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ロリ鬼魔王と落ちぶれ勇者 ──第1章︰人族の勇者編──  作者: 一人記


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《 第一章︰最終人物紹介 》


・聖王国

『レント=アーレント』

人族と魔族の30年続く戦争に終止符を打つため、生まれた時から勇者として育てられてきた教皇の息子。

今年で18歳になるが、その容姿は綺麗なブラウン色の髪をした青年であり、年齢よりも大人びて見られることが多々あるようだ。

性格としては、純粋で身内に優しく、一度これと決めたことはやりきらないと気が済まない質である。それ故か、人に唆されて間違った方向に突っ走ってしまうこともしばしば。


アーレントは母方の苗字である。

しかし、名乗ることは許されておらず、勇者となった時からレントは勇者レントとしてのみ生きることを余儀なくされていた。好きなものは魔香草のスープ。最近はコーヒーという飲み物にハマっている。


『アルミラド・シャルグ・アレグバドル』

聖王国アレグバドルの当代を治める教皇。

レントの父親であり、数々の光魔法を扱う英傑としてかつては名を馳せた人物である。

しかし、彼が聖王国を受け継ぐ前の代にて戦争が勃発。

結婚を決めていた女性と子を成し、そのまま自らの息子を魔王を殺す勇者として育て始める。


『ハルトマン』

レントの元親友であり、幼い頃からレントと肩を並べてきた凄腕の聖騎士。

レントが正式に勇者になってからはあまり指導することはなくなったが、レントの実質的な剣術の師匠兼ライバルであり、その剣の腕は王国において右に出るものはいないとされるほどの英傑である。

ちなみに、レント曰く模擬戦ではハルトマンに一勝もしたことが無いらしい。好きなものは干し肉。保存が効くから。


・第一魔族領

『フレウ・ファーレ・ライフォス』

第一魔族領を治める実質的な魔族の王。

元々は幽鬼族の族長の一人娘であり、前第一魔族領領主であるシレン・ファーレ・ライフォスが病死にて領主の座を退役すると同時に繰り上がりで領主となることとなった。

実務作業はあまり得意では無いが、それでも人並にはこなすことができ、こと戦闘においてはツワモノ揃いの魔族領の中でも一二を争うほどの実力を備えている。

好きなものはレント。本人の前ではあまり言わないが、相当好き。大好きだ。


外見引用①───腰まで来る黒髪に目の上ほどで切り揃えられた前髪、ぱっちりとしたつり目には赤い瞳が妖しく据わっている。


外見引用②───服装は黒地に朱色と紫の桜が散る様子が描かれた、なんとも美しい振り袖の着物を着ていた。

だが、1番の外見的特徴としては、その頭部に生えている二本の綺麗な角だろう。


※幽鬼族

第一魔族領の国務を任された鬼族の主権種族の一つ。

豪快で短絡的な思考を持つ鬼族の中でも、夜鬼族に次いで比較的まともな思考回路をした種族であり、魔力、知力、腕力全てにおいて高い素質を持つことから鬼族のエリート集団的な立ち位置に存在する種族。

……というか、ほかの鬼族がヤバすぎて矢面に立たざるおえなかった苦労人集団である。カワイソス。


『レミ・ヴォッタビア』

フレウお付のメイドさん。夜鬼族。

幼い頃からフレウの面倒を見ており、フレウの感覚としてはもはや家族に近いような存在。

容姿端麗で感情の起伏が少なく、まさに完璧な側仕えという印象を持たれがちだが、感情を顔に出すのが苦手なだけで実は結構な恥ずかしがり屋である。

余談だが、腕力だけならばフレウ達とタメ張れるぐらい強いらしい。好きなものは小説。恋愛小説、又は冒険譚が特に好きらしい。最近もっと強くなるために本格的に筋トレを始めた。

フレウ曰く、恐ろしい成長を遂げているらしい。筋肉isパワー。


外見引用───

《現れた人は綺麗な女性であった。

いや、人というより魔族といったほうがいいのだろうか?》


《頭にはスッとした出で立ちの一本角が生えており、その角で分かれるようにして綺麗な蒼い髪が分けられている。髪の長さは肩下くらいまであり、何を考えてるか分からないしゅっとした蒼い目、綺麗な口元、服装は古風のメイド服》


《そして何より目を引くのが大きな胸───何か悪寒を感じたので、俺はそれ以上考えるのをやめた。》


※夜鬼族

古き時代から鬼の総大将である領主一家の鬼種族に仕えている官僚種族。

あまり魔力を持たない代わりに与えられた身体能力とその狡猾な頭脳は、全てを万能にこなす幽鬼族を上回るものであり、代々第一魔族領の運営に大きく貢献してきた偉大な種族である。


