第六章:焔帝ノ降臨 ―冥契トーナメント・第一戦
雷と炎。剣と牙。
戦場には、二柱の“巨獣”が睨み合っていた。
――《鉄爪のレックスフレア》 vs 《雷閃竜バルブレイズ》
場を裂く雷閃の覇竜に、観客席は静まり返る。
だがその静寂の奥で、灼熱の胎動が蠢いていた。
【8ターン目:緋月ユウトのターン】
▼リロールフェイズ
・《鉄爪のレックスフレア》(リロール状態:維持)
・コストエリア:《ブレイジング・チャージャー》(炎1・使用済:ロール)
《焦熱の砲口》(炎2・使用済:ロール)
《灼魂の柱》(炎1・リロール)
ユウト(心中):「ここで決める……魂の一撃で!」
▼ドローフェイズ
・山札+1/コスト山札+1
▼コストセットフェイズ
→《焦熱の砲口》をセット(炎2・リロール)
【現在コスト状況】
・《焦熱の砲口》(新設置分)【炎2】
・《灼魂の柱》【炎1/契約時+1支援】
・計:炎3+契約支援1(条件満たせば契約使用可能)
▼アクションフェイズ
ユウト:「魂を……燃やす!」
→【契約発動】
《契約・焔帝ノ降臨》(コスト:炎3+ソウル3)
→【コスト支払い】
《焦熱の砲口》(炎2):ロール
・《灼魂の柱》(炎1):ロール +【契約支援】により+1供給
→【ソウル消費】:ユウトのソウルゲージ 8 → 5(-3)
→【効果発動】
《焔鬼グロウファング》をデッキ外より【速攻】状態で召喚!
《焔鬼グロウファング》召喚
【炎5】【ATK6/HP5】
効果:《灼熱波》:ターン終了時、灼熱状態の敵全体に+2ダメージ。
→《速攻》により即時攻撃可能!
ユウト:「吠えろ、《焔鬼》……全てを焼き尽くすまでッ!」
→【攻撃宣言】:
《焔鬼グロウファング》(ATK6)→ 《雷閃竜バルブレイズ》(HP5)へ突撃!
→ バトル処理:バルブレイズ【撃破】/焔鬼【HP5のまま生存】
バルブレイズ、雷の咆哮とともに轟沈
ライゼ(低く):「……やられたか。まさか、ここで《焔鬼》が来るとはな」
→ フィールド状況:
| プレイヤー | フィールド召喚獣 | 状態 |
| ----- | ------------ | -------------- |
| ユウト | リロール(ATK6/HP5) |
| ユウト | リロール(ATK4/HP3) |
| ライゼ | ― | ― |
▼エンドフェイズ
・ユウト場の《焔鬼グロウファング》の効果発動
→ 灼熱状態の敵が不在 → 効果スキップ
・ユウトの場には強力な2体の召喚獣が並ぶ
・【ソウルゲージ】:ユウト5/ライゼ8
【9ターン目:氷雨ライゼのターン】
▼リロールフェイズ
・場にカードなし → スキップ
▼ドローフェイズ
・手札+1/コスト+1
▼コストセットフェイズ
→《雷閃の天導炉》をセット(雷2/一時供給)
【現在コスト】
・《雷刃ノ供犠》(雷1・ロール済)
・《ライトニング・コア》(雷1・ロール済)
・《雷閃の天導炉》(雷2・リロール)
→ 合計:雷2(このターンのみ)
ライゼ(心中):「もはや盤面は厳しい……だが、捨てるには惜しい“雷”がある」
▼アクションフェイズ
→【魔術発動】:雷2消費
《雷斬の焦点》使用 → 効果:敵1体のATK−3、次ターンまで。
→ 対象:《焔鬼グロウファング》→ ATK6 → 3
→さらに【召喚】雷0消費(特性):
《雷雲の潜伏獣リンヴァ》(ATK0/HP3/速攻)を【リロール状態】で召喚
※効果:《攻撃時、対象に感電》/雷0は自身の召喚時限定効果
→【攻撃宣言】:《リンヴァ》が《鉄爪のレックスフレア》(ATK4/HP3)へ攻撃(感電付与)
→ バトル処理:ATK0 vs HP3 → ダメージなし/レックスに感電
ライゼ(冷笑):「巨獣には巨獣なりの封じ方がある……それが“雷”だ」
▼エンドフェイズ
・ユウト場:
《焔鬼グロウファング》(ATK3/HP5)※一時弱体化中
《レックスフレア》(ATK4/HP3/感電)
・ライゼ場:
《リンヴァ》(ATK0/HP3)
・【ソウルゲージ】:ユウト5/ライゼ8
場の状況(コスト含む)
ユウト側
| カード名 | 状態 | 炎供給量 |
| ------------- | ---- | -------- |
| ブレイジング・チャージャー | ロール | 1 |
| 焦熱の砲口(1) | ロール | 2 |
| 焦熱の砲口(2) | リロール | 2 |
| 灼魂の柱 | ロール | 1(契約時+1) |
→【次ターン使用可能】炎2(+契約支援済)
ライゼ側
| カード名 | 状態 | 雷供給量 |
| --------- | ---- | ---------- |
| 雷刃ノ供犠 | ロール | 1 |
| ライトニング・コア | ロール | 1 |
| 雷閃の天導炉 | リロール | 2(このターン限定) |