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用語説明 〜パワードスーツ〜

パワードスーツとニードルガンは一般的には馴染みの無いものなので、説明しておきます。


なお、実際に作ってみたわけではないので、想像した物を絵に描いた程度です。


パワードスーツ


 人体の補助的な動きを助ける装置。


 作中のパワードスーツは、人の体の周りに取り付けられるようにと、出入りを考えたタイプ。

 基本は、人体の骨格に沿って体の外側に骨格がつく。

 動かす為の人工筋肉、外側に防御のための装甲が取り付けられる。


 まだ、途中ですが、外装骨格を3D CAD で描いてみました。

挿絵(By みてみん)

※1)手首から先、肩から上は完成していません。

※2)太腿と腰の接続位置を変更しました。 腰骨の位置より低くないとうまく曲がらないと分かりました。 結果として腰回りがスリムになりました。


注意)描いているうちに、修正が入ります。

ご了承ください。



パワードスーツの骨格の詳細


背骨

 2本の背骨の骨格を平行に走らせてあり、開閉可能にしており、背中から出入りができる。

 背骨の様に複数のブロックをワイヤーで接続して、体を曲げる捻るにも対応している。

 各背骨のブロックに装甲が、瓦の様に取り付けてある。

(現実にしようとすると、この部分は前屈とか背面ぞりとかも含めて考えた時、背骨のブロックの間が広がる様なシステムも必要になるでしょう)



挿絵(By みてみん)


 腰を覆うパンツのような骨格

(このパーツをベースに背骨と足に伸びるパーツを取り付ける)

 腰と背骨を繋ぐパーツ

(左右から背骨に向かって伸びている。背骨同様に開閉可能)

 腰と足を繋ぐパーツ

(足を覆うようにU字のパーツが取り付けてあり、足の捻りは、Uの下の部分をスライドするパーツが動く様になっている。左足と右足の二つ有る)


 背骨と腰のジョイントは、背骨の下とパンツ型の骨格の尾骨の部分にジョイントする機能がある。


 胸の肋を覆う鎧となっている。

 この鎧に肩のパーツが取り付けられている。

 腕を動かす事が必要なので、この部分は、中に入ったひとは、左右から押し付けられる様に固定されている。

挿絵(By みてみん)


腹部

 基本的には鎖帷子となるが、脇腹などの防御は甘くなる。

 初期段階では、1番の弱点部分となる。

 腹筋部分に瓦の様に数枚の装甲板を重ねて配置する。

 本体とは、ワイヤーなどで固定されているので、捻る、前屈が可能となる。


 二の腕と胸部の鎧を繋ぐパーツ。

 鎧側が、丸い円で抜かれているので、そこに肩のパーツが嵌っている。

 肩パーツは、胸部の鎧のところで回転する様になっている。

 腕側は、肩の前と後ろを覆う様になっており、内側に二の腕の外装骨格のシリンダーをはめ込む穴がある。


二の腕

 肩のパーツの内側、前と後ろに二の腕の固定用のシリンダーがある。

 二の腕の中央部分に筒状のパーツを二つ用意してあり、その中を腕が入る。

 筒状のパーツが腕を開く閉めるに対応するように回る。

 肘部分まで2本の外装骨格が伸びている。


 肘の外と内に、蝶番がついている。

 腕から来る2本の外装骨格と、二の腕から来る2本の外装骨格を繋ぐ。


 肘の内側には、装甲板が肘の直ぐ上から伸びていて、腕に接続されている。

 腕に取り付けられた装甲は、腕にレールが敷いてあるので、肘を曲げる際は、装甲板の端がレールの上をスライドして、肘の曲げ伸ばしに対応する。



 手首を回すために、二の腕同様に腕の中央部に筒状のパーツがあり、その中に腕が通る。

 筒の一つは手首側、もう一つは肘側の外装骨格に取り付けてあるので、筒がスライドして手首の捻りに対応する。

 腕の先には、指の動きを確認する機能を魔法紋で持たせてあり、外側のロボットハンドが指の動きに追随して動かす。

 そのため、腕は、人の腕より長くなっている。


挿絵(By みてみん) 挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)

肩上部を解放した事で、横から肩を上げて180°上げられます。

ただ、外部装甲は、蛇腹というか瓦を重ねる様な構造になります。



手首

挿絵(By みてみん)

指は見た通りです。

ただ、中の人の手は、腕の中に入りますので、パワードスーツの手の中に、中の人の手が手袋の様に入る事はありません。

結果として、腕の長さが長くなってしまいますので、指の先端は、膝近くまで伸びてしまいます。


挿絵(By みてみん)

握りについては、指の関節の長さの調整を行って掌に刺さらない様に曲げる事が可能です。



大腿骨

 腰骨のU字パーツから下に太い棒が伸びている。(足の外側に沿って伸びている)

 太ももの中央部に筒状のパーツが付いており、筒の中に足が入る。

 筒は、腰側と膝側を繋ぐ。

 筒状のパーツの下(膝側)は、足の外側と内側にそれぞれ一本の外装骨格が繋がっている。

 筒状のパーツは、膝を中心に足を振るために筒状のパーツで足の回転に対応する。


 肘同様に蝶番で繋がる。

 膝の外と内に蝶番がある。


 膝の裏は、太ももの裏側に板状の装甲が垂れ下がるように付いている。

 下は、ふくらはぎ部分にレールが付いており、太ももから垂れ下がった装甲が、ふくらはぎに付いたレールを上下して、膝の曲げ伸ばしをしても、膝の裏の装甲がスライドして動くので防御力はある。


 膝から外と内に一本ずつ外装骨格が下がっている。

 脛の中央部に足を覆う様に筒状のパーツが付いている。

 膝側と足首側をこの筒状のパーツが分離して、踵を中心につま先を開く閉めるに対応する。

 筒状のパーツの中に足が入る。


 膝の裏には、膝の少し上から、ふくらはぎにかけて装甲板が設置されている。

 膝をおると、裏の装甲板のふくらはぎ側に取り付けられたレールの上を上下する様に動いて膝を伸ばしているときの後ろからの防御を行う。


足首

 足首を一周するOリングで足首の動きに対応する。

 足首の内側と外側に位置するOリングには、脛から来る足の外装骨格を取り付ける蝶番がついているので、その蝶番によって、つま先の上げ下げをこの部分で対応する。

 足首は、前と後ろ側にOリングに蝶番で取り付ける。この部分によって足の裏を内に向けたり外に向けたりに対応する。


挿絵(By みてみん)


頭部

 初期の製造時は、見た目より機能優先で作っている為、頭や顔といったデザインはされてなく、卵が乗った感じ。

 ルイネレーヌにも言われて、後日その辺りも含めて改造を行う。


手・指

 腕の中にある自分の指や腕の動きに連動して、外側のロボットハンドが動きます。

 なお、指で触った感覚は感じる事ができないので、卵のような物を拾うのは困難。

 


背中の開閉


腰ー背骨 

挿絵(By みてみん)

腰と背骨のジョイントが開いた時は、この様になります。

30°


背骨の開閉

挿絵(By みてみん)


斜め後ろから見た図

挿絵(By みてみん)


腰は、60°で開いたら、胸は、40°でほぼ、腰の開きと同じ程度となりました。

腰と胸の回転軸が、ズレているので、開くときは、背骨が内側にねじれて開く事になります。


注意)開いた時のパーツ位置は、大凡の位置で組みましたので、胸と背骨はズレており、背骨のねじれは直しておりません。


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