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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

悪意のある普遍的な思想

作者: レー・NULL

 天秤に命を置きましょう。全ての命は平等ですか、そんなわけ無いです。そこには隔絶した違いがハッキリと見えているはず。貴方はどうだ


 わかるかい。今まさにナイフを突き立てているのさ。対象がどんな状態かもわからない。腐った傷口に蛆がうじゃうじゃ湧いてるかも知れないし、錆びた異物が突き刺さって埋まっているとか、真っ赤な鮮血で染まっているか、無傷って場合もある。少なくとも、その状態が見えないから、笑ってナイフを振り下ろせるのだろうよ。

 腐臭もしなければ赤くも無い、そもそも傷なんて見えない。いや、解ったら解ったで、大喜びしてナイフを更に振り下ろすだろう。そして、苦しむ様子を見るのが楽しくて楽しくて仕方が無いのさ。


 こんなクズの命の重さは同じですか。いや、違うだろう。そういうい味じゃない。違うんだ違う。クズだろうと軽いってい味じゃない。そんなの状況によって変わるだろ。軽いかも知れないし、重いかも知れないんだ。じゃあどういうい味だって、そんなこと知るか。天秤を握っているのは神じゃない。人間だろ。


 そうだ、人間なんだ。気に入らないのならクズなんて殺してしまえ。悪いでナイフを研いで、突き刺してしまえば良いんだ。ハラワタ切り取って、ジュースになるまでめちゃくちゃにかき混ぜて、それを無理やり飲ませて高笑いしてやればいいのさ。悪いで集った仲間と、囲んで顔面がぐちゃぐちゃになるまでナイフで切り刻んでやれ。想像するだけで楽しそうだ。


 い思を隠して、リアルでは出来ない。なかなかに平和思想な事だ

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