10月1日
もう十月入ったね。もうこの学校入って半年たったという恐怖。
もう卒業まで四分の一経ったのに、プロになれる気配がいまだ見えないよ~!
でも、確実に成長できているのは分かる。だから、焦らず確実に、一歩一歩課題をやっていこうね
今日はね、授業と小説どっちも頑張ったわよ。
褒めてほしいわ。
明日はまたバイトあるからもしかしたら投稿し忘れちゃうかも、ごめんね。今のうちに言っておく。
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「新潟の食文化はね、想像よりもすごいんだよ」
華音は語りだした。お淑やかなお姫様なんて呼ばれる彼女からは想像もできな程、熱く語りだした。
「まずね、新潟と言ったら米だよね。普通の白米は当たり前だけど、米菓やお酒なんかも新潟は有名で、越乃寒梅や、八海山は名前ぐらいは聞いたことあるんじゃない?」
「え⁉ 新潟って酒も有名なの?」
「お酒つながりで言うとやっぱり、酒の肴もめちゃくちゃあるんだ。枝豆に、米菓の柿の種。半身揚げっていうカレー味の唐揚げは私の好物なんだよね~。でも私が一番好きなのは新潟のラーメンかなぁ、新潟五代ラーメンは当然として、それ以外も全部おいしいし、知ってる?新潟は山形県に次いで全国二番目のラーメン消費量なんだ。米もラーメンも消費量多いし、あそうそう、新潟のほとんどの人は枝豆をどんぶり一杯に食べるんだ。それに……」
あ、やばい。もう止められない。ずっと語り続けるな。
このまま、放置してていいものか。
「まだまだ、魅力はいっぱいあるからね! 何でも聞いて!」