表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/106

浦島太郎

 むかし、むかし、あるところに浦島太郎という心やさしい漁師が住んでいました。

 ある日のこと、浜辺を歩いていると一匹の亀が子供達にいじめられているのを見ました。

「これこれ、かめをいじめたらかわいそうだよ。はなしておやり」

 そう言って浦島太郎は子供たちから亀を助けてやりました。

 数日すぎたある日、浦島太郎がいつものようにつりをしていると亀が海から出てきて、

「浦島太郎さん、僕はこの間あなたから助けられた亀です。お姫様があなたを竜宮城におつれしなさいというのでお迎えにまいりました。」

「竜宮城へつれていってくれるのかい。それなら、少し行ってみようか。」

 浦島太郎はさっそく亀のこうらに乗ると海の中に入っていきました。

 竜宮城はさんごに囲まれ、魚が泳ぐ、それはそれは美しいお城でした。お姫様はそれはそれは美しいお方でした。

「浦島太郎さん、亀をたすけてくれてありがとうございます。どうかごゆっくりしていって下さい。」

 太郎は、お城の中の大きな部屋に案内され、たくさんの豪華な料理をごちそうになりました。

 タイやヒラメやタコなどの魚たちが、太郎におどりを見せてくれました。

 浦島太郎は時間のたつのも忘れて楽しみました。

 まるで夢のような毎日でした。

 数日が過ぎ、浦島太郎は村のことやお母さんのことを思い出し、ついに別れの時がやってきました。

 別れぎわ、お姫様は浦島太郎に小さな箱を手渡しました。

「もう7日も竜宮城にいたので、そろそろ家に帰ります。ありがとうございます。」

「いつまでも、ここにいて欲しいのですが、しかたありません。では、この玉手箱を持っていってください。でも、この箱は決して開けてはいけませんよ」

 亀に乗って村に帰った浦島太郎は、どうしたことか自分の家もお母さんも見つけられず、村もすっかり変わっていました。

 どうしたらよいかわからなくなってしまい、玉手箱を開けてみることにしました。

 すると白いけむりが出てきて、浦島太郎はあっという間におじいさんになってしまいました。

 竜宮城で楽しく過ごしている間に、何百年も経ってしまったのです。

 浦島太郎は、今どこにいるのか、夢なのかわからなくなってしまいました。

ブックマークよろしくおねがいします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