うらしまたろう
マッチョマッチョある漁村に、浦島太郎とお母さんがおりました。
お母さんは砂浜に筋肉を見せつけに、浦島太郎は海に筋肉を見せつけに行きました。
ざっぱーん。
キラキラする透き通った波です。
浦島太郎が海から顔を出すと、水平線の上で、亀と不良が空中戦を繰り広げておりました。
不良:「カメェェェーッ!」
ひゅー、ガキン ガキン ガキン!
シュオォォ……
不良:「なかなかやるな」
亀:「伊達に9000年、生きていないわ」
亀は細マッチョ、不良はゴリマッチョなので、亀劣勢です。
不良:「強がるのも今のうち、見よ!
全てを飲み込む『筋肉』のパワーを!」
不良、威圧のマッスルポーズ!
ムキムキムキ ムキムキムキ!!
浦島太郎:「やめないか」
浦島パーンチ、16連打ッ!
ドゴォ
ドゴォ ドゴォ
ドゴォ ドゴォ
ドゴォ ドゴォ
ドゴォ ドゴォ
ドゴォ ドゴォ
ドゴォ ドゴォ
ドゴォ ドゴォ
ドッカーン!!!
不良:「ウボァー」
✨キラーン✨
青空へ消えていきました。
◯キラキラ海面
美少女の首が2個ゆれる。
亀:「助けていただき、ありがとうございます」
浦島太郎:「うん。今度は負けないよう
しっかり筋トレに励むんだよ」
亀:「はい!」
浦島太郎:「よしよし」ナデナデ
亀:「ほええ」
浦島太郎:「かわいいね」
亀:「はうぅ」
40分後、亀は満足して帰りました。
次の朝、浦島太郎が海で筋肉を見せつけていると、下から亀の瞳……
亀:「浦島さん、おはようございます」
浦島太郎:「おはよう」ナデナデ
亀:「えへへ」
浦島太郎:「よしよし。どうしたの?」
亀:「じつはですね、、、
竜宮城へ、案内することになりました!」
浦島太郎:「竜宮城?」
▼
説明しようッ!
竜宮城とは、古代9000年前の失われた伝説の城ッ!!
プロテインの滝が流れ、魔銅のダンベル、バーベル、各種マシンも完備というマッスルパラダイスなのだッ!
▼
浦島太郎:「やったぁ!……待ってママに相談する」
スタタタター
お母さん:「行きなさいッ! 筋肉は正義!」
浦島太郎:「ありがとうママ、大好きだよ」ちゅ
お母さん:「私もよ」ちゅ
浦島太郎:「もう一回」ちゅっ
お母さん:「こいつめ」ちゅっ
浦島太郎:「行ってきますの」ちゅぅ
お母さん:「行ってらっしゃい」ちゅぅ
浦島太郎:「それじゃあ」
お母さん:「困ったら、筋肉を見せつけるのよ」
浦島太郎:「はーい」
海へダッシュ。
残されたのは、母と一対のダンベルでした。
◯深海
深海7000メートル。ぷりぷりのエビだらけ。
水圧は筋肉で対処。筋肉がなければ即死だった。
亀:「あと1000メートルで、竜宮城への──」
リヴァイアサン「ギャーオ!」
クソデカ海蛇!
浦島太郎:「なんだあれは?」
亀:「ぬしさまだー」
浦島パーンチ!
>>>平気な顔
浦島太郎:「あ、これは無理」
リヴァイアサン:「キュゥゥイィィィィン」
極太ビーム、発射!
ドゴォォォォォ!!!!!
ボカァァァァン
ドドドドドドォォォォ
「「うわーーーーー」」
岩ガラガラ
海蛇の極太ビームを受けると洞窟でした。
赤のクラーケンが飛びます。
自動回転ドアにゴブリンが挟まりました。
魔導列車が止まり、青白い幽霊が手を振ります。
亀:「え、どこここ」
浦島太郎:「こっちが聞きたいよ」
◯道中
クラーケン:「ファファファ、しねぃ!」
墨の弾丸 ドドドドドドドドドド
亀:「いやぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
浦島太郎:「亀、からにこもれ!」
亀:「ハッ、その手があった!」
亀は防御態勢をとった。
今だッ、浦島パンチ16連打!