『タスケ・テラサカ』

草霊族(ドライアド)のお医者さん。

フレウの先代領主であるシレンのお抱え医者であり、シレンが領主を引退したあともその娘のフレウを手助けするために領主館に居残っている変わり者。

領主としては未だ新人で信頼の薄いフレウを気にかけており、シレンのお抱えだった頃の経験を活かし領主館では相談係としての一面も併せ持っている。

余談だが、タスケ・テラサカという名前は草霊族(ドライアド)の村を抜け出した時にシレンにつけてもらったもので、本名はまた別にあるらしい。


外見引用①───俺の目の前で柔和な笑みを浮かべているこの人は、タスケ・テラサカというお医者さんだ。

線の細い男性で、緑色の長い髪を後ろ手で縛っていて女性でいうおさげ長い版みたいな感じになっている。


外見引用②───目は糸目でいつも柔和な笑みを浮かべている。

俺がここに来てから、よくこれからの相談なんかをさせてもらっていて、穏やかで平和を好む聖人といった感じの性格をしている人だ。


※草霊族

感情が高ぶると身体に生えている蔦から花が咲くという、世にも珍しい種族で、花には感情に対応した効能があり高値で取引されるという。

しかし、その効能のせいで人攫いに狙われることも多く、草霊族(ドライアド)は人前に滅多に姿を現すことがない。


・他領 + その他の人物達

『リト・ベルベット』 行商人?の人

ランニングみたいなラフな服装で、麦わら帽子をかぶったお姉さん。胸がデカイ。握力300。砂熊族。

ラザニア東王国という国の出身で、実はそこそこ良家のお嬢様で国軍の軍団長をしてたりする。


※砂熊族

ラザニア東王国の一種族であり、第五魔族領に隣接している為か竜人族と獣人族の特色を色濃く受けた混血種族である。

竜人族と熊獣人の混血で、竜人族の硬化と熊獣人の高い腕力と身体的特徴を併せ持った鬼族に匹敵する戦闘系ガチ種族。

彼らの主戦場である砂漠地帯だけならば、おそらく最強といっても過言ではない。


『ヒイラギ・トツカ』

魔法や魔導具を見るのが好きで、冒険者登録に来た冒険者をあの手この手で担当にしてステータス付与の場に入り込む悪癖を持つ少女。

それ以外のことなら比較的まともなのだが、魔法関連のこととなると性格が豹変し途端に面倒くさくなる。

全ての言語を理解する特殊技能を有しており、意外とハイスペックで優秀な受付嬢として有名。あとだる絡みが面倒臭いとも言われている。


しかしそんな彼女も、人には話せないような悲しき過去を持つが……それはこの物語では語られないだろう。


外見引用①───肩上ぐらいの黒髪で、透き通るような金色のぱっちりした瞳をした人。身長は150から60くらいか?体型は普通だ。


外見引用②───服装はフリルを無くして実用性を取ったメイド服のような服を来ていた。そして服の胸ポケット辺りに、ふたつの剣の絵とギルド職員と書かれたプレートが一つ。


『ダンベル・クロフォード』 セクハラ?冒険者

第一魔族領ライフォスの街にある冒険者ギルド《銀剣の宿》において、ソロ金級ランクの実力をもつ実力派冒険者。

腕っ節の強いヒイラギのことを自分のパーティーメンバーとして誘おうと幾度となくトライしているが、毎回ぶっ飛ばされて終わっている哀れな男。基本的に気のいいおっさんであり、《銀剣の宿》に所属している冒険者たちからは軒並み慕われているらしい。残忍な笑みがたまにキズである。


外見引用①───スキンヘッドにガタイのいい体。麻でできたパッツパツの服をきている、身長が俺よりも40以上はでかい大男がまさかただ謝りに来た訳では無いだろう。カツアゲでもされるんだろうか?


《シャル・エルロッタ=マニュエルノッティ》

吸血鬼の貴族令嬢。鬼族の中でもヤバイ方の戦闘派集団、吸血鬼一族の取り纏め役である令嬢。陽の光を嫌う吸血鬼の中では珍しく火属性の魔法が得意で、戦闘になると火属性上級魔法をバンバン放ってくる魔力特化型のバケモノ。こう見えて結構長生きしてる。


魔国の裏の裏にまで通じており、ほとんどマフィアとかヤクザとかそのレベルの立ち位置に存在している裏の頭領的グループであり、第一魔族領を治めているフレウにとっては些か触れずらい存在といっても良いだろう。


しかし、こと聖王国との戦争においてはその実力を遺憾無く発揮し、吸血鬼一族の複数名だけで攻めてきた軍隊ひとつを壊滅させる等、魔国の国防になくてはならない戦力を担っている軍事貴族である。

また、阿漕な商売をやっているといっても、それは法に触れないレベルのギリギリを攻めるものであり、他の違法な商売人たちに接触し取り締まってくれているのも吸血鬼一族のため、第一魔族領を治めるフレウからは必要悪として容認されている現状があるようだ。まぁしかし領主との折り合いは悪い。


