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V.T. 公爵と私の乙女ゲーム  作者: 端野ハトコ
クリスマス番外編 『きよしこのよる』
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3 不可抗力

3 不可抗力



 楽しみにしていたディナーが苦行に変わったと決して認めたくない私は、果てしなく続いた甘い物攻めとも雄々しく闘った。ギブアップしなかったことを褒めてもらいたい。でもそんな暇や余裕がある人はいなかった。


「さて、ディナーが足りなかったという者はおらんだろうな? ゲームの時間だぞ」


 満腹を通り越した胃を抱え、できれば少し静かに大人しくしていたい気分。他の人はそうじゃないのかしらと見回したら、みんなノロいながらも席を立っていく。しょうがない、ついて行くか。


 ダイニングルームを出て、別室でゲームだ。これも伝統的なクリスマスの過ごし方。

 冬の早い陽は落ちている。時間をかけてディナーを味わったので、外はすでに暗い。


 ゲームは昨日の広いサルーンでするのかと思ったら、別の場所へ行くらしい。一度サルーンへ寄った一同は、その階段を上って回廊を進む。


 きちんと蝋燭が灯してあるクリスマス・ツリーを見て、またもこれに火をつける使用人の苦労を思い出す。お陰で私は少し遅れた。同じように遅れたらしいシンシアと互いのドレスを褒め合ったりしながら、応接間へと向かう。


「グロヴナー街のお店であつらえたのね? その店は知らなかったわ、ありがとう、教えてくれて」

「ご冗談でしょう。公妃のほうが詳しいでしょうに」

「いやそんなことは。それより、私のことはセアラでいいわ。ねえ、シンシア」


 十七の女の子からロンドンのドレス店の情報を得て、この偽者公妃はひとつ貴婦人に近づきました。冗談でなく感謝していますが何か。


 会話の流れで、宝石の話になる。私はここぞとばかりに、雇い主の高価な持ち物を運んだり管理したりするレディーズ・メイドの気苦労について語らせてもらった。


「――まあ、セアラったらおかしなことを気にするのね」

「おかしなことかしら。でもね、高価な宝石を持ち運ぶメイドの精神的負担を少しは考えてあげても――」

「キスしていいわよ、アーサー」


 はい?


 妙な発言を耳にした。私でもシンシアでもなく、私たちが向かっている先から聞こえた。


 見ると、開いた戸口の前にいるのは二人の人物。片方はローズピンク、片方は黒のイヴニング・コート。金髪と黒髪の若い男女。名前が出たので片方は誰だかわかるし、ドレスの色でもう片方も見分けられる。


 アーサーと、横にいるのはラベンダーだ。


 戸口の前に立ったラベンダーが、アーサーを引き止めるようにそう声をかけた。ちょうどその瞬間に居合わせたらしい。


 何この女、と色めきたったら、耳元でシンシアがささやく。


「セアラ、あそこ。宿り木があるの」

「え? あら、本当」

「こっちに気づいていないわ。アーサーはどうするかしらね」

 

 シンシアの言う通り、応接間の扉の上には宿り木が飾ってあった。緑の葉の植物をまん丸い形になるように束ね、赤いリボンをつけて飾った物。その植物は白くて小さな丸い実もつけている。


 『宿り木(ミスルトー)の下では、誰でも女の子にキスしてもいい』。そういう風習はある。あるけれど。


(自分から誘うか?)


 この伯爵令嬢、よくもそんな真似できるな、とちょっと頭にきた。お遊びとわかっていても、あまり愉快に見てられない。

 そしてそんなラベンダーに、アーサーがどうしたかというと。


「…………ああ! 宿り木か、そんなのあったっけ。すっかり忘れてたよ」

「え、ちょっと。アーサー、キスしないの? 毎年してくれたじゃない!」

「そうだったかな。覚えがないな、本当に」


 あっさり流した。まず宿り木に対して反応するのに数秒かかり、思い出しても結局つれなく去ったのだ。どこか飄々とした態度で。

 それを見たシンシアが小さく笑う。


「ね、セアラ。わざとかしら」

「さ、さあ」

「あそこまで言われたら手の甲へぐらいしてもいいじゃない? セアラ、あなたはお幸せね」

「そ、そうね。はは、嬉しい……」


 どうなんだろ。単に女の人に触りたくないとか、きっとそういう理由なんじゃないかな、きっと。何せあの公爵閣下だ。まさか私のためではないだろう、仮面だし。


(そうよ、私にさえしないんだから、他の女にしていいはずが……って、待て自分)


 ハッとした。今ちょっと、偽者の立場を忘れかけていた気がする。アーサーが誰にキスしようが、私が不愉快になる必要はないんだっけ。

 

