第四章:灼熱の反撃 ―冥契トーナメント・第一戦・中盤戦
クロノクラッドの空が、轟音と共に裂けた。
――雷と炎。
――魂と魂。
刻印者同士の“存在を賭けた闘争”は、今、熱を帯びていく。
【2ターン目:緋月ユウトのターン】
▼リロールフェイズ
・ユウトの場にはまだカードなし。スキップ。
▼ドローフェイズ
・ユウトは山札から1枚、コスト山札から1枚を引く。
ユウト(心中):「ここから……巻き返す!」
▼コストセットフェイズ
ユウト:「まずは……コストチャージだ!」
→手札から《ブレイジング・チャージャー》を【コストエリア】へ設置。(炎1)
▼アクションフェイズ
ユウト:「速攻で仕掛けるッ!」
→【召喚】炎1消費:《ブレイズ・スカウト》(ATK2/HP1/速攻)をリロール状態で召喚!
ユウト:「さらに! 燃えろ、《烈火の連撃兵グレン》!」
→【召喚】炎1消費:《グレン》(ATK1/HP1/連撃)をロール状態で召喚!
フィールドに並ぶ炎の双影。雷の疾風に、火の連撃が応じる。
→【攻撃宣言】:
《ブレイズ・スカウト》が【リロール状態】で《ゼルバート》に攻撃!
→両者ともATK2/HP1のため、相打ち。両者墓地へ。
ライゼ:「……無駄死にだな。だが悪くない判断だ」
→召喚時効果なし。
→《グレン》はロール中のため行動不能。
▼エンドフェイズ
・フィールド残存:《グレン》のみ(ロール状態)
・ソウルゲージ:ユウト9/ライゼ8
ユウト:「……雷の速さには間に合った。次だ、次の手で……!」
【3ターン目:氷雨ライゼのターン】
▼リロールフェイズ
・ライゼの場は空。スキップ。
▼ドローフェイズ
・手札+1枚/コスト+1枚
▼コストセットフェイズ
→《雷刃ノ供犠》をセット(雷1)
※感電中の敵不在。追加ドロー不可。
▼アクションフェイズ
ライゼ:「……動き出すぞ」
→【召喚】雷1消費:《瞬走のボルトウルフ》(ATK1/HP2/速攻)をリロール状態で召喚!
→【攻撃宣言】:
《ボルトウルフ》が《グレン》を攻撃(ATK1 vs HP1)→撃破。
《ボルトウルフ》:生存。
ライゼ:「遅い……お前の動きは、読める」
▼エンドフェイズ
・フィールド残存:ボルトウルフ(リロール)
・ソウルゲージ:ユウト9/ライゼ8
【4ターン目:緋月ユウトのターン】
▼リロールフェイズ
・自軍場は空。スキップ。
▼ドローフェイズ
・山札+1/コスト+1
▼コストセットフェイズ
→《焦熱の砲口》を設置(炎2)
※設置時、自身に1ダメージ。ユウトのソウルゲージ:9→8
ユウト:「クソッ、痛ぇな……けど、炎はそういうもんだ!」
▼アクションフェイズ
ユウト:「行け、《灼熱犬バークブレイザー》!」
→【召喚】炎1消費:《バークブレイザー》(ATK1/HP2/登場時:攻撃時に灼熱付与)
ユウト:「さらに……《焼却の紋章》発動!」
→【魔術】炎1消費:《焼却の紋章》使用
→対象:《ボルトウルフ》(HP2以下)
→即時破壊。敵場、再び空へ。
ライゼ:「……魔術のタイミングは、悪くないな」
▼エンドフェイズ
・ユウトの場:バークブレイザー(ロール)
・ライゼの場:なし
・ソウルゲージ:ユウト8/ライゼ8(同点)
【5ターン目:氷雨ライゼのターン】
▼リロールフェイズ:なし
▼ドローフェイズ
・カード+1/コスト+1
▼コストセットフェイズ
→《脈動する雷結晶》を設置(このターン、雷2供給)
ライゼ(心中):「決め時だ……感電の連鎖で、次へ繋ぐ」
▼アクションフェイズ
→【召喚】雷2消費:《連鎖する雷刃ジャルガン》(ATK2/HP3)召喚
→【魔術】雷1消費:《感電拡散プラズマ》使用
→対象:《バークブレイザー》(感電付与)
→《バークブレイザー》:感電状態に(次の行動時、味方1体がロール)
ライゼ:「燃え残った火種は、雷で踏み消すだけだ」
▼エンドフェイズ
・場:ジャルガン(ロール)
・ユウトの場:バークブレイザー(感電)
・ソウルゲージ:ユウト8/ライゼ8
◆中盤戦・総括◆
互いに召喚獣を出し合い、破壊し合い、徐々に戦場は熱と雷で焼き尽くされていく。
ユウト:「……悪くない。お前の雷は速い。でもな、俺の“炎”は……もっと粘るんだよ!」
ライゼ:「ならば見せろ……その炎の“芯”を。魂の刻印者としての本質を」
ふたりのソウルゲージは並ぶ。
だが、ライゼの手札には《雷閃竜バルブレイズ》。
ユウトの手札には、《契約・焔帝ノ降臨》が控えていた。
灼熱と雷光。魂を削る冥契の一撃が、次なる嵐を呼び込む。