親で、凪のおじいちゃんですよ」

 聖君は凪を抱っこしたまま立ち上がり、そう言った。

「え?この人が、凪ちゃんの?!」

 麻里ちゃんパパはびっくりして、お父さんの顔を見た。


「そ、そうか、そういうことか。だから、僕が来るのを嫌がったんだな!」

「は?」

「妻は、ここ最近、明るくなったし、化粧もするようになったし、変だと思ったんだ。僕がこちらに挨拶に行くと言ったら、そんなことしないでもいいとやたらそう言って。でも、これでわかった」


「何がですか?」

 お父さんがキョトンとした。聖君もお父さんの横までやってきて、同じ表情をしている。

「た~~た?」

 凪だけが、聖君の顔をペチペチしておしゃべりをして喜んでいる。


「つ、妻といったい、いつも何をしているんですかっ」

「は?」

「妻にどうやって、言い寄ったんですか?いったい、どうやって!」

「ちょ、ちょっと待ってください。何を言っているのかわかんないんですけど」


 お父さんは慌ててそう言った。その隣で聖君は眉をひそめ、

「麻里ちゃんのお父さん、なんか変な勘違いしていませんか?」

と、そう聞いた。


「勘違いなもんか。妻が変わったのは、こいつと浮気をしているせいだったんだ。ああ、そうだったんだ!」

 麻里ちゃんパパはそう言うと、顔を赤くしてもっと憤慨して、

「妻をあんたが誘惑したのか!」

と、お父さんに食ってかかろうとした。


「ちょ、ちょっと待って!」

 私も聖君も止めようとしたが、私たちの後ろから思い切り大きな笑い声がして、驚いて振り返った。

「いやだ~~~!そ、爽太が浮気~~~?!」

 お、お母さんだ。お腹を抱える勢いで笑い転げている。


 え、え~~~~。お母さん、笑っている場合?

「爽太が浮気なんて…。それも、麻里ちゃんママと?」

 まだ、笑ってる。


「な、何がおかしいんですか」

 麻里ちゃんパパはまだ、怒っている。顔を赤くして、腕もフルフルと震えている。

「だって、おかしいわよ。麻里ちゃんママとは、私も仲いいの。うちの家族みんなと仲いいんですもの」

「あなたは?」

 麻里ちゃんパパは、まだ鬼のような形相で、お母さんに聞いた。


「私は、凪ちゃんのおばあちゃんです」

「え?」

「だから、聖の母親です」

「じゃ、じゃあ…」


 麻里ちゃんパパは、お母さんとお父さんを交互に見た。

「…いったい、なんで俺と麻里ちゃんママが浮気しているなんて勘違いしたんですか?冷静になって考えたら、そんなわけないってわかるでしょ?」

 お父さんが、やっとこ話しだした。今まであまりの驚きで、口をあんぐりと開けたまま黙り込んでいたのだ。


「リビングには、凪ちゃんやクロもいるし、桃子ちゃんが一緒の時がほとんどだし。店にはいつだって、妻のくるみがいて、くるみも麻里ちゃんママとはいろいろと仲良く話したりしていたし…。それなのに、なんだって、浮気なんかできるんだか…」

 お父さんはそう言うと、首をかしげて、

「何か、麻里ちゃんママとあったんですか?」

とそう聞いた。


「……。妻が、あまりにも最近変わってしまったので」

「そんなに変わったの?」

 お母さんは笑うのをやめて、真面目な顔をして聞いた。


「それに、麻里も…。あまり泣かなくなったし。だけど、妻がいないと、ものすごく泣くんです」

「あ、後追いもひどいって言ってた」

 私がそう言うと、麻里ちゃんパパはうなづいた。


「はあ…」

 麻里ちゃんパパは、重いため息をついた。

「でも、それって仕方ないんじゃないですか?麻里ちゃんといつも遊んであげてたら、麻里ちゃんだってもっとパパになついたと思いますよ」

 聖君が、クールな声でそう言った。


「…わかってます。仕事にかこつけて、ほとんど妻に麻里の世話を押し付けていたのも…」

「麻里ちゃん、可愛くないんですか?」

 聖君が、眉をひそめてそう聞いた。

「…可愛いですよ。でも、夜泣きとかひどいと、翌日の仕事のほうが気になって」


「仕事のほうが大事ですか?」

「大事でしょ?」

 麻里ちゃんパパがそう聖君に言い返した。


「じゃ、奥さんは?奥さんが子育てで大変な思いをしていても、平気なんですか?」

「……。妻は、家にいて麻里と昼寝だろうがなんだってできる」

「な、なんですか、それ」

「って、そう思っていました。でも、妻がどんどん暗くなって、口もきかなくなって、麻里が泣いてもたまに、麻里をほっておいて、ぼ~~っと一点を見つめている時もあって」


 え?そうだったの?