 一方で残されたラベンダー。こちらは憤怒やるかたない、といった表情を隠せていなかった。それはそうだろう。これだけの美人に言われて、普通は断る男もいない。


 気が進まなかったけれど、シンシアと共に彼女の横を素通りした。するとすれ違う瞬間に、耳元で聞こえた言葉がある。


「――横盗り女」

「え?」


 聞き捨てならずに振り返ると、ラベンダーはそれはそれは美しく微笑んでいた。


「さあ、まずはジェスチャーゲームからよ。公妃、最初にどうぞ」

「え、ええ」

「あそこに立って。さ、早く」


 引っ張られ、むりやりのように暖炉の前に立たされる。今って、ものすごく動きたくないんだけどな。



 “ジェスチャーゲーム”や“スナップ・ドラゴン”。お次は“椅子取りゲーム”や“スリッパ捜し”で騒ぐ貴族たち。どれもたわいもない遊びだ。正装した大人が熱中する姿はなんともいえず奇妙だけど。伝統だから仕方ない。


 出題者が出すヒントからお題を当てていく“それは何でしょう”というゲームで、アーサーが出題者になる。


 私はシンシアと並んで同じソファに座っていた。するとこっそり話しかけられる。ゲームそっちのけで。


「ね、セアラ。内緒の話よ、聞きたい?」

「内緒って?」

「さっきのあれ。気を悪くしていたでしょう? 説明してあげる」


 少し意地悪そうに笑ったシンシアは、それから深く息をつく。どこか困ったような苦笑にも見えた。


「簡単に言うとね、ラベンダーは狙っていたんだと思うの。公爵の花嫁の座を」

「公爵って。まさか?」

「今セアラが考えている通りの人。気持ちはわからなくないわ、わたしたちはどうしても嫁がないわけにはいかないし。相手が公爵様なら願ってもないって、誰でも考えるでしょ?」


 わからなくはない。いや、私はメイドだけど、本物のセアラ様の立場なら想像できる。


「遠縁とはいえ、毎年顔を合わせるのよ、アーサーとは。歳回りも近いし。だからラベンダーの目には、この上なく素敵な良縁に見えていたでしょうね。実際、去年のクリスマスには、『来年は公妃として出席するのもいいわね』って言っていたんだから」


 なるほど。なんだか色々腑に落ちた。

 本物のセアラ様も伯爵家の令嬢で、アーサーには別筋での遠縁だ。ラベンダーと限りなく立場が同じ。それなのに。


「それで『横盗り』なのね。もしかして……本気だった?」

「それはないわ。ラベンダーは綺麗でしょう。アーサーにこだわらなくても、引く手あまただったのよ、デビュタント以来。彼女もそれを楽しんでた。でもえり好みしてるうちに気がついたら……」


 シンシアはそこから先の言葉を濁す。ラベンダーの、指輪のない薬指に視線を注いで。


「……だからラベンダーが多少不愉快でも、受け流してもらえると助かるわ。やっかんでるだけだから」

「いえ別に、不愉快というほどでは」

「心が広いわね。ジャネット叔母様も目の敵にしてるわよ、セアラを。ここへ来て以来、あなたの悪口ばかり。会う前からね」

「親娘で私の悪口を? まあ」


 昨日の夕食前に話していたのは、私の悪口だったのか。なんとまあ、貴婦人というのは暇なものだ。


 ところで、“それは何でしょう”のゲームだけど、出題者のアーサーは、ラベンダーが矢継ぎ早にどんどん質問を飛ばすので、答えるのにたじたじだ。なんだかなあ。


 そしてそれを見た伯爵夫人がヘレン夫人に話しかけたのが、私にも聞こえてしまった。


「ねえヘレン、あの二人のことですけれど。あなたも残念だと思われません?」

「あの二人って?」

「ラベンダーとアーサーのことに決まっていますわ。本当に、こんなにピッタリな縁はないのに、わたくし今でも残念でしょうがないのよ」

「ジャネットったら。いくら残念でも、アーサーにはもう」

「わかっていますわ。でもね、思うの。大きな声では言えませんけれど、あんなみすぼらしい身なりで人前に出る女のどこに、わたくしのラベンダーが劣るというのかしら。公爵の妻ともあろう者が、ダイヤのひとつもつけていないなんて」


 あのー、聞こえてるんですが。あ、違うか。さては聞こえるように言ってるな。


 ゲームの出題者は暖炉の前に立ち、他の者は出題者を囲むようにしてソファや肘かけ椅子に座っている。とうとうズバリ言い当てられ、肩を落としたアーサーが暖炉の前から引き、代わりに次の出題者であるラベンダーが立ち上がる。


