第28話:うちのサンタが餅ゴジラすぎる!
《 前回のあらすじ 》
俺以外のやつらがなぜか日本の行事を知ってた
妖精たちが鏡餅に群がる。
「鏡餅だー!」
「みんなで食べるとすぐ無くなるよね!」
「じゃあでかさ極めようー!」
「ヤバさ極めようー!」
「デカくて味もバラバラにしちゃおうー!!」
「激辛部分も作ろ!」
「甘すぎ部分もー!!」
「動くようにしたら、よりヤバいよね!」
ノエルが止める間もなく、
キラキラキラキラキラキラ!!
妖精たちが全力でキラメキパウダーをぶちまける。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
鏡餅が膨張。
1メートル→5メートル→10メートル→50メートル──
テントを突き破り、純白の餅ボディがビーチを埋め尽くす。
ミカンの背びれがヤシの木をなぎ倒し、ボタンの黒目がキョロキョロ。
口からぜんざいがダラダラ垂れて、砂浜がべちゃべちゃの甘い沼に。
餅ゴジラ【モチラ】爆誕!!
「モチィィィィィィ!!」
ぜんざいがプールに流れ込み、プールがあんみつみたいに。
ヤシの木が餅でべっとりくっついて倒れ、妖精たちが「わー!!」「やばすぎー!!」「でも可愛いー!!」と笑いながら逃げ回る。
ビーチチェアが餅に埋もれ、BBQグリルがぜんざい煮込み状態に。
ノエルが、完全に死んだ目で呟く。
「……妖精甘やかしすぎた」
ルドルフが日陰から這い出て絶叫。
「貴重なバカンスが台無しだよ!!」
クランプスが小さくため息。
「…楽園が一気に地獄絵図になりましたわね」
弁才天の声が遠くから拡声器で響く。
「ノエルちゃん、トレンド1位きたー! #餅ゴジラ 世界中でバズってるよ~♡
私たちはバカンスなので、ホテルで観戦中!
がんばってね~!」
(次章へ続く! 餅ゴジラの攻撃が始まる!?)
──ここまで読んでくれた良い子たちへ。
お疲れ様だったな。
だが、まだ帰るなよ?
・次のエピソードは1月15日、20時に投稿予定だとよ。
・ブックマークしてない奴、手あげろ。
ホールドアップしろとは言ってねえ。
・活動報告も要チェックだ。
小話をアップしていくよう、作者を脅しといた。
本編が待てない良い子は、そっちも読め。
──ノエルより。




