表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/8

街に。

 数年がたち俺は15歳になって昨日成人式が終わった。


「持つもの持ったかぁー?」


  今日はさっそく家を出てでかい街に行くつもりだ。


「持ったよー。」


 今はお父さんとお母さんが出迎えてくれてる。


「気をつけてね」


「時々帰ってくるんだぞ!」


  街の方に行ったら冒険者になって色んな国を回ってみたいと思っている。冒険者になると街と街、国と国をまたぐ時に身分証みたいなものになるらしいしな。あと、魔物を狩ってお金にもできる。


「行ってきます」


 そう言って俺は15年生きたこの小さな村を出た。







  2つほど山を超えると草原が、そこを少し進むと広大な畑があった。うちの村にある畑の何倍も広い麦畑だ。今はもう6月に入り始めたころなので麦も黄金色に光っている。そよ風に吹かれた時になるザワザワ〜って音はあの小さな村を思い出させてくれた。


 小さく見えていた市壁が少しづつ大きくなってきている。


 半開きの門の前まで行くと傭兵の人が出て来た。


「身分証か通行費、通行費の場合はどこから来たかも一緒に教えてくれ。」


「ランティーニの村です。通行費はいくらでしたっけ?」


「銀貨1枚と半銀貨2枚だ。」


「大銀貨1枚からお願いします。」


「はいよ。半銀貨3枚のお釣りだ」


 この世界でのお金は一貫だ。どこの国でも同じ通貨を使う。それは無数の塔から出て来たもので、その塔はほぼどこのくににでもあるからだ。

 難易度の低い塔だと価値の低い通貨が、高いと高い通貨が宝箱や魔物を倒すと出てくる。それが色々なところを回って国々で使われているというわけだ。


  そして通貨の種類は無数にある訳だが、普通に使うのが銅貨と銀貨たまに金貨だ。それ以上のお金は国や大手の商会、極小数のハイランク冒険者なんかが持っていたりする。(俺も塔を登っていた頃はゴロゴロ出てきたけどw)

 そんでさっき使ってた半銀貨とか大銀貨とか言うのは銀貨の部類のひとつで半銀貨5枚で銀貨、銀貨2枚で大銀貨と価値が違う。

 よく使うって言ってた銅貨が10枚で半銀貨、大銀貨10枚で金貨だ。


  まぁ、日常的には銅貨、銀貨3種類、金貨しか使わない。



「なら、入っていいぞ。」



 傭兵に許可をもらい、おすすめの安い宿屋を教えてもらうと俺は街に入った。


 今日はもう宿屋にいって明日冒険者ギルドに行こうと思う。

2日も投稿サボってしまいました。すいません!


コメント、高評価お願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