表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
159/168

9月28日


 模写って、結構大変だね……。

 今日は、練習のために模写してみたんだけど、

 今度の公募の為に、まずは似たジャンルの漫画でやってみたの。


 漫画とパソコンを次々に見てると目が疲れるし、何気に漫画文字多いし……。

 漫画と小説で技法がちがうから、そこを小説にするのが何気に大変。俺、こうやって模写するまで知らなかった。

 漫画って、基本的に句読点もないし、三点リーダーの数も少ないし、ダッシュと、三点リーダーを合わせて使うことが結構あるんだよね。


 あとは、キャラのセリフがめちゃくちゃ多いのよね。

 本当に、学ぶことが多すぎるよ。


 もう小説家になるために必要な勉強時間と弁護士になるために必要な勉強時間同じぐらいじゃない?

 ……さすがにないかな。


 ここから、ショートストーリー書いていきますね


***


「今日から、一ヵ月。特別授業を行う」


 教壇に立つ先生は黒板に白い文字を書いた。

 力強く、筆圧の濃い丸文字。


「新潟のアピール動画を作ろうって、どういうことですか?」


 フフン。と鼻息を漏らす。

 生まれも育ちも新潟の先生は、特別な物が好きで、さらには新潟のことが心の底から大好き。

 だから、今回の授業にどこか浮かれている様子だ。


「適当に、二人一組を組んで何をするか、話し合ってもらう」


 その声と同時にクラスメイトは、立ち上がり一瞬でクラス中は喧騒に包まれた。


「ね、犬飼くん。一緒に組も?」


 声を掛けてきたのは、クラスの女子:華音(かのん)だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