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ちょっと家出してみようか  作者: 霜雪 雨多
3/17

水は至高である

間がだいぶ空きましたが、続きです。

警官に起こされ、まあ何事もなく朝を迎えた。とはいってもまだニワトリもグースカ寝ているような時間だが。

警官に礼をいい、未だに眠る街を駆けてゆく。


駆けたら十数分で駅に着いた。そのまま学生証で改札を通る。

学生証にはチップが埋め込まれているので、ICカードとして使うこともできる。

しかも家出期間中は公共交通機関ならフリーで利用できるとのことで、いたせりつくせりである。


始発前ということだが、駅のホームには会社員と思われる人がちらほらみられる。

こんな時間に利用する人はほぼいないだろうと想像していたのだが、僕の思っているより社会は大変なようだ。

と、立ち止まったところで毛穴からブワッと汗が噴き出してきた。

いくら明け方とはいえども、持久走みたいなことをしていたら汗をかくのは当然だった。

自動販売機で買う飲み物は一択。水だ。

ジュースは甘いが、海水を飲むのと同じように水分を失い、結局喉が乾く羽目になるそうだ。

よって飲み物は水やお茶を買うべきである。

そしてお茶よりも水が好きだ。したがって僕は水を買う。

証明終了。

決して財布を開いたら1000円札1枚しかなかったからとかではない。

ガコン、と音がして富士の天然水を買った。

水を飲むと生き返った気分になる。

やっぱり水は最高だ!


「あれ、葉波くんじゃない」

ふと横から声をかけられた。


作者は水が大好きです。

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