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第一話 出会いの時間

俺はただ単に3年間を楽しみたかっただけなのにどうやらそうは行かないようだな。


俺、水山葵は今日から高校生になる。

小学校、中学校と暮らしてきたがやはり入学式とは緊張するものである。

これまでと全く違う環境に行くというのは少々怖いものである。

とはいえどんな人がいるのか、どんな学校なのか、出会いは楽しみだ。

環境が変わっても変わらないものもある

「やっほー!!。葵!!。」

「おはよう。桧吏」

そう。友達だ。

この人海斗桧吏とは幼稚園からの付き合いである。僕と同じ高校に来てくれると知ったときはとても嬉しかった。

桧吏はとてもかっこよくてコミュ力もすごい

こんな僕と長年の付き合いなのは、神様のおかげだろう。

「葵、今日は入学初日だな。可愛い子みつけるぞー」

「頑張れー」

「なんだよ乗り気じゃないねえ。初日が肝心だってのに」

観ての通り桧吏は恋愛に飢えている。とはいえ僕はそれのなにが楽しいのかわからない。

「そんなことしてる暇あったら、勉強してください」

「神能かよ。ま、実際そうか。」

そう今俺たちが向かっている山晴高校は県内トップの進学校だ。ま、県内トップといえどここ富山県なんだけど。

その高校で俺は首席入学した。ま、ようするに俺は河野葵斗というわけだ。

しばらく歩いていると…

また友達がいた。

「二人で先に話してるなんてずるいよー」

「やっほ!拓斗」

こいつは山川拓斗。去年同じクラスたった。

まぁ…とくに話すことはないな

文字数つかいたくねえし

「ここ3人同じクラスだといいね!」

「そうだな。とはいえクラスは5個ある。同じクラスになるのは至難のワザだ。」

「安心しろ。俺は運良くなる音楽を聴いてきた」

「あんなん嘘だろ」

皆さんは神とか信じますか?

ちなみに俺と作者は信じてます。

そんな雑談をしていると学校が見えてきた。

「もうすぐ着くね」

周りをみればたくさんの同じ制服の人がいる。

クラスにどんな人がいるのか楽しみだ。

「なー桧吏あの人可愛いくね」

「確かに」

「今のうちに連絡先交換しとこーぜ」

「勝手にしとけ、俺を巻き込むな」

どんな行動力だよ。キもいまである。

「そこのキミこの学校に入学するの?」

「え、そうですけど何ですか急に?

キモいんで話しかけないでください」

「すいません」

「wwww拓斗きもがられてんじゃんかわいそーwwwそりゃおめえ変人だしあんま顔かっこよかないしなwww」

「お前そこまでいう?絶好かな」

「すいませんでした。土下座しましょか?」

「よろしい」

拓斗はちょいちょいきもいな 

「そこの君!」 

ちゃんとアフターケアしとけ。

「さっきは家の拓斗がごめんね。あれでもあいつ悪い奴じゃないから」

「ほんとです。ちゃんとしつけといてください」

「じゃまた同じクラスだったらよろしく!」

「はい。さようなら」

アフターケア完了

やっぱ桧吏はすごい誰とでも仲良くなれそー

「ちょっとことは、今の人かっこよくなかった?桧吏っていってた?」

「そう?あんな騒がしい奴、私あんま好みじゃない」

「そう?」

「顔はかっこよかったけど…」

「なんて?」

「なん、なんでもないよ!!」

――――――――――――――――ーー

なんてことがあって学校についた。

「さぁまじクラス分け重要だぞ」

「もー張り出されてんじゃん」

さあこれは僕も気になるな。

「あ、俺1年5組だ。葵といっしょじゃん」

「俺は…4組だ(絶望した声)」

「拓斗ぉオオオオ」

「まじか」

「おめーらだけずるいぞ」

「ま、他にいい人いるだろ」

桧吏いるなら俺は安心だな 

拓斗の行動力があれば新クラスでもやっていけるだろう

「ことはー!何組だった?」

「5組だったよー!」

「あ、君も5組か」

「またあなたですか、まさか同じクラスになるとは」

「ま、とりあえず1年間よろしくな」

「よ、よろしくお願いします」

「桧吏!クラス行こーぜ」

「おう!」

ーーーーーーーーーーーーーー

新クラスどんな感じなのか?

