第三章:雷炎交錯の初陣 ―冥契トーナメント・第一戦
灰色の空が、異音と共に震えた。
無数の刻印と電磁ノイズが空中を這い、クロノクラッドのフィールド全体に激しいエネルギーの嵐が走る。
ユウト:「……こいつが、冥契トーナメント……!」
雷鳴と共に、フィールド上に雷光の陣が展開される。
対峙するは――雷属性の契印者、《氷雨ライゼ》。
ライゼ:「先に言っておく。俺は、容赦しない。……勝つだけだ。お前の魂が、“価値なし”なら、ここで消えろ」
宣告と共に、天より轟くジャッジメントの音。
【冥契対決開始】
《刻印者:緋月ユウト》VS《刻印者:氷雨ライゼ》
デッキ:灼魂ノ初撃 ―ブレイズ・スターター― VS 雷刃ノ断罪 ―ライジング・ジャッジメント―
ソウルゲージ:10(ユウト)/8(ライゼ)
先攻:氷雨ライゼ
【1ターン目:氷雨ライゼのターン】
▼リロールフェイズ
※まだカード展開がないため、スキップ。
▼ドローフェイズ
(※先攻のためドローなし)
▼コストセットフェイズ
ライゼ:「……まずは仕掛ける」
→《ライトニング・コア》をコストゾーンに設置(雷1)
▼アクションフェイズ
ライゼ:「《電撃スカウト・ゼルバート》……展開」
→【召喚】雷1消費:《電撃スカウト・ゼルバート》(ATK2/HP1/速攻)を【リロール状態】で召喚
ライゼ:「感電してからが、本番だ」
→ゼルバート登場時効果:ユウトに感電を付与できる対象がいないため、スキップ。
→【攻撃宣言】:ゼルバートがユウトへ【直接攻撃】
【ソウルダメージ発生】:ユウトのソウルゲージ -1(10→9)
ユウト:「チッ……まだ何も出してないのに……!」
▼エンドフェイズ
・ゼルバート:リロール状態のまま場に残る(次ターンも即行動可)
ユウトのターン開始
【冥契トーナメント・第一戦】
Turn1終了時状況:
ライゼ:場に《ゼルバート》、ソウルゲージ:8
ユウト:場に無し、ソウルゲージ:9