 その時だ。悲鳴に近い声が上がった。


「ラベンダー! あなた、“プレアデスの乙女”はどうしたの!?」

「え? ――ない、どうしましょう!」


 悲鳴は伯爵夫人だ。母親に指摘されたラベンダーは自分の髪に手をやり、そこに挿していた飾りがひとつ減っていると気づく。


 確かになかった。ひときわ大きな輝きを放っていた青い宝石がなくなっている。


「どこかに落としたんだわ! どうしましょう」

「どこへ落としたというの。あなた、あれはわたくしの大事な物だからと、あれほど」

「わかってますわよ! さっきまで、確かに髪に……ここへ来た時に、一度鏡を見て直しましたもの。どこかにあるはずです!」

「この部屋のどこかに落としたということかね? やれやれ」


 とつぜん巻き起った騒ぎに、ヘンリーおじさんも立ち上がる。もちろんモリスフィールズ伯爵も、その他の人も。プレアデスの乙女を捜し、みんなで部屋の中を歩き回ることとなった。


「……ないわ」

「本当にここなの? ラベンダー」

「もちろんです! だってさっきは本当に、あったんだから……見つからないはずありませんわ、絶対に」


 床の上はくまなく捜したし、椅子のクッションの下も点検した。でも残念ながら、九人全員で見回ってもサファイアは見つからない。見落とすはずはないと思うんだけど。


 大切な宝石を失くされた伯爵夫人が叱責を飛ばす。


「ラベンダー、自分の髪に挿した物を落としたのに、どうして気づかないの!」

「ご、ごめんなさいお母様。……だって、椅子取りゲームもしましたし、スリッパ捜しだって。あんなに歩きまわったら、落としてもわかりませんわよ。――そうだわ」


 涙目になって母親に謝るラベンダーは、何かを思い出した表情をした。


「スリッパ捜しの時も椅子取りゲームの時も。部屋を出入りしていた者がいますわよね?」

「ラベンダー。お前が言うのはチャールズのことかね?」

「ええ。給仕を何度か出入りさせましたでしょう。その者をもう一度呼んで下さい」


 ゲーム中、応接間にいたのはヘンリーおじさんと客たちだけ。

だけど椅子を並べたり捜すスリッパを用意させたりなんだりで、使用人が何度か出入りしている。

 ラベンダーが呼んでいるのはその給仕のことらしい。下がっていたチャールズが呼ばれ、ほどなく再び姿を現した。当惑した表情で。


「どうかなさったのでしょうか?」

「お前、落し物を拾わなかったかしら? さっきこの部屋で」

「落し物ですか? さあ、特には……」


 暖炉の前に立たされたチャールズは、ラベンダーからの詰問にもっと戸惑った。


「本当でしょうね?」

「おいおいラベンダー。お前は何が言いたいのかね?」

「だっておじい様……ないはずありませんのよ。だったらもう、後は」


 ラベンダーが何を言いたいのか。それを察したヘンリーおじさんが少し顔色を変える。

 部屋中捜しても出て来ないプレアデスの乙女。何度か部屋を出入りしていた給仕。この二点から、ラベンダーの矛先はどこへ向かっているのか。


「チャールズが盗んだと言いたいのか?」

「まっ。そんなはっきりおっしゃらなくても」

「だがそう言いたいのだろう。――なんてことだ」


 自分の使用人に疑いがかかり、ヘンリーおじさんは片手で頭を抱える。嘆かわしそうに。それを見たチャールズが、焦った声で言い募った。


「な、私が何を盗んだとおっしゃるのですか!? そんな、何かの間違いです」

「それはそうだとわしも信じたいが……しかし」

「……手癖の悪い使用人の話ならよく聞きますわね」

「そんな。あのサファイアを? 確かにあれはとても高価でしょうけれど……」


 え、ちょっと待ってよ。


(違うって言ってるのに。それにラベンダーが失くしただけじゃないの?)


 おじさんもそうだけど、他の人の様子を見回して、私は愕然とした。ラベンダーはもちろん、伯爵夫妻もすでに猜疑の目を向けているし、シンシアまでもが「信じられない」といった顔でチャールズを見ている。本気で給仕を疑っているようだ。


(それって使用人だから?)


 感覚の違いだろうか。高価な物が消えたら、まず使用人を疑うのがこの人たちの普通の感覚なのかな。普段は空気か何かだと見なしているくせに、こういう時だけ弱い立場の者に責任を負わせようとするの?


