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超訳正史三國志 蜀漢五虎将伝  作者: ヘツポツ斎
関羽 雲長

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関羽2 顔良を刺す

呂布りょふを倒した後、いよいよ曹操そうそう

袁紹えんしょう打倒に動き始めた。


このとき劉備りゅうびは袁紹につくため、

その手土産に曹操にちょっかいを

掛けようとした。


が、先手を打って曹操、

いきなり劉備軍を奇襲。

劉備はほうほうの体で袁紹軍に逃亡した。


この奇襲を受け、関羽かんうは曹操に投降。


あの関羽をゲットだぜ! と、

曹操、本拠地に帰還するなり、

献帝けんていにおねだりして、

関羽を偏將軍へんしょうぐんの座につけてもらった。

そのうえで、めっちゃ厚遇した。


一方、袁紹もまた動いていた。

顔良がんりょうを総大将として、白馬津はくばしんに駐留していた

劉延りゅうえんという武将を攻撃、包囲する。


よっしゃ、いったれ関羽!


もと呂布の配下武将、張遼ちょうりょうとともに、

白馬津救援軍の先鋒に任命。


数万の大軍が白馬を囲む中、

関羽、目ざとく顔良が待機する

天幕を発見。


馬にむち打ち、一駆させると、

見事に顔良に矛を突き立て、殺した!

そしてその首を切り、帰還。


ひいい、あんなバケモンどうしろってんだ。

袁紹軍の将たち、怖気づく。

あんなんに来られたらどうしようもない。

白馬の袁紹軍は、こうして撤退した。


「なんだこいつやべえ!」


曹操、またも献帝におねだり。

関羽に漢壽かんじゅの封地を与えた。

その爵位は、亭侯である。





曹公東征,先主奔袁紹。曹公禽羽以歸,拜為偏將軍,禮之甚厚。紹遣大將軍顏良攻東郡太守劉延於白馬,曹公使張遼及羽為先鋒擊之。羽望見良麾蓋,策馬刺良於萬眾之中,斬其首還,紹諸將莫能當者,遂解白馬圍。曹公即表封羽為漢壽亭侯。


曹公の東征せるに、先主は袁紹に奔る。曹公は羽を禽え、以て歸し、拜して偏將軍と為さしめ、之を禮すこと甚だ厚し。紹にの白馬に大將軍顏良を遣わせ東郡太守劉延を攻ましむるに、曹公は張遼及び羽をして先鋒と為し之を擊たしむ。羽は良の麾蓋を望み見、馬を策し良を萬眾の中にて刺し、其の首を斬りて還る。紹が諸將に能く當たる者莫く、遂には白馬の圍みを解く。曹公は即ち表し、羽を封じて漢壽亭侯と為す。




顔良

文醜ぶんしゅうとともに二枚看板と呼ばれるが、正史にでてくる袁紹軍の武将の中で大将クラスの働きをしていたのがこのふたりだった、という印象にもなった。


張遼

白馬津戦は、関羽、張遼どちらにとっても投降後間もなくの戦闘。そう考えると、二人にとっての「試しの場」としてあてがわれた印象もある。


亭侯

五爵、いわゆる公侯伯子男の下位に位置する爵位……なのだが侯爵と字をかぶらせてくるとか頭わいてんのかって感じである。なので、こういうのを見ると「漢の壽亭県に封じられた侯爵」扱いするデマを流布したくなる。メリットは特にない。

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