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超訳正史三國志 蜀漢五虎将伝  作者: ヘツポツ斎
趙雲 子龍

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40/52

 ちょーうん! 2-3 

ちょっと話がさかのぼります。

夏侯惇かこうとん博望はくぼうで戦ったとき、

言い換えれば、諸葛亮しょかつりょう劉備りゅうびに合流した、

その、初舞台の戦いのとき。


趙雲ちょううん夏侯蘭かこうらんって人を生け捕りました。

この人、趙雲と同郷。

若い頃からの顔見知りでした。

なので趙雲、劉備に陳情します。

彼は法律に明るい、

だから取り立ててやってくれ、と。


ただ、命を永らえたからと言っても、

ホイホイ近づくわけには行きません。

下手すりゃ夏侯蘭にスパイ嫌疑が

かかるかも知んないっすからね。


趙節ちょうせつの兄嫁のことといい、

とにかく趙雲、身を慎むことにかけちゃ、

本当に徹底したもんだったそうっす。




先是,與夏侯惇戰於博望,生獲夏侯蘭。蘭是雲鄉里人,少小相知,雲白先主活之,薦蘭明於法律,以為軍正。雲不用自近,其慎慮類如此。


是の先、夏侯惇と博望にて戰いたるに、生きて夏侯蘭を獲う。蘭は是れ雲の鄉里人たれば、少小なるより相い知りて、雲は先主に之をして活かしめんと白い、蘭の法律に明るきを薦め、以て軍正と為す。雲の自らの近きには用いず、其の慮の類の慎みたるは此くの如し。

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