ドドドドドドドドドドドドドドドドゴォ!
>>>クラーケンをやっつけた!
◯洞窟
自動ドア:「ガガガガガガガガ」
扉、高速回転ッ!
まるでシュレッター!
亀:「いやぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
浦島太郎:「殴れ、壊せば止まる」
亀:「え、そうなの? よーし、亀パンチ!」
ドゴォォォォン
ベキベキベキベキ
ぐしゃっ
>>>自動ドアをやっつけた!
亀:「やったぁ!」
◯洞窟
四足歩行の機械兵、シャキシャキ徘徊
こっち見た、核兵器ビーム! ドカァァァァァァン!
浦島太郎:「熱ッ!」
亀:「ふええ、もうやだー」
>>>逃げ出した
◯洞窟・テント
自販機にテントが売っていました。
亀:「うわーん、もうやだ迷子〜」
浦島太郎:「静かに、エネルギー集中。
今日はダンベルカールをして寝よう」
亀:「あい」ぐすん
ブンブンブン
ブンブンブン
夜中、静寂。
一本、影が差す。
ピコン♪ 浦島センサー!
浦島太郎:「誰だッ!」
カサカサッ!
黒ローブがゆれる。
浦島太郎:「待てー」
黒ローブ:「……」カサカサ
黒い布切れが岩へ消えようとした時、既に浦島太郎の握力が捉えていたのだ。
さあさあ取っ組み合いの、大回転!
ごろごろごろごろごろごろごー
浦島太郎:「うおおおおー」
黒ローブ:「……」ガッシリ
ごろごろごろごろご、太郎がローブを押し倒す図
ローブの隙間に【上腕二頭筋】。どっちもマッチョ
浦島太郎:「何者だ、只者ではないな」
黒ローブ:「……」モジモジ
浦島太郎:「素顔を見せろ」
黒ローブ:「!!」ふるふる
ゴゴゴゴゴ、手と手が合わさり、筋肉の音。
両者一歩も譲らない!
亀:「おーい浦島さーん、大丈夫d…って、オトヒメさま!?」
黒ローブ、動揺!
浦島の手が、ローブを破る!
べりべり
黒ローブ:「きゃあ!」
絶世の美女。
天にも昇る【大胸筋】
なぜか竜の角つきです。
浦島太郎:「う、美しい」
オトヒメ:「はあ、はあ」ぎゅっ
ハグしてきたー!
◯テント
亀:「えー、その方は、竜宮城の主、オトヒメさまにてございます」
浦島太郎:「コレが?」
オトヒメ:「……」くんかくんか
浦島太郎の【背筋】に顔をうずめています。
亀:「オトヒメ一族は、世にも奇妙な【竜人】という種族でしてー、そのー、運命の人を見つけると、暴走する性質でしてー」
浦島太郎:「あー」
オトヒメ:「くんかくんか、はぁ〜、しゅごい」
浦島太郎:「普段は違うの?」
亀:「もちろん。えー、コラ、姫さま、お客人の前ですよ」
オトヒメ:「んがっ? ハッ!」
ササッと正座
オトヒメ:「失礼した。妾はオトヒメ、浦島太郎どの、此度は亀の命を救っていただき感謝感激、結婚してくれ!」
亀:「求婚するバカがあるかーアホ!」ベシ
浦島太郎:「はい喜んで」
亀:「えええーーーーー!」
浦島太郎:「一目ぼれしましたー」
オトヒメ:「やった!」
まさかの結婚おめでとうございます。
二人は手をつないで、肩を合わせてニヤニヤ
オトヒメ:「それでは浦島太郎さん」
浦島太郎:「長いから『浦ちゃん』でいいよ」
オトヒメ:「はっ、はい! ウラちゃん、ウラちゃん」
浦島太郎:「じゃ私も、オトちゃん」
オトヒメ:「はうううう」
大胸筋を押さえてモジモジ
亀:「なにこれ、二人だけの世界」
亀、唖然
オトヒメ:「浦ちゃん、次元の狭間へいきましょ
竜宮城へのゲートがあるわ」
浦島太郎:「わかった」
こうして二人は幸せそうに手を繋ぎ、マグマにかかった吊り橋を歩いていきましたとさ。
ぎゅおーん
◯竜宮城
浦島太郎:「うわあ広い」
環状都市に、和風の住居がびっしり詰まっています。
そして中央、お城! 大阪城みたいな城です!