 自力では一生手に入らないだろう代物が、目の前に無造作に置かれていたら。確かにちょっとはドキリとする。でもさ。


(そんな簡単に決めつけるんだ)


 本人が違うって言っていても、信じてもらえないんだ。

 階級意識の差だろうか。本当ならチャールズの側に属する私。もしバレたらどうなるんだろう。私がセアラ様から奪ったのって、宝石ひとつじゃ済まないんだけど。


「兎に角、本当に持っていないかどうか確かめましょう。身体検査を」

「でもジョージ、その給仕は何度も部屋を出入りしてますわ。もうどこか、他の場所にやったかも」

「なら他の出入りした場所もすべて調べればいいだろう。お義父様、構いませんね?」

「ああ……そんなはずはないと思うがな。そうだ、潔白を証明するためにも、ひと通り調べてやったほうがチャールズのためにもなるか」

「決まりですね」


 口出しできずに見守るうちに、ヘンリーおじさんや伯爵たちの相談がまとまった。


(どうしよう。放っておいていいのかな)


 それでも見つからなかったら、チャールズに対する疑いは綺麗に消えるだろうか。どっちみち、疑われただけでも評判に関わる。ヘンリーおじさんは首にするかもしれないし、そうなったら次の職場も見つかるかどうか。


 なんとかこの流れを止めないと。もっときちんと調べましょうと言いたいけれど、私、今度は自分自身に疑いがかかることを怖がっている。サファイアを盗んだ覚えはないけれど、もっと大きな秘密があるから。何かの拍子で疑われることを恐れている。


 ヘンリーおじさんが執事を呼び、チャールズを調べさせようとした。


(怖い。でも言わないと)


 “その前にもっと部屋の中を調べましょう”。そう言おうと思った。


「その――」

「待って下さい、ヘンリーおじさん」


 先に言ったのはアーサーだ。難しい顔をした公爵閣下は、集めた視線の中でこう続ける。


「チャールズを疑う前に、もっときちんと部屋を捜しましょう。家具も動かして、灯りをもっと増やして。それと、廊下もダイニングルームも調べてからでないと」

「アーサー? しかし」

「この部屋でなくなったと言いましたでしょう!? ゲームを始める前に、鏡で見たんですもの」

「落ち着いてくれ、ラベンダー。でも見間違いか記憶違いの可能性がないとは」

「まあ……! わ、わたくしの目や記憶よりも、チャールズを信じますの?」

「そうじゃないよ」


 興奮するラベンダーをなだめるように両手を上げて、少し圧され気味ながらもアーサーはちゃんと言った。


「そんな簡単に人を疑うものじゃないだろう。チャールズにしたら、泥棒の疑いをかけられるなんて大問題だよ。なんなら人生も左右する。こういうことは慎重に進めないと」

「でも。たかが給仕に」

「その『たかが給仕』の世話で豪勢なクリスマスを過ごしているじゃないか。

ヘンリーおじさん、おじさんはチャールズの普段の仕事を見ているでしょう。彼はいい加減な人柄ですか?」

「……いいや」

 

 アーサーの話を聞いて、おじさんも少し冷静になったようだ。執事に命じて、他の使用人も動員して、アーサーが言った通りの場所を捜索させようとする。


「見つからなかったら? もし、チャールズがどこかに隠していたら――」


 それでも言い募ろうとするラベンダー。肩をすくめたアーサーがまた答える。


「身体検査するなら、何度か出入りしただけのチャールズじゃなく僕らが先じゃないかな。ずっとここにいたんだから」

「アーサー! なんてこと言うの」

「それが筋だろう。それなら彼も納得して検査を受けられるだろうし」


 うん、その通りなんだけど。アーサーの筋の通し方は正しいと私も思う。


(まずいわ。それはまずいわアーサー……!)


 いや、もちろん私もサファイアなんて持ってない。持ってないけれど、実はディナーの直前に届いたばかりの手紙を持ってるんだよね。例の“教授”からの指示書を。まずいな、もし調べられて、誰の手紙か訊かれたら。どうやって誤魔化そう。


 思わぬところで追い詰められかかった偽者公妃。予想外の危機だ。

 万事休すか。とうとう両手が後ろに回るのか。


 ところが、救いの手は意外な方向から差しのべられる。


「あの、旦那様」

「なんだ、チャールズ?」

「髪飾りというのは、大きな物ですか? 手のひらよりも?」

「いや、サファイアは大きいが、それは宝石にしてはという意味でだな」

「でしたら。以前勤めましたお宅で似たようなことがありまして。舞踏会で、あるレディがつけておられた宝石がなくなったのです。その時はですね――」


 公爵の応援を得た給仕チャールズは、自力で疑いを跳ねのけてみせた。


 以前彼が勤めていた屋敷では、舞踏会中の貴婦人の耳からイヤリングが外れ、そのまま消えてしまう事件が起こった。色々とすったもんだがあった末、落ちたイヤリングは踊る令嬢たちのドレスの裳裾によって床の上を運ばれ、最終的には絨毯の下へとすべり込んだと判明する。翌朝の掃除で発見されたそうだ。




 結論を言おう。家具を全て移してまくり上げた絨毯の下から、青い星の乙女は無事に発見された。ついでにとあるレディが面目を失ったのは、不可抗力だ。




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