「そんな妻を見て、僕も心配になってきていたんです。それからは、話しかけたりしていたんですが、向こうの方が僕と話したがらなくなって。妻のお母さんも心配して、様子を見に来たりしてくれていたんですが…」


「あんまり、うちにも公園にも遊びに来なかった時かなあ、それって」

 私は思い出しながらそう言った。

「多分そうだと思います。でも、だんだんと妻の様子が変わってきて、化粧もちゃんとするようになって、やけに明るくなって来たので、いったい妻の身に何があったのか気になってしまって」


「それで、今日様子を見に来たんですか?」

「はい。凪ちゃんの家に遊びに行っていると、それは前から聞いていたんですが、それだけで、あんなに妻が変わるとは思えなかったので、一回、とにかく挨拶に行くと妻に言ったんです。でも、妻がそんなことはしてくれないでもいいからって」


「ふうん。なんでかな」

 聖君が首をかしげた。

「まあ、とにかく、座って落ち着きませんか?」

 お父さんがそう言って、テーブル席の方に麻里ちゃんパパを座らせた。


「コーヒーでも入れましょうか、ね?」

 お母さんがそう言った。

「すみません。でも、そろそろお店を開ける時間ですよね?」

「そうね。じゃ、コーヒーは爽太か、聖にお願いするわ。絵梨ちゃん、開店の準備進めちゃいましょうか」

「はい」

 お母さんは、キッチンの方にいた絵梨さんにそう言うと、キッチンの奥へと入っていった。


「俺、コーヒー入れてくる。父さんも飲むよね」

「ああ、悪いな」

 お父さんはそう言って、テーブル席の麻里ちゃんパパの前に座った。


「桃子ちゃん、凪、お願い」

「うん」

 私は凪を聖君から受け取った。

「桃子ちゃん、リビングに上がってていいわよ。麻里ちゃんパパのことは、爽太に任せて」


 お母さんにそう言われ、私は凪を抱っこしてリビングに上がった。それからしばらくすると、聖君もリビングにやってきた。

「あれ?」

「俺も、リビングにいろって母さんに言われた。邪魔だってさ」

「聖君も?」


「父さんだけに任せていたらいいって。俺だとつい、ムキになったり、怒り出すから話にまざるなって」

 う…。そうなんだ。さすがお母さん、聖君の性格見抜いている。でも、確かに、お父さんだったら冷静に話を聞いてあげられそうだ。


「…麻里ちゃんママがそんなふうになるまで、気づかなかったのかなあ」

「え?」

「そんなに仕事のほうが大事なのかな」

「……うん。どうなんだろうね。でも、うちのお父さんも忙しくなってからは、あんまり私と遊んでくれなくなったし」


「あ、そういえばそう言ってたね。確か、昇格しちゃったんだっけ?」

「うん。一気に忙しくなっちゃったみたい。お母さんもエステの仕事あったから、私はおばあちゃんのところによく預けられてた」

「そっかあ。おばあさんやおじいさんと一緒に住んでいたら、ずっと桃子ちゃんは家に居られたんだね」

「うん」


「…ここでも、凪は俺がいないときや、桃子ちゃんが店の手伝いをしているとき、父さんに見てもらってるんだから、おんなじようなもんか」

「だけど、凪は寂しくなったりしないと思う。あ、私も。育児で大変だって思ったこともないし」

「麻里ちゃんママは、一人きりで麻里ちゃんの世話して、きっと辛くなったんだろうなあ」


「核家族って大変だね。特に旦那さんが忙しかったりすると」

「そうだなあ」

 聖君はそう言って、私の膝の上からハイハイしてテーブルの方に寄っていった凪を見つめた。私もなんとなく、凪のことをぼ~~っと見ていた。


 すると、凪が、テーブルにつかまって、足をちょっと震わせながら、つかまり立ちをした。

「あ~っ!立った!凪が立った!か、か、カメラ!」

 聖君は慌てて、ビデオカメラを持って、凪のことを映し出した。


「聖!凪ちゃん、立ったの?」

 今の大きな聖君の声で、お店にいたお母さんが飛んできた。

「うん、今…」

 聖君は、まだビデオを撮り続けている。


「爽太!凪ちゃんが!」

 お母さんは、お父さんも呼んだ。お父さんもお店から、すっ飛んできた。

「凪ちゃん、あ、立ってる!!」

 お父さんもお母さんも、感動している。


 凪は、そんなみんなをちらっと見て、ドヤ顔をした。そして、

「た~~た~~~」

と言いながら、テーブルにずっとつかまって、嬉しそうによだれまで垂らしている。


「きゃきゃきゃ」

 いきなり、凪はテーブルをペチペチして笑ったかと思ったら、バランスを崩し、ペタンと尻餅をついた。

「うわ!び、びっくりした。凪、大丈夫?お尻打たなかった?」

 聖君が、ビデオカメラを持ったまま、凪を抱っこして膝の上に乗せた。


「あ~~う~~」

「あ、大丈夫そうだ」

 聖君は、まだご機嫌の凪の顔を見てほっとしている。


「凪ちゃんの立った姿見れたわ~~」

