私はポンコツですよ。
ふざけた人間日記の様な話です。正直文章力ゼロで、分かりにくい部分も多々あると思いますが、何卒大目に見て頂けると嬉しいです。つまらない作品かと思いますが、よろしくお願いします。
世の中金。世の中金が無い奴は負け組。金で買えないものはない。金が無いと楽しくない。
金持ちは勝ち組。金持ちには悩みがない。金持ちは楽しい。
金の切れ目が縁の切れ目。
お金があれば幸せになれる。お金がないければ幸せになれない。
時にお金は色んな意味で人を不幸にもする。
俺は人生においてお金で困らない生活を一度もした事がない。
そんな人は多くいるだろう。
私はどちらかというと、普通にお金があればそれ以上望まない。
今の俺の生活?無職です。
ひたすら毎日スマホいじって、仕事探して面接行って落ちて。そんな毎日を過ごしています。さすがに毎日仕事探してだけでは気持ちが落ちるので、アルバイトを探し始めた今日この頃です。
何でそもそもそうなったんだろう。
近年よく増えてきた鬱というものであった。まさか自分が鬱になんていう状況。
笑えない。まじで笑えない。鬱になるとこんなにも生活困窮して、気持ちもマイナスになるなんて。
最近ダメだと何かと理由をつけ、引きこもるようになり、死にたいなんて思ってしまう。
こうなった理由も色々ある。
俺は山下 道夫。今現在33歳。今年で34歳になる。
医者から鬱と診断され、会社休んで、そのまま会社から退職を勧められ辞めたクズ人間。散らかった部屋で毎日、朝から晩までひたすら横になって、暇になったらダバコ吸って、家族が誰もいなくなったら今でテレビ見て、スマホいじって仕事探す。また横になって天井を眺め、独り言を毎日喋るこのクソ人間な私がふと、働き始めた頃の事を思い出していた。
正直俺の人生はクソですから。つまらん話ですから。
私の人生は高卒後、友人の会社に就職。建設業に就いて、毎日解体の仕事をしていた。
毎日汚くなり、当時の若い私は毎日この汚れが嫌で嫌でしょうがなかった。
また現場にいる人たち大半が、人生敗北者の集まりと勝手に思い込んでいた。
あー、何でこんな仕事しなきゃいけないのか。そんな事考えて仕事していたが、なかなか友人の紹介もあったから辞めずらかった。
でも結局日給だったし、社会保険も年金も引かれない会社だったから、適当に理由つけて辞めた。
その内、俺がいた会社は潰れた。まぁ適当な会社だったからな。
だって、仕事がない日でも、上司は
今は仕事が少ないが俺らの頑張りで会社でかくしようぜ!そしたらもっと仕事ガンガンきて金稼げるぜ!」
あー、何つーか、終わってる発言。今仕事ねーなら、今頑張る時だろ!何のんきに夢語ってんだ。しかもきたねー作業着きて。と思っていた。
俺がいたその会社は、ボロボロの2トントラックにハンドルが歪んだ事故車のワゴン一台で現場に向かう会社。もー恥ずかしいの何の。
道具もなんか拾ってきたんじゃねーのばりの錆びたもののばっかり。
でもまぁいいの。あんな会社。辞めた後、潰れたんだし。
でもね、金は無かった。辞めた後気づいたけど、国民保険も払ってなかったし、税金シカトしてた。支払いの事は考えたくなかった。
しかも手渡しの給料だったから、雇用保険とかも何もなし。辞めてから、失業保険とか手続きできなかったね。
それ考えると、相当やばい会社にいたなって思った。そんな事は知らず、失業保険も受けれず、テンパっていた。
ってか失業保険って何?ってレベルだった。制度の意味わかんねーし、ハローワークって何?どこあんの?って感じだった。
当時はスマホ何て無いし、内にはパソコン何て高価な物はない。調べるだけめんどくさかった。
あの時はまじで金なかった。何のに遊んじゃったし。しかも付き合ったばかりの彼女もいて、いいところ見せようと飯おごったり、カラオケおごったりしてた。
対してタイプでもないのに、流れで付き合い、彼女という響きに満足してた。
アホだ。
金ないのに何であん時あんな金使ったかね。
しかも辞めた職場の友達もアホだから、金ないなら、パチンコかカードでしょ!
