表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
60/106

弘法の杖

弘法とは空海(弘法大師)などと呼ばれた高僧です。平安時代に真言宗を開きました。

弘法大師は字がとても上手かったとされており、「弘法にも筆の誤り」と言う言葉ができるほどです。

「どれほど優れていても失敗することはある」という意味です。

 むかし、むかし、貧しいおかみさんが山里の家で一人針仕事をしていると、そこへ一人の年老いたお坊さんが訪ねてきて、水をいっぱいお願いしました。

「すみません。長旅でのどが渇きました。水をいっぱいいただけませんでしょうか。」

「いいですよ。でも今、水がきれていますので、すぐに川に取りに行って来ます。ちょっとここで休んでいてください。」

 と言うと、おかみさんは、桶を持って山を下り、川に出かけて行きました。そして、しばらくしてから重い桶を持って戻ってきました。

 お坊さんは、そのやさしさにいたく感動して、こう言いました。

「かたじけない。このような大変な仕事から解放してあげましょう。」

 と言うと、お坊さんは、家の前に立ち、地面を杖でつくと、なんと、水が湧き出してきました。

 おかみさんが驚いていると、お坊さんは、いつの間にか見えなくなっていました。

ブックマークよろしくおねがいします。

感想をいただけると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