『一ヶ月後に、光を待って』・・・『詩の群れ』から
『一ヶ月後に、光を待って』・・・『詩の群れ』から
㈠
どうだろう、一ヶ月というのは、長いようで短いな。
そうだろ、そして、短いようで長いんだ。
時空間を超えたならば、どこでもドアだろう、だろうだ。
しかい、深刻だよ、光を待つしかない、我々は。
㈡
一体、どうしちまったんだろうな、世界は。
そうだよ、しかし、人類が乗り越えられなかった試練など、あったか。
え?
つまり、人類は、それ相当の対応をして、生きながらえて来たじゃないか。
㈢
俺もお前も、いつ死ぬか分からない、それは世界の真理なんだよ。
そうだろうな、そして、一ヶ月後に、光を待って、闇を抜けるんじゃないか、だろうだ。