「うんうん。聖が言ったように、足もお尻も可愛かったなあ」

 お父さんとお母さんはそう言いながら、お店に戻っていった。


「あ、麻里ちゃんパパ、ごめんなさい。お店に置いてっちゃって」

「いえ。凪ちゃん、つかまり立ちしたんですか?」

「そうなのよ。今日初めてつかまり立ちをしたの。これからは、伝い歩きをしだすのかしら。もっと目が離せなくなっちゃうわね、爽太」


「ああ、そうだな。気を付けないとな」

 そんな話し声がお店から聞こえた。

「つかまり立ちが、そんなに喜ぶことなんですか?」

「え?当たり前じゃない。どんな成長も、うちの家族はみんなで喜んじゃうわよ。麻里ちゃんパパは違うの?」

 お母さんのその言葉に、麻里ちゃんパパは何も返事をしなかったようだ。


 それから、11時を回ると、お客さんが入ってきたようで、麻里ちゃんパパは帰っていったようだった。お店からお父さんが一人、リビングに戻ってきた。

「麻里ちゃんパパ帰った?」

 聖君が聞いた。


「うん、今、帰っていったよ」

「ふうん。父さん、何を話したの?」

「いや、別に。大した話はしていない」

「…麻里ちゃんパパ、麻里ちゃんの成長嬉しくないのかな」

 聖君はまた、眉をひそめてそう言った。


「嬉しくないわけじゃないだろうけど、余裕がないんだろうな」

「え?」

「仕事、かなり大変らしい。彼は彼で、ストレスがあるのかもね。いろいろとね。でも、家では奥さんが子供の世話にかかりっきりだし、そのうえ、子供が夜泣きをしたり、奥さんが暗かったりしたら、彼だって心の拠り所がなくなってしまうしね、夫婦どっちも、余裕がなくなってしまったんだろうなあ」


「…そっか。俺の場合、まだ大学生っていう立場だし、バイトだって自分の家だしなあ。もし、そこで何かあったとしても、桃子ちゃんに癒されちゃってるから、ストレス溜まることもないもんなあ」

「そうだな。それにお前、能天気だしな」


「ああ、そうだね。父さんに似てね。能天気な父さんがいてくれるおかげで、俺も気が休まるよ」

「それ、褒めてる?本当にそう思ってる?」

「思ってる。父さん、凪の世話も見てくれるし、桃子ちゃんもそのおかげで、子育てノイローゼとかにもならないですんでいるしさ」


「うん。そうだよね?ここじゃ、凪の世話をみんなが見てくれるし、私一人で大変な思いをするわけじゃないから、私はすごく恵まれているっていっつも思うもん」

 私がそう聖君に言うと、聖君よりもお父さんの方が嬉しそうな顔をした。


「思い出すなあ。お前もいつもチョロチョロしてて大変だったけど、父さんや母さんが面倒見てくれてたから、くるみ、大変そうじゃなかったもんなあ。あ、それに春香もよくお前の面倒見ていたもんな」

「俺、覚えてるよ。春香さん、よく遊んでくれたもん。あと、じいちゃんも、海に連れて行ってくれて、泳ぎを教えてくれた」


「だよなあ。父さん、めちゃお前のこと可愛がっていたし。俺に仕事押し付けて、自分は聖の面倒見ちゃってさ」

「あはは。そうだったんだ。じいちゃんならやりそう」

 そんなことを言いながら、聖君とお父さんが笑った。


 ああ、そうなんだ。榎本家はもうずっとそうやって、あったかい家だったんだね。でも、わかる。伊豆に遊びに行ったときも思ったもん。春香さんも、おばあさんもおじいさんも、みんな優しくてあったかかった。


「これからは、麻里ちゃんママだけじゃなく、パパまで来ちゃえばいいんだよな」

 いきなり、聖君がそう言った。

「ああ、いいね、それ」

 お父さんもニコニコしながらそう言った。


「じゃ、桃子ちゃん、そう麻里ちゃんママに言っておいて。ここにくりゃ、麻里ちゃんパパのストレスもすっ飛ぶかもしれないしさ」

「うん。今日さっそくメールでそう言ってみるね」

「うん」


 その日、夜になって麻里ちゃんママから、謝りのメールが来た。旦那さんが、我が家に来たことを麻里ちゃんママに素直に話したらしい。

>ごめんね。旦那がとんでもないこと言ったみたいで。もう、恥ずかしくて凪ちゃんのおうち、遊びに行けないよ。


>大丈夫だよ。今度は旦那さんも一緒に来てって、聖君もお父さんも言ってるから。ぜひ来てね。

>うちの旦那も一緒でいいの?

>うん、いいよ!

>ありがとう。旦那にも言っておくね。


 麻里ちゃんママからそうメールが来て、聖君も、

「良かったね」

と微笑んでそう言ってくれた。


 それから、数日後、麻里ちゃんママは、麻理ちゃんと旦那さんと一緒にお店に来た。麻里ちゃんママは、とっても嬉しそうだったし、麻里ちゃんもパパに抱っこしてもらって、嬉しそうだった。

 きっと、麻里ちゃんのママへの後追いも、そろそろ終わるかもね。




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