表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/23

第2話 ぴちょり姫とテケテケ!!

 ぴちょり姫とテケテケの攻防!! 再編集です!!

「何だ!!何が起きた??」


 腰を抜かし夜の学校でしりもちをついた男の子。名をカイトと言った。


 夜の学校、誰もいないはずなのに廊下の天井をテケテケと音が鳴る。怖くて気を取られていると大きな2メートルくらいの青いトカゲに襲われた。


 かまれると思った時少女がトカゲの後ろから水の玉を撃った。夜の空は月が出ていた。暗い暗い晴天の夜空ずぶ濡れの少女が男の子カイトを守った。





 あれは2018年の夏休みの始まる前。カイトははしゃいでた。家に帰りゲームをしていた。



 母親から宿題の準備と確認をしなさいと言われチェックしてみたら一冊ノートを学校の机に忘れていたことが分かった。算数のノートだ。



 夕食食べてゲームして明日の昼に学校に電話して取りに行けばいいと思っていた。


 しかし、幼馴染の女の子から電話があって明日の朝これまでの算数のノート見せてほしいと言われ困った。ちょっと待ってほしいと思ったが向こうはお構いなしにじゃあねと電話を切った。


 これはどうしたらいいか?夜中、学校に行っちゃえとなり行ってみたらこうなった。こんな夜の学校が怖いなんて思ってなかった。



 廊下は暗いし懐中電灯とスマホで明かりはあるが天井のテケテケという変な音。静まり返る教室。ノートを取って帰りに天井をはう青いトカゲに襲われずぶ濡れの少女に助けられる。




 少女はぴちょり姫!!前に何度か雨の日に傘を貸した。ふんわりチョコレートの匂いのする子である。


 青いトカゲは水の玉を当てられ振り返る。少女を威嚇した。トカゲの背中のひれが立った。少女ぴちょり姫は男子カイト側に回って言った。


「早く帰ったほうがいいよ!!」


「お前はどうするんだ?襲われるぞ!!」


「私は大丈夫!!妖怪だもの。」


「ちょっと待て!!妖怪って?」


「そう、あなたにとりついている妖怪ぴちょり姫!!」





 そういうと天井にまたへばりついた青いトカゲに水の玉を撃ちながらおとりとなって消えてった。青いトカゲも廊下の奥に消えてった。男の子は何とか走って学校から出て家に帰った。




 今日は大変だった。あの子はなんなんだ?学校って夜妖怪が出るのか?わけが分からない。とりあえず算数のノートを確認するか。



 算数のノートをパラパラ見てると、最後のページに女の子の書くような丸文字で書かれていた。




『二股はダメだよ!!』




 意味が分からなかったもののその文字からチョコレートの香りがした。またお礼言わなきゃいけないな。カイトは寝ることにした。明日雨なら会えるのかな?




                                              

             おしまい

 読んでくれてありがとうございます!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