建物
イスカミューレン商会 本館
帝都、第一区画の南門の近くにあるイスカミューレン商会の建物は時々出てきます。
ツ・バール帝国は過去に侵略戦争を受け、それを撃退している。
そんな歴史から帝都は要塞都市として、侵略を受けた際は絶対防衛が可能なように構築されている。
最後の砦である第一区画の南門が突破された際に出城として機能させる事も考慮された建物になっている。
イスカミューレン商会は、表の顔として商会を営んでいるが、裏では情報を扱う兎機関の拠点になる。
イスカミューレン商会の本館は皇城前の大通りの西側に面して建てられており、東西100m南北100mの正方形をしており、建物の外側には堀が作られている。
口の字型の外側の建物は、外から入る事は出来ないので、東西南北の中央にある門から内庭に入らないと建物には入れない。
建物の外側は、堀が巡らされており、四方の門へは橋で出入り可能となっている。
1階の窓は、表から見ると幅10cmの細長い明かりと利用の窓が付いている。
2階と3階の窓は同じ形状になっており、外開きの金属製の扉が付く。
屋上は外側に庇が出ており、真下に開く扉が付く。
入口の門は、建物の外と内に有り、内門が閉ざされるのは有事の際のみとなる。
入口は、馬車の出入りもある事から、2階の半分まで高くなった天井と、2階の部屋から門内を通る人や馬車を確認できるが、有事の際に外門を突破された際の攻撃用の窓にもなっている。
1階の窓は、10cm幅の細長い窓の為、人の出入りをするためには破壊するしかない。
屋上は、建物の外側に庇が有り、真下に向かった窓があるが、有事以外の時は使われる事はない。