人魚:「ようこそ竜宮城へー」
左右に人魚がズラリと並び、向こうに広い階段があります。
浦島太郎はニコニコと手をふり、オトヒメは幸せそうにくっ付きます。
オトヒメ:「ここがプロテインの泉」
浦島太郎:「すげー!」
圧倒的プロテインッ!
白いプールが広がっております。
オトヒメ:「これがダンベルの山」
浦島太郎:「うおー、生えてるー」
ダンベルが積み上がって高さ1000メートルです。
オトヒメ:「そしてこれが、自動床!」
浦島太郎:「んん!? おおっと」
床が自動でスライドします。
ここで走り放題です。
オトヒメ:「どう浦ちゃん気に入った?」
浦島太郎:「うん、気に入った気に入った
最高だよマッスルパラダイス!」
あははははー、満面の笑み、見つめ合い、笑い合います。
それから浦島太郎とオトヒメは、ラブラブ生活を送ります。
目が覚めて、筋トレ、プロテイン、魚料理、朝筋肉を見せつけて、魚料理、抱きついて昼寝、起きて筋肉を見せつけに、筋トレしてごちそう、筋トレして寝ます。
二人でめきめきと、筋肉を伸ばしていきました。
◯3年後
オトヒメ:「ねえねえ、お母さんが気にならない?」
浦島太郎:「ん、もう少しだけここにいる」
オトヒメ:「もう、浦ちゃんったら甘えん坊」
浦島太郎:「オトちゃんもね」
オトヒメ:「うふふ」
浦島太郎:「えへへ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ ギギー
突如、地響きです!
不良:「ファファファ! 浦島太郎
そこにいることは分かっている」
まさかの不良です。空に次元の穴が空きました。
浦島太郎:「な、なんだって」
オトヒメ:「え、まさか亀をいじめていた?」
不良:「貴様を倒すため、筋肉を捨てて、
魔術を学んだのだ。魔物を呼び出す魔法を
出でよ、海の王者、リヴァイアサン!」
リヴァイアサン:「ギッシャー!」
さあ大変、城下町はパニックです。
浦島太郎:「3年間の努力、見せてやる
浦島パーンチ、32連打!」
ぽこぽこぽこ
ダメージはない。
不良:「ファファファ、その程度か。
ゆけ、リヴァイアサン。ダイダルウェイブで
全て流してしまうのだ」
信じられない大津波。
ざーん
富士山よりも高波で、町はまるごと沈みます。
浦島太郎:「ぬわー」
オトヒメ:「浦ちゃん受け取ってー」
>>>たまてばこ
ここで津波が落ちてきて、城ごと飲まれ、流されました。
不良:「ファファファ ファッファッファ
ファッファッファファッファッファファ」
>>>たまてばこが割れた
>>>時が逆戻り
ぐにゃーん
◯砂浜
亀:「竜宮城へ案内しましょう!」
浦島太郎:「カメぇ!?」
浦島太郎の死に戻りが、始まった。
2週目、竜宮城での筋トレを強化、歯が立ちません
3週目、もっと筋トレを強化、歯が立ちません。
4週目、亀と一緒に、リヴァイアサンに遭遇しないルートを開拓、筋トレ時間が増えましたが、ダメです。
5週目、竜宮城の秘宝で武装、が、ダメです。
6週目、水を吸い込む指輪をつけました。ビームで焼かれました。
何回やっても何回やってもリヴァイアサンに勝てる気がしません。
追い詰められて
追い詰められて
どんどんどんどん追い詰められて
◯12周目
ぱっしーん
オトヒメ:「アンタなんか大嫌い!」
浦島太郎:「おわあああああああ」
ケンカしました。
ちーん、絶望感。
◯13周目
亀:「竜宮城へ案内しましょう!」
浦島太郎:「ああ、ん?」
腕がシワシワ