とりあえず教室についた。

「みんなこんにちわー!海斗桧吏です!この1年間よろしく!」

ざわざわ

「なにあの人かっこよくね」

「それな」

桧吏は素晴らしいルックスに加えてこのコミュ力だからな。当然クラスの中心人物になるだろう。

「俺の席は……ここか」

「おー。葵じゃん」

そう話しかけてきた横の席の女の子は水川翠小学校4年生のときに名前が似てるという理由で仲良くなった。

「まさかまた葵と同じクラスとは。私はめっちゃ嬉しいわ」

この人とは家も近く家族同然の関係だがお互いに恋愛感情はない。

「ま、俺もとりあえず知人がいてよかったわ」

「コミュ力がびみょーなきみですからね私と同じクラスなのはとてもいいことですから」

「そーだな

ところでお前なんでこの高校にした?」

「えー?そんなの葵がいるから…」

まじかこいつ

「というのは嘘でちょっとやりたいことがあって」

「そうか

まぁとりあえず今年もよろしくな」

「うん。よろしく」  

ところで桧吏は…

「あ、さっきの人じゃん!まさか席も横になるとはまさか、これは運命…?」

「そんなわけないです。」

「そんなに俺のこと嫌い?」

「現時点でいい評価はありません」

「ハハハ、ところでじこしょーかいしてなかったね。

俺の名前は海斗桧吏。きみは?」

「私は木村ことは。海斗桧吏、珍しい名前ですね」

「そーかもね。でも超気に入ってるから桧吏って呼んでね」

「なんでそうなるんですか。なんで君なんかを下の名前で呼ばなきゃいけないんですか」

「はーつれないなことは」

「…?ことは呼びやめてください。一回も許可してないです。」

「ハハハ。とりあえず1年間よろしくことは」

「やめろ。よろしくお願いします桧吏くん」

「まじか」

「なにがです?」 

「桧吏よび」 

「君が呼んでっていったんですよ」

「ことは、最高かよ」

ーーーーーーーーーーーーーー

「はい。みんな座って座って

私がこのクラスの担任の小泉桜です

いい1年間にしましょーね

まだ入学式まで時間あるみたいなのでじこしょーかいをしましょう。じゃ初手行きたい人いるー?」

「…………」

「あちゃー。ま、いないよね」

「はい!先生なら俺最初いきます!」

「桧吏くん積極的ですね」

「まーな」

「では海斗くんお願いします」

「はい。俺の名前は海斗桧吏。堀海中学校出身です。自分の名前超気に入ってるから下の名前で気安く呼んでね。

趣味はボウリングとかかなーま、遊ぶことが好きです。

みんなと仲良くなって遊びにいきましょー

1年間よろしくな」

ぱちぱちぱちぱち

「素晴らしい自己紹介だな桧吏」

「それなやっぱあいつはちがうわ」

しかしこの自己紹介はイケメンに限ります。

フツメン以下の方はやめましょう。

「じゃ次は、…………………」 

自己紹介も結構進みもうすぐ俺の番だ

やばいどうしよう緊張してきた

やはり作者と主人公は似るのかもしれない

「葵。がんばれ。自分見せればだいしょうぶ」

隣人からそんなアドバイスが飛んだ

「じゃあ次は水山くん

お願いします」

「はい。僕の名前は水山葵です。趣味は読書とかアニメみることです。1年間よろしくお願いします」

よーしあたりさわりのないこといった

これで俺の平穏な学校生活は守られた。

「葵くんはーとってもいいやつで頭もいいし

真面目だから代表とか葵に任せましょー!」

横の人ぉオオオオ!!!

「なにやってんだ翠!」

「えー…やっぱあおいもクラスで頭角表したいんかなぁと思って」

「んなこといってねーよ

俺の平穏な学校生活がーーーー!」

クラスから笑いがとびかう

「ま、いいじゃんポジティブにいこう」

「翠!一生呪ってやる」

「葵から呪われるなら嬉しいかな」

「じゃその流れで水川さん。できる?」

「はい。水川翠です。趣味は人と話すこと。みんないっぱいはなそーね

よろしくお願いします」

がちでこいつ許さん許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない……

3不可説不可説点回くらい言ってたら男子ももう終わりそうだ。

「じゃ最後に森下くんと行きたいところだけどいないから女子ねー!」

「ねー葵」

「許さない許さない許さない」

「今日来てない森下くんって子、春休み中に暴力沙汰おかしていったんストップくらったって噂あるらしいよ」 

「は?どんな奴だよ」

「でもこの学校に入ってるぐらいだから頭は良いんだろうけど」

「ま、関わりたくはないタイプかもな」

「はいじゃ網谷さんお願いします」

「はい!わたしの名前は網谷来花!趣味はおしゃれ考えることとか?

