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作者: 春川あんり

初めて書いた小説なので。読みずらい、展開の意味がわかからない等がありましたら、言ってください。

恋の病にかかった人は怖い

恋は恐ろしい人間を作りだす事もある。何故だろう??

その答はわからない。


ただ好きになった人を捕られたくない。私の事しか見ないで。そんな人と仲良くしないで。などを束縛や、欲望や、嫉妬などと言う。

私はそうゆう風にはなりたくない。だから恋なんてしないそう心に決めていた。



ミ━ン ミ━ン


セミが鳴いている。


「セミうるさいなぁ〜。」


心子愛(ここあ)ー!!」


「なに〜??」


「留守番たのむわよー」


「はぁ〜い…留守番かよ…」

ミ━ン ミ━ン


「あー!セミうるさいっ。だから田舎は嫌いなのよ」


「心子愛ぁ〜」


「うわっ出たっ…」


「おいっ!幼馴染みの優矢(ゆうや)様に出たとは何だ」

(優矢は幼馴染みである毎日きてウザいんだよね〜)


「何しに来たのよっ」


「山で遊ぼうぜ!」


「あんたみたいヘボ男とは遊ぶ気でないわ。てか山で遊ぶとか何歳児だよ馬鹿」


「14歳児〜!」


「本当にウザい帰れ」


(あたしは何年か都会にいたのだ。だからすっかり都会人…。)


「昔、引っ越す前に約束しただろ!帰ってきたら山で遊ぶって。俺はずっと待ってたのに…。」


「わかったわよ〜。山に行くだけよ…。」


(昔、あたし達はすごく仲良かった。だから何だか心残りがあって良いと言ってしまった。まぁいっか…)



(そして歩くこと20分)


「きゃ━━━━━━━何よ此処!服が汚れるじゃないの。ちょっと聞いてるの優矢!?」


「………。」


「ちょっと!?優矢、返事ぐらい…」


グイッ


「きゃっ!?」


(突然、腕を強くつかまれた)


「な…何よ…。」


「……。」


(何だか突然、優矢の様子がおかしくなった…。)


「優矢…??どうしたのよ突然…。」


「……。」


「もー何よ!!言いたい事があるなら言いなさいよ。」


グイッ


(強く優矢に抱きつかれた)

「ゴメン…心子愛。俺おさえきれない、好きなんだ。心子愛の事…が…。」


「え!?」


「こんな誰もいない山奥に来たら変な事しか考えられない…。のこのこ付いてくる心子愛が悪いんだっ!!」


「何よっ!連れてきたのは優矢でしょ??あたしは悪くないわよっ」


「心子愛が悪いんだっ!!」


(強く強くキスをされた)


「っ〜。ん〜ん!!」


ドンッ


「何で…?山くる前は普通だったのに…何で…何でよ!」

  ━続く━「俺は昔から心子愛が好きだった…。でも突然、都会に引っ越したから俺はお前を待ち続けた。けどなかなか帰ってこなかった。だけど…ついこの前、田舎に戻ってきてくれて俺はすごく嬉しかった。けどお前は昔と大違いで、都会人だった。頑張って、せめて昔みたいに仲良くできれば良い。そう考えた。」


「じゃあ何でキスなんかしたのよ!!」


「心子愛が可愛くて愛しくて、頭には変な事が浮かび…。我慢できなくなった」


「あたしわっ……。」


「心子愛…??」


「恋なんてしたくなかったキスとかしたくなかった。あたし…わ…純粋のままがよかった。」


「ゴメン心子愛…ゴメンね」

「あんたもやっぱりあの男と一緒なのよ!!大嫌いっ」


「あの男…??」


「近寄らないでっ…!」


ダッ


(あたしわ、ひたすら逃げた。優矢がアイツと一緒な気がしたから…。怖くて)


「心子愛…!!」


パシッ


「触らないでっ!!」


「あの男って誰だよ…。」


「あんたに関係ないでしょ」

グイッ


「やめて…。抱きつかないで…」


「心子愛!お願いだから俺から逃げなんなっ!!」


(優しくキスした)


「お願いだからっ…。っ…」

(え?優矢が泣いてる)


「キスした事、謝るから許して心子愛…っ…俺お前に嫌われたら死んじゃうよ」


(一瞬、感じた。優矢の愛情を……。)


「ゴメン…ゴメンね………」

「優矢…。」


(自分からキスをした)


「もう謝らないで…。」


(あたしは都会に行って大事な事を忘れていた…。人を愛する事を…。)


「許してくれるの??」


「許してあげる。ただし条件があるっ…」


「な…何??」


「あたしの事、好きか答えて」


「あたりまえに好き…いや愛してる。誰よりも何よりも愛してる」


「じゃあ、ずっとあたしだけ愛して」


「こ…心子愛…。俺、嬉しいよ」


「キスした責任!!」


「愛してるよ」



ミ━ン ミ━ン


「心子愛〜!!俺を愛してんなら言うこと聞けよ。」


「いやっ!!」


ガバッ


「ハァハァ。夢か…。」


(あの男が頭に離れてない…。イヤだ…気持ち悪い)


「心子愛ー!!」


(優矢に抱きつく)


「こここ…心子愛?」


「抱いて。ひたすら抱いて」

「っ……。」


(やばい…。俺の理性が〜)

「優…矢?」


「いやいや、こ…心子愛ちゃん。まぁお落ち着いて」


「抱いてくれないの…??」


(おおお落ち着け━━━━)「お願い…。」


ダンッ


「え!?ゆ…優矢?」


「もうどうなって知らないからな」


「や━━━!待って抱いてってそうゆう意味じゃない」


「えっ…!?」


「抱きついてって事〜」


「ごゴメン俺、勘違いした」

「あたしね襲われそうになったんだ…。教師に」


「え!?」


「あたしわ憧れって意味で好きだった。それを勘違いして襲われそうになった。死ぬほどイヤだった…」


「な…なんて奴だよ!?半殺ししてやるっ…」


「大丈夫だから…。優矢だけいれば忘れれるからっ」


「こ…心子愛。」


「……。」


(山に行った時に言ってた、あの男ってそいつの事か。なんて教師だ…!)


(キスをする)


「お俺、そいつの事わすれさせてやる。愛して愛して俺の事しか考えられないほどにしてやる…」


「優矢…」


「愛して愛して愛しまくってやる」


「大好きだよっ」




時はあっとゆう間に過ぎた

ミ━ン ミ━ン


「田原 心子愛さん、羽田 優矢さん。あなたたちわ愛を誓いますか??」


『誓います』



恋は人を恐ろしくする。

だがそれを乗り越えれば愛しあい綺麗になる。END

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― 新着の感想 ―
[一言] 勢いがあって、読みやすかったです。 二人が最後に結婚できたみたいで良かったです。
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