という考えて。
俺もアホだからクレカさいきょーう!とか言って毎回クレカ払いしてたなー。
後で払えなくて、親に言ったら
「バカ!いっぺん死ね!」って怒られたなー。
カード会社に生活厳しくて払えませんとか言ったら困ってたし。そりゃ困るよな。てめーが使ったのに何が払えませんだよ。
まぁここからある意味、俺はクズ人生を歩んでたんだなって思った。
カードはね、結局親が立て替えてくれた。もちろん返せよ!って言われた。で、その場で親にクレカハサミで切られた。
俺の切り札がーーと思ったけど、持っててもしょうもない使い方しかしないからね。
その後、仕事しないならバイトでもいいからしろって言われたね。
半年ぐらいカラオケ屋でバイトしたよ。
最初すげー抵抗あったの。
ダサい制服に無線レシーバーつけて。しかも地元だから友達もたまに来るし。
でも仕事している内に慣れてくると、楽だったなー。だって、キッチンでダバコ吸って、飲み放題のお客の部屋番でビール打って、キッチンで一気飲み。みんなバイトの子やってたなー。今考えると笑っちまったよ。
金とかはやってないよ。それはさすがに犯罪だからねー。
とはいえ、やってる事はバイトとして、いや仕事する上でかなりまずいとは、よくよく考えれば思うけど。
まぁー楽しかったからいいかー。
結局仲良かったバイト仲間が次から次へと辞めて行ってからつまんなくなって、俺も辞めた。
てか、バイトじゃ生活できんからね。
その後、コンビニにおいてある無料の求人雑誌あるよね。あれで仕事探した。
本当に俺適当人間なんで、仕事探しも、これなんか楽そうとか、最高月収50万以上可能とか緩くて、甘い言葉に弱い。
結局なんかよくわかんない回線関係の飛び込み営業の会社の面接に行く事になった。
面接行ったら3分で受かった。ってよくわかんねー内に受かった。
とりあえず、スーツ着て行って面接の部屋に通されたら、そっこう声のデカイ奴きて、「おお、営業好きか?」ってきかれ、俺は
「はぁ…?まぁまぁです。」と答えたら、その面接官は
「好きなら大丈夫!あとは回線工事のご案内とか言って待ってれば適当に取れる!ちなみに俺はその気になれば、回線じゃなくても、なんでも売れるぜ!例えば…、冷蔵庫とかな!」
と言った。俺は何言ってんだこのおっさんと思った。
回線から冷蔵庫の意味がわかんねーと思いながら、いつからこれるか聞かれた。
暇だったから明日から行けますと言った。そしたら研修センターで、5日間泊まりの研修あるから、行ってきてくれと言われた。
うわーめんどくさって思ったけど、金無いし行くかと決めた。
しっかし、急な展開だし、大丈夫かよって思った。
とりあえず、この研修行ったんだよね。かなりの人数いて、みんな前職バラバラだった。
カリキュラムは
みんなで朝ランニングして、みんなで食堂で朝飯食って、時間なったら、勉強にロープレ。とりあえず一日一日研修受けててもよくわからんし、うさんくさい講師がピンポンから契約まで大声で一人ロープレしてたのが、気持ち悪かった。
内心、これ本当に現場でやるのぐらいの感じ。
最終とかみんなで泣こうとか講師が言い始め、イかれてるって思った。
おいおい、相当やばいとこ入社したと思った。
でも研修終わって帰る時、なんか意外にも寂しいとも感じた。それは研修センターでみんなとこの会社やばくねって話してたから、もう多分これで会わなくなると寂しいと感じだった。
別れ際「このブラック企業でがんばろうぜー笑」と駅で15人ほどで話し帰って行った。
よくよく思い出してみるとあれはあれで楽しかったなー。まだ若かったし、まぁいいかーぐらいで適当だったもんなー。
そうそう、研修中、何でか知らないけど、一人変わった奴がいて、自分を変えたくて入社したって奴いたな。自分を変えるのは変じゃ無いんだけど、若干挙動不審でホモっぽい奴。そいつが研修最終日、全てのカリキュラムが終わり、その夜、廊下に出て下半身全裸で部屋から飛び出し
「見て見て、僕のチビ丸くん!」
と廊下を走り往復した。
研修生の俺らは大半笑ったが、俺は笑いながらも奴はまじでネジぶっ飛んでる。こんな感じで営業したらいつか捕まるのも時間の問題だ。
この研修で奴が下半身を出すほど人が変わったのだろうか?と俺は考えた。
だが下半身を出す奴を考えても時間の無駄だと思ってやめた。
でもその下半身全裸野郎は俺と同じ配属先だった。もぉーまじで勘弁してくれよーって思った。嫌でしょ。そんな奴と同期。
結局配属先で、また下半身全裸野郎と会う事になった。まだ奴は猫を被ってたね。真面目そうだったね。配属初日。
でもねー、この仕事とりあえず、普通の人がやるもんではないね。
どっちかといえば、金の為なら、どんな手も使って契約とるって人間じゃないと勤まらないね。
だって車で朝早くに現地行って、コピーした地図渡されて車からブン投げられる様に降ろされ、
「行ってらっしゃい!」とか言って運転手どっか行っちゃうだよ!運転手は大抵その営業所の責任者クラスね。
降ろされた側はとりあえず、わけわかんないままピンポンだよ。しかも上司からこの家がその回線を使ってるか、外の電線見れば分かるとか言ってたけど、見てもわかんねーよ!