浦島太郎:「ひぃっ!?」
亀:「んん、老けました?」
浦島太郎:「あ、あ、うわあああああああ」
草むらへ逃げるように駆け込むのでした。
◯草むら
浦島太郎:「どうしようどうしようどうしよう
筋肉が小さくなってる。これじゃ勝てないよ
もしかして、このまま続けたら、死!?」
がたがた震えます。
5分後、なんだかんだ竜宮城へ行って、オトヒメを連れて陸に逃げました。
3年後、突如、不良が現れて、リヴァイアサンに流されました。
◯14周目、草むら
浦島太郎:「ああオトちゃんにビンタされたし
もうダメなんじゃ、このまま行っても悪化
あーもう無理無理無理、オトちゃん救えない」
お母さん:「ばあ」
浦島太郎:「ぎゃー!」
お母さん:「どうしたの老けた顔して」
浦島太郎:「ママー」ぎゅ
お母さん:「あーん、甘えん坊さん」ぎゅ
39年ぶり、母の匂いをくんかくんか堪能して、
お母さん:「太郎、困ったことがあったら
何でも相談するのよ」
浦島太郎:「じつは……」
上目遣いで一気に全部話すと、母は慈愛の表情で、
お母さん:「そう、大変だったのね。ナデナデ
思い出して、困った時はマッスルポーズよ」
浦島太郎:「マッスルポーズ……」
筋肉とは魅せるもの。何十年も忘れていたことです。
お母さん:「ついでに私も連れていきなさい」
浦島太郎:「ええっ!? …ええと」モジモジ
お母さん:「どうしたの?」
浦島太郎:「は……はずかしいよぉ」
お母さん:「彼女の命がかかってるんでしょ!
ほら行くよ」
浦島太郎:「うわー」
亀のとこまで引っ張っていきました。
まずは亀にマッスルポーズを見せつけました
亀:「はわわ、ちょっと触っていいですか」ぺたぺた
浦島太郎:「もう触ってるし」
次に、野生のリヴァイアサンにマッスルポーズを見せつけました。
リヴァイアサン:「ぴぃ?」
亀:「うそ、海の王者が大人しくなった!」
浦島太郎:「まさか、こんな解決策があったとは」
お母さん:「ほら、筋肉は魅せるものなのよ」
そして竜宮城に行き、いきなりマッスルポーズを見せようとしたところ……
◯竜宮城
オトヒメ:「誰じゃその女ッ!
お母さん:「母でございます」
今回の姫は雰囲気がトゲトゲしています。
母が浦島太郎にくっつくと、もっとトゲトゲします。
お母さんが圧倒的な美少女なのです。ライバルです。
オトヒメ:「ええい離れろッ! ベタベタするな」ぽかぽか
浦島太郎:「え、まって可愛い」
オトヒメ:「な、ななななんだ貴様、馴れ馴れしいぞ」
浦島太郎:「うわぁ」
初めて見るオトヒメに、困惑です。」
人魚たち「「「ざわざわざわ」」」
お母さん:「ふふん、あなたの愛はその程度なのね」ちゅ
人魚たち「「「キャー」」」
オトヒメ:「うわあああああああ」
ファーストキスではありません。もう10万回もしてるのです。
オトヒメ:「なんじゃこのクソ女ー!
このこの、太郎を置いて帰れ帰れー」
お母さん:「あらあら、どうしたのかしらー」
オトヒメ:「うるさい。うるさい」
主人公を両側から引っ張る例のアレ
浦島太郎:「ちょっと痛い痛い」
お母さん:「太郎は私のものよー」
オトヒメ:「妾の歓迎を受けるのじゃ」
右手をぐいぐい
左手をぐいぐい
浦島太郎:「どうしてこうなった」
人魚:「キャー」
人魚:「イケメン取り合う図」
人魚:「姫さまがんばれー」
人魚:「でもお母さんも綺麗かも」
人魚:「姫さまー」
お母さん:「今よ太郎、マッスルよ!」
浦島太郎:「そうだった!」
ムキムキムキ ムキムキムキ!
