おまけ
おまけです。
本編と少し関わっているかもしれません。
お・ま・け(ハート
―――――その1―――――
「今日も元気だ飯がうまい!」
朝起きてからすぐに飯を食う。
それが俺の一日の始まりだ。
「ふむ、よし!よし!」
思いっきり歯を磨く、自慢の歯に虫歯なぞ作りたくないからな。
「おはよう!」
廊下ですれ違った作業員一人一人に挨拶をする。
ブロック長だからこそだ。
「ふむ、熱いな!」
工場内で作業をする、すすが顔に付き黒くなるが歯だけは白いままだ。
「疲れた!飯だ!」
昼飯を食う。
今日はウェインで食うことにしよう。奮発だ!
「うまかった!午後も頑張ろう!」
ウェインはやっぱりうまい!なんだこれは!
午後ももう一頑張り出来る。いや二頑張りだ!
「疲れたな!お疲れ様!」
ブロックで作業していた作業員一人一人に挨拶をする。
あとは夜番のやつらと変わるだけだ。
「ふむ!気持ちいいぞ!」
シャワーは体の疲れを癒してくれる。
風呂場にある鏡で自分の筋肉に声をかけることも忘れない。
「よし!飯も食った!寝るぞ!」
電気を消し布団に潜り込む。
冬の風が鉄板の間から微妙に入ってくるのが寒い。
「今日も元気だ飯がうまい!」
今日も俺は元気ですよ、先生。
カゲヤマさんの一日
その2
「……なぁ、お前ってさ」
目の前にいる『鷹』に声をかける。
「ん?なんだ?」
鷹は米を口に放り込みながら答える。
「名前は……?あと男?女?」
俺はこいつの名前が何故だかわからない。
だからいつもお前とか呼んでたんだけど。
「名前はまだ無い!それと見てわからないかな?女だよ」
女と言うことはわかった。
「まぁ確かに最終話であなたとか呼んでたもんな、なんで一人称僕なの?」
鷹はご飯をおかわりしている。
「ん?まぁ最初から男か女かわからない中性的な感じが良いかなと思って。
僕っ娘萌えー?」
いたずらな笑みを浮かべながら俺のおかずに手をつける。
「まぁどストライクだけどさ、萌えーだけども!!」
箸を箸でガードする、肉だけは取られるわけにはいかない。
「フフフ……『鷹』に勝てるとでも?」
こんな未来もあったかもしれませんが、まぁ舞台裏と考えてください。
舞台裏、ライアンと鷹の会話。
その3
「ムニー」
「ムー」
「キラッ☆」
「わしゃわしゃ」
「ギューッパ!」
「にへへ」
「……僕何してるんだろ」
鷹、鏡の前での遊び。
これで終わりですー。
読んでいただきありがとうございました><