だって実際上司がここは入ってないとか言ってピンポンして実際既存の人だったからね。
この時の上司は
「こんな日もある」とか言ってた。
かっこつけて言ってたけど、どんな日だよ。
あの時の仕事は本当に辞めて良かったかなー。もちろん、この仕事が合ってる人もいるから決してダメとかしゃないけど、俺みたいなサボリーメンにはダメリーマンになる仕事だった。
クソ真面目か、効率良く多少強引でも、金のために頑張る人ならいいかもね。
俺最初は必死ピンポンし、契約毎日取って、朝早く夜遅くまでやってたけど、結局、一か月でさぼりはじめたもんね。
この会社は金、金、金って感じだった。そりゃ金ほしーさ。実際かなり契約取ってる人は確かに月収50万ぐらいもらってるし、あの求人は嘘ではない。
でも、取れないとまじで上から奴隷扱いの様な発言連発。
「契約取れるまで帰ってくるなー」とか。まじでこんな世界あるんだーってちょっと笑ったな。俺は新人だから何も言われなかった。
まぁ色々あったけど、へんぴな所で車から降ろされて、地図見て営業とかまじで不審者。ピンポンも押さず、留守とか書いて、「獲物はおりませんでしたー!」とか最後適当に報告してたな。
そうそう、なんか似た様な営業の人いたよ。扱ってる商材は違ったけど、ダンボール積んだカート転がして、某有名な雑貨店にも卸してる業者で、よくわかんないペンや電卓や時計やら売って歩いてたな。
俺にも声かけて来たよ。
「今ならキャンペーンでこれだけ付けて800円!」
と言われた。正直全然いらなかった。
でも暇だったし電卓だけ、持ってなかったから
「これ200円なら買います」って言って買った。とりあえずすげー使いずらそうな電卓。向こうは最初電卓だけという所にかなり渋ったが最後は快く売ってくれた。
そのカートと引っ張ってる営業の人に
「何でこの仕事してるんですか??」
って聞いてみたよ。
彼は
「この仕事でオーナーになるです」
と言っていた。へぇーすごいなーと思い頑張ってくださいねーと手を振って見送った。彼は売るまで死にそうな顔だったが、売れたおかげか少し元気になっていた。
彼オーナーになったかな?何のオーナーか知らんけど。
よくよく考えたら…領収書もねーし。
会社名もしらねーけど、頑張れカート営業マン。
つーかね、お前が頑張れって感じだけどね。
ここ最近では、車降りたらそっこうで探すのが、俺が勝って付けた「SP」…「サボりポイント」として、喫煙所とトイレ、公園、屋根付き休憩所を地図から探すのが必死だった。コンビニとか、大型店舗があったりするとその日は天国気分になる。
時には同じモチベーションの同期や先輩
らから、情報をもらい時間潰しポイントへ行ったり、合流して時間を潰してた。
ちなみにあの下半身男は入社2日目でバックれた。辞める前日の営業途中
「私にはどう頑張っても無理な契約です」泣いていたが、どうみても嘘泣きだった。笑えないぐらいね。
よくわかんねー奴だなって思ったら次の日いなくなっていた。
下半身を出すぐらいだから、まぁしょうないなって残っていた同期と話していた。
こんな話を長々話してしまって、すいません。
まぁ…、この仕事はやめました。私もバックレで笑
半年やらないぐらいでバックレですわ。
きっかけは責任者が「明日から遠方に出張だ。新しく回線が開通する。新規開通祭りだ!さぁ明日は契約祭りだ!」と張り切っていた。
正直ね、他の会社も同じ情報掴んでて、同じ考え。結局、開通した時間に早いもの勝ちというか、そんな感じで契約とるのね。もちろんこの際、一斉に電話もなるし。
新規開通後に何度も営業した家にピンポンすれば、「さっきからピンポンピンポンうるせぇーし、電話もうるせぇーよ!帰れボケ!」と怒鳴られる。
とにかくめんどくさいイベントだった。
もういいやーと俺含み同期の8人はなっていた。そして明日バックレ決定!となり、同期バックレ同盟を結び、仕事が終わった日、同盟の解散式を居酒屋でやった。
今思えば解散式って何?っ感じ。
次の日から仕事行かなかったねー。
同期3人は帰ったが、俺含み同期5人解散式後に、同期の部屋で飲み直しそのままみんな寝た。朝起きたら、みんな携帯が着信履歴があり、ショートメールまで入っていた。
メール内容は
今日は新規祭りだ!みんなの出勤を待つ!との事だった。
みんなしらけムードで知らんと言って、解散した。その後みんなとは連絡すると言っていたが、辞めたらなかなか連絡しなくなるのが普通だった。