不意に肥大化! 服が飛ぶ、全裸!
1カメ:大胸筋
2カメ:上腕二頭筋
3カメ:正面から
人魚:「キャー! はれんちー」
人魚:「ひ、姫さまの御前で、はしたない」
人魚:「でも、たくましい❤︎」
人魚:「メロメロになってる場合じゃない」
人魚:「止めろ、槍でぶっ刺せ」
人魚:「無礼者には制裁を!」
浦島太郎:「え、ちょっと、うわー」
大乱闘! めちゃくちゃ心臓を狙われて大変ですが、マッスルポーズを見せつけ続けます。
一方オトヒメは、両手をほっぺ、恍惚です。
オトヒメ:「ふにゃあ。初めてなのに、
どうして、好きが止まらないよお」
お母さん:「はあ、娘なのに、目が離せないわ」
オトヒメ:「むむ、やはり貴様」
お母さん:「母が娘に恋してなにが悪い」
オトヒメ:「絶対に負けないぞ」
お母さん:「ふっ、やってみなさいな」
げしっ げしげしっ
◯その後
オトヒメは、猛アタックをしかけます。仲がぐんぐん縮みます。
浦島太郎は密着されながらも、笑顔で筋トレできました。
浦島太郎:「えへへ」
オトヒメ:「えへへ」
毎日のマッスルポーズは、みんなに元気を分け与えるようで、人魚たちも筋肉がデカくなってきました。
3年経つと、オトヒメの喉に変化が生じます。
オトヒメ:「逆鱗よ、食べて❤︎」
浦島太郎:「逆鱗?」
オトヒメ:「飲むと竜人になって、不老不死になるの。愛する番といつまでも一緒になれるよ」
浦島太郎:「不老不死……」
母の顔がよぎりますが、振り払います。
浦島太郎:「分かった。じゃあ、いただきます」
喉にかぷり❤︎
オトヒメ:「ああっ、んん」
すると、あら不思議、2本の角と竜の翼が生えまして、浦島太郎は竜人へと変化しました。
浦島太郎:「オトちゃん、今、すっごく幸せだよ」
オトヒメ:「私もよ、夫婦になれたのね」
この日、竜宮城に、光が満ちました。
お母さん:「これで良かったのよ」
そっと去ります。
次の瞬間
不良:「ファファファ、浦島太郎
そこにいるのは……んん?」
神竜のオーラです。
浦島太郎:「ふふふ、誰かな? 幸せに水さす奴は」
オトヒメ:「くすくす、さあね、どこぞの組織の下っ端でしょう」
いつになく強気です。
不良:「ファファファ、愚か者め、
海の王者を知るがよい。
出でよ、リヴァイアサン!」
天空から降りてきますが
リヴァイアサン:「ピ、ピィー」ブルブル
不良:「どうしたリヴァイアサンよ、
必殺のダイダルウェイブで全て沈めるのだ」
しかし、
空中で、神竜級のマッスルポーズが光ります。
夫婦2人で並んで見せつけに行くのです。
ムキムキムキ ムキムキムキ
ムキムキムキ ムキムキムキ
ムキムキムキ ムキムキムキ
リヴァイアサン:「ぴ、ぴぴ、ピィぃぃ〜」
>>>リヴァイアサンは逃げ出した
不良:「リヴァイアサンよ、どこへ行く」
不良は頭を抱えて泡を吹きます。
浦島太郎:「浦島パーンチ、100連打!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
不良:「ウボァー」
こうして未来が訪れました。
人魚:「キャー、今日もラブラブ」
人魚:「尊い、尊いよ」
人魚:「見てるこっちも幸せすぎて鼻血」
人魚:「今日も一日頑張るわよー」
今日もオトヒメと浦島太郎は人魚たちに筋肉を見せつけて、みんな元気にしましたとさ。
めでたし、めでたし
うっかり長くなってしまった




