002.始まっちゃった日。
~簡単に前回のあらすじ~
星乃悟史が高校に入った。
入学二日目にしてカツアゲに遭遇した。
撃退した。
学校に金を忘れていた。
(完)
ぁ~あ、昨日はひどい目にあったな~(主に相手が。)
そうそうあるわけではないのに、あるという可能性を提示された俺は、
朝からものすごく憂鬱だった。
「はよぁざぁ~す」(おはようございまーす)
今のが朝の挨拶
いつもテンション高いというわけでもないが、
今日は特別元気がなかった。
3日目からこの調子は相当ツライ・・・
一週間もつかどうか心配である。
とはいえ、まだ始まって三日目、授業も少なく
部活にも入っていないため、早く帰宅の時間を迎えることができた。
「早く帰って寝よ。」
そう言って今日もカバンをとり下校を始めた。
・・・が、
「待てよテメェ」
「・・・あん?」
やべ、素で返事しちゃった!
絶対「あん?」じゃねぇ!的に思われたわぁ・・・
「あん?じゃねぇよ!」
「あら、わかりやすい人。」
なんかお手本通り って感じだなオイ
「昨日俺様の部下が世話になったそうじゃねぇか」
「え~、その話明日じゃダメ?」
「いいわけねぇだろボケェィ!」
だろうな~。
なんかめんどくさくて全部素で話しちゃってるし
こういう人に 明日じゃダメ? とか、聞くもんじゃねぇな
「昨日泣きじゃくって帰ってきたんだよ。落とし前つけろや」
「そのめつきこわーい」
「オメェが言うな!」
・・・ごもっともで。
正直このガタイの差で勝てる気しねぇな~
でもこんな裏道誰も来ねぇだろうしな~
「そんな余裕かましてるヒマあんのか?」
「そんなわけないっしょ。正直あんたみたいなのとたいま、ん、、、で、、、。」
「誰がタイマンなんて誰が言ったよ」
うわーーーーー!後ろからなんかでたーーーー!
1、2、、、5対1 !?
本気でやべぇ。
・・・!
なんだよコイツ!超速ぇ!
やべぇ ガードが間に合わねぇ!!
「ぬぁっ!」
ドサッという音が響き、ドーンという音で煙が広がった
「何だってんだ一体!新手か!?・・・ゲッホゲッホゴッホ!」
いや、俺を相手の一撃から助けたように見えた。
つか、息が苦しい!目がいてぇ!
なんだ?催涙弾?なんで?ホントなんで!?
「流石に分が悪い、逃げるよ?」
「ハッ。」
「ゲッホゴッホ、っはぁ!?」
俺はなんもわからないまま担ぎ上げられ、その場から離れていった。
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おまけ
「動いて逃走の邪魔したら置き去りにするからね?」
「え、助けに来たんじゃないの!?それってアリなの!?」
「動くな。」
「ハ・・・ハイ。」
いや~ 最低5日って書いたくせに1日で出しちゃいましたね
まあこんな日もありますよね~w
まだまだ序章って感じですねw
次回らへんから本編っていうか起承転結の起もはじまるので
お楽しみに!
前回に引き続き、アドバイス募集中です!
お気軽にどうぞーw