入学、そして安心
はじめて書きます。最初なので短めです。基本気が向いたら載せる予定です。
アドバイスや誤字があれば教えていただけると幸いです。(厳しめでお願いします)
ちなみに作者ともっちゃんは心の中で会話しています
『』もっちゃん
作者は本文
「」通常の会話
です。
~この物語は素直じゃない少年、もっちゃんの小学校生活を描いたものである~
もっちゃんは幼稚園を卒業したばかりの6歳の少年である。基本的に性格は明るいほうだが、大人数の目の前に立ったり発表することは人一倍苦手であり本人も理解している。しかも喧嘩はめっぽう弱く、体育もそこそこという、まぁとにかく弱いのだ。しかも誇れることは算数のみ、他の教科の才能は算数の才能に吸われてしまった......それくらい不運な男の子だ。
4月上旬、入学式中でもっちゃんは「小学生」というものにワクワクしていた。
『なんでワクワクしていたかって? そんなの決まってるよ。ねんがんの「お兄さん」とやらになれるからさ! ママによると「お兄さん」ってのはかっこいいんだって!』
<かっこいい>につられるあたり「お兄さん」とやらには程遠い気がするが......
『って、おい! ぼくはもうりっぱな「お兄さん」だぞ!』
......例えば?
『......「お兄さん」だもん』
所詮、子供のなんてこんなものだ。いまも幼稚園生だといわれても信じれる
こうして小学校生活が幕開けるのだった。
「湊舞小学校」千葉県の田舎のほうにある意外に新築で頭のいい名門小学校である。
「校長先生の話、校長先生お願いします。」
「はい。え~皆さんご入学おめでとうございます。皆さんは今日から湊舞小学校の生徒としてたくさん学び、、、え~勉強して、もらおうと思います。話変わるんですけど私には孫がいてですねちょうど皆さんと同い年なんですよまぁここじゃありませんが、でですね......」
校長の話が終わった。ていうか校長の話も長すぎだろ無理に話し伸ばそうとしてさ結局は自分の話題、、、はぁ~ほんとに名門か疑っちゃうね
次は各教室に移動だって、ってもっちゃん寝てるよ......まじでどこが「お兄さん」なんだ?あ、誰かが起こしに来てくれた。
「きみ~起きて~何組かな?」
「むにゃむにゃ、、、やっぱりぃぼくはぁ、りっぱな「お兄さん」だなぁ、えへㇸzzZZ」
寝言でもあきらめないとは、手強い!ってじゃないのよ! 聞いてるんだから答えろって!
「はっ! あれ、みんなは?」
もっちゃんはあたりを見渡した。生徒がいない。そりゃそうだ。
「もう一回きくよ? 何組かな?」
ヤバいこの人怒ってる......しかも無表情で女の先生ってこわっ......
「1年2組デス」
萎縮して片言になってる
「じゃあ早く行きなさい? きっと待たせてるわよ?」
「ハイ」
さすがにもっちゃんも怖かったみたいだ
担任らしき先生が待っててくれてる、いなかったから探しに来てくれたのかな? まぁこれで迷うことはないね! いやーさっきの先生じゃなくてよかった。ほんとに。
教室に入った。朝の会が始まり自己紹介が始まった。
読んでいただいて感謝しかないです!(≧∀≦)
これからも気が向いたら書いていこうと思いますので、楽しんでいただけると幸いです。
※この作品はフィクションです。