外見引用①───黒に赤の差し色を基調としたゴシックロリータのドレスに、左眼を覆うレースの黒布。

薔薇の装飾が施された黒のカチューシャを身につけており、それによって纏められた美しい銀の長髪は、耳元あたりで両サイドの巻き髪と肩上までの後ろ髪に分けられていた。


身長はフレウと同じぐらいだが、理知的な所作。

瞳は紅蓮の赤で、フレウの瞳よりも濃い血のような色をしている。


しかし、その眼光は鋭く、口元に笑みは浮かばない。

何を考えているかは分からないが、とにかく恐ろしい威圧感を放っているということだけは、確かである。


───また、こちらも余談だが、レントの処罰をリエルサに任せたのは自分に資格がないと思ったからだった。

勿論、彼を恨んでいるであろう妹に仇を取らせる目的もあったが、故郷が亡くなった際、これから先の人生を生き抜くための稼ぎ口において戦場を選び数々の人族兵士たちを殺して回った経験を経て……その苦しみの至る所を知ってしまっていたからこそ、戦場の神輿となっていたレントを責めきれなかった。


好きなものは甘味。特に、最近はとある店のお饅頭が美味しくてお気に入り。取り寄せては紅茶と一緒に食べてる。


『リエルサ・エルロッタ=マニュエルノッティ』

→偽名、リエルサ・エルロッチェ。

第二魔族領『ロンド』の街から《ロードント丘陵地帯》を超えた先にある辺境の地『ノエルゼ』の街にて龍脈研究所という国営の研究施設を営む研究所所長。

幼い時に両親を亡くし、マニュエルノッティ家に養子として迎え入れられたまでは良かったが、そのすぐ後に起こった聖王国との戦争により又も家と両親を失う。

しかし、泣き崩れる自分を見て、私が頑張るからと戦場に身を奴した義姉の姿に衝撃を受ける。

それからというもの、顔を合わせないのに、毎月送られてくる手紙と少なくないお金に、段々と自分が惨めで情けないように感じて勉学の道に進み始める。この時およそ10代半ば頃の話であった。


それからというもの、故郷であった第一魔族領を姉であるシャルロッタに何も言わずに離れ、魔術研究の盛んな第二魔族領にて学びながら研究を進める日々。

そんな中で仲間も出来、地位も手に入れ、そして幼い愛し子との出会いもあって、生活が安定し始めた頃───暫くは届いていなかった姉からの一通の手紙が、届いたのだった。


外見引用①───俺はそんな女性を見て、少しだけ話し掛けるか迷っていた。


理由は、見た感じで分かるぐらいとても疲れていそうなのと、寝てないのだろう目元に湛えられた深い隈が引く程に根深かったからである。

まぁ、後は身長が高くて豊満……俺よりも数段ぐらい背が高くて体格が良さそうな人だったから気圧されたというのもある。


もしくは、背中に生えた蝙蝠の羽根が、まるで彼女と俺との心の壁のように外界との隔たりを作っているようにも見えたのかもしれない。


外見引用②───

という訳で俺は話しかけることにしたのだ。

なるべく下手に出るようにして(物理的に届かないので)、しかし気づかれないといけないので上を見上げながら少し声を大きめにして話しかけてみる。


すると、女性はそのそばかすのある顔を少し潜めて、煙草から口を離し周囲を見渡して……気がついた。


『にゃー』鼠獣人族ビースタイド・ラット

研究所の近くに捨てられていた捨て子の鼠獣人。

リエルサに拾われるまではご飯もまともに食べておらず、その光景が恐らくはリエルサにとって、養子で親を無くして孤独だった自分と重なったのだろう。

捨てられる前のことはあまりおぼえていないが、貧しく、家族共々今日食べる飯も無かった様な有り様だったと記憶している。俗に言う口減らしの犠牲者だった。


外見引用───

ふんすと現れたのはあどけない少女だった。鼠の獣人なのだろう。楕円形の大きな耳に淡い栗色の髪。

かけられた白いカーディガンが深い青色のワンピースによく似合っている可愛らしい様相の少女だ。


『ハルキ・ロッドゲニア』

第一魔族領ライフォス、冒険者ギルド《銀剣の宿》において新人として頑張っている銅級冒険者。

両親を見捨ててしまった、妹の期待を裏切ってしまったその良心の呵責に苛まれ一度は武器を置きかけたが、冒険者として働ける年齢になった時、あの時の救世主への憧れか、そして妹を養うためか……もう一度立ち上がり冒険者としての人生を真っ当に歩み始めた。


好きなものは英雄譚。嫌いなことは諦めること。

もうあんな後悔はしたくないと心に誓い、今日も憧れを目指して冒険を続けている。



───余談だが。


彼の村を襲ったワイバーンは、とある戦争の余波によって居場所を失った魔物たちであった。


その戦場の指揮者は、レント・アーレント。シャル・エルロッタ=マニュエルノッティ。


この事実を知る者は誰もいない。

この世から葬り去られた、悲惨な戦争が織り成す漠然とした事実である。


しかし、たとえこの事実を知っていたとしても、ハルキ少年は恐らくレントの事を助けに走っただろう。


彼はそういう人間なのだ。隣で生きている妹の為にも、恥ずかしいことはしないと誓った。


そんな事を考えて、今日も生きている。

彼は、その溌剌とした笑顔でもって、臆病ながらも今日も周囲を明るく照らしているのだ。


これにて第一章終了!

ここから二章を書き終えたらそちらも別口で投稿していくので、その時はまたよろしくお願いします!では!!!

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