『科学者からの依頼』の解説
さて、今回も解説ですが、如何せん、書いたの結構前なので、詳細忘れかけてます。ちなみにこの章では致命的なミスを2つぐらいやらかしています。一つは第19部分 「科学者からの依頼 9」の最後の一文「ゼロ」と書いてしまったのですが、正しくは「ルナ」だったという痛恨のミス。 もう一つは誰がハルに依頼を行ったかと言うところで、普通はその名前を出すことはないだろうと言う『黒幕』を出してしまっています。
と、言うことで順を追って回想に入ります。
まずは『ハル』という存在ですが、彼女のなかに善悪の基準はありません、純粋に自分の『探求心』さえ満たされれば、どんなことでもします。天才と同時に天災です。しかし、契約にはなぜか凄くこだわると言う変なところもあります。実は、これは作者側からの行動制限です。こだわっている理由は後付けで考え中です。制限をつけないと『ロキ』の様に完全に悪役になりそうだったからです。ちなみにロキは人魚族の解説のところまで出てこないので悪しからず。
この章では筆頭ヒロイン候補、『弥生』も登場します。最初は合法ロリにもしようかと思っていたんですが、書いているうちに、それは彼女の性格上合わないんではないかと、設定をいじくって容姿を変更しました。つまり、これも後付けですね。まぁ、亜人自体が後付けなので付け足しばっかりになってしまっている感は否めませんが、一応筋が通るように話は作っているつもりです。
奴隷も後々重要な関わりになる予定です。そう考えるとこの章は本格的に先へと繋がる序章と言ったところでしょう。
この章で苦労した点も2つあります。一つはダンジョンに入った人たちがどうして1人も出てこないか・・・つまり、どうしてみんな下へと向かってしまうのかです。2つ目は『言葉』の壁です。実はこの物語の核となる部分に『言葉の壁』があります。まず、相手を理解する上で大切なものは『言葉』だと私は思っています。例えば桃太郎の話を思い浮かべてください。ここに出てくる鬼のモデルは『外国人の海賊』で、彼らが話す言葉や文化の違いから『畏れ』を産み、それが化け物という形に投影されたのだと私は思っています。
私たちは辞書もあれば教科書もあり、英語も他の言語も学べるけど、昔の人はそんなものがない中でどうやって分かり合えたのだろうと、疑問に感じつつ、素敵なことだなとも思いつつ・・・。
まぁ、そんなこんなで『言葉』を介さないコミュニケーションを構築しようとして、弥生のみを言語が理解できる設定にしようと考えたのですが、挫折しました。主人公が言葉を話せないと先の展開に問題が起きると思い、主人公に『希望の民の言葉』を覚えてもらいました。見事な後付けだらけですみません。
話は急に戻って一つ目のダンジョンのカラクリですが、個人的に良くできた設定に仕上がったと思います。ちなみに天空の城の某シーンを参考に思い付きました。
さぁ、いよいよ痛恨のミスのお話ですが、黒幕の失敗気付かれました?
『科学者からの依頼 11』の本文で『国家か、教会か、或いは魔族か知らないが、クライアントは間違いなくそのどれかだろ』と、ゼロが発言しています。
さぁ、おかしいのはどこでしょうか?
そうです、言葉が通じないはずの『魔族』が選択肢に入ってしまっています。と、言うことは『黒幕』!?
そして、ここからは『罪』の告白です。
『科学者からの依頼 9』のことです。例のとんでもないミスがあったところですが。その前書きに『すみません、最後の一文のミスを訂正させて頂きました。指摘してくださった方有難うございました。これからも助けてくださると幸いです。ブックマーク、評価もしてくださると嬉しいです。よろしくお願いします。』とコメントを載せていますが、これ、自作自演です。本当は誰からも指摘なんてありませんでした!!
すみませんでした!!
こう書いておけば、みんな感想とか書きやすくなって一杯書いてくれるかなって期待して自作自演しました。いや、ミスしたのは本当なんですが、見直したときに『あれ?』って自分で気付いて自分で直しました。
ごめんなさい。
結果、コメントは一切増えませんでした。今でも感想2つです(2017年10月12日現在)。うち1つは訂正です。まぁ、そういう意味では1つ増えた可能性もあります。ちなみに、今残っている2つの感想はガチです。でも、もっともッと欲しいっす。これ書き始めたのも感想とかブックマークとか評価が欲しかったからなのに、結果が伴っていません。
誰か私に感想の貰い方のアドバイスを本気でください!!
ちなみに感想もマジでください!!
では、次の愚痴・・・じゃなかった、解説でまたお会いしましょう。