好きな教科数学で自慢すると数学検定1級とっててジュニア数学オリンピック優勝しました!

数学わかんなかったら、みんなわたしに聞きなさい

中学では生徒会長してたから今年もクラス代表やるっかな

水山くんいっしょにやろーね

1年間よろしくお願いします」

「俺は別にやるなんて言ってないが」

「ダメだよ。ねえみんな、葵くん以外にできる人いないよね?」

「そーだそーだ!水山いこう!」

「なぁ翠」

「ん?どうしたの(あせあせ)」

「お前をゆるさない」

「みんな押しつけるのはやめよーね」

「ごめんね葵くん。決めるのは自分の意思だから。でも私は君と仕事したいよ」

なんだこいつ接点はないはず……

「てか数学オリンピック優勝だと?」

「そんなにすごいの?」

「俺でも予選落ちなるぞ」

「ばけもんやん」

「うん。翠のやったことくらいばけもん」

「失礼だな」

「おっと失礼それは過大評価か」 

「お前を許さない」

「真似するな」

「こればっかしお前のせい」

「ごめんて」

「よろしい」

なんて話していると女子も結構進んでた。

「つぎは木村さん」

「はい。私は木村ことはです。

趣味は読書です。よろしくお願いします」

お。俺と同様に平穏な学校生活を送りたいのかな。ま、俺は失敗したけど

「次は…………………」

はー自己紹介おもろいな

個性的なのが多いくらすだ

「次は塩谷さん」

「私の名前は塩谷渚です。趣味は陸上競技ですかねー。あとカラオケとかも超すき。仲良くしよーね。」

ぱちぱちぱちぱち

「次は瀬川さん」

「私の名前は…瀬川楓です。1年間よろしくお願いします…。」

誰もガヤいれんなよかわいそうだから

…………………………………………

てな感じで自己紹介は終わった。今から入学式が始まる。

――――――――――――――――――――

「入学式終わったし今日はこれで帰りまーす。

さようなら」

ひとまずこのメンバーですごす、1年が楽しみだし、桧吏や翠あたりのひともいてよかった。

「みんなー!!

今からどっかいこーぜ」

桧吏がもうそのコミュ力を発揮している。

「行く――」

「じゃあ2時に東金沢駅集合ねー」

「はーい」

どうやら今から遊ぶらしいな

俺もちょっと話したい人がいる。

「網谷さん!」

「お、葵くん。そんなに私のこと気になっちゃった?」

「うん

数学オリンピック優勝とかすごいな」

「あー、ま、運が良かっただけですよ」

「1年間よろしくです」

「はーい。学級代表やろーね」

「やりません」

「だめだよ

私葵くんとやりたいなー」

「何でそんなに俺にこだわるんだよ?」

「うーん?葵くんがイケメンだから?」

「ありがとう。でも学級代表はやらねーよ」

「笑笑。ま、気が変わったら言ってよ」

「うん

そんな日は来ないと思うけどな」 

――――――ーーーーー

「ことはー」

「何ですか?」

「今から遊びに行かない?」

「いいです

あいにくクラスのみんなと仲良くなりたいという願望はありません」

「協調性なさそうだね」

「そんなものなくても一人で解決できます。」

「まー困ったことあったら俺に言ってね」

「困ることはないし、あなたに言うこともありません」

「じゃまたね」

「さようなら

やっと静かになれます」

「ねー木村さーーーん!」

「今度はあなたですか塩谷渚

私になんの用ですか?」

「さっきめちゃ仲よさそうだったけど幼なじみとかなの?」

「そんなわけないです」

「良かったー

海斗くんかっこいいからもう彼女いるのかと思ったー」

「?。奴のどこがいいのかわかりません」

「笑笑ツンデレだなー」

「事実です」

「じゃばいばい木村さーん!」

「さようなら」

面白い奴だなと俺は思った

――ーーーーーーー

まさか葵くんと同じクラスになれるなんて

思ってもいなかったな。

久しぶりにあった葵くんはとてもかっこよくて、昔のままだった。

君は私って気づいてないみたいだけど私は一瞬で分かったよ。

昔よりもっと仲良くなるんだ!

今年絶対楽しむぞー!

――――――ーーーーー

葵と同じクラスになった。

とても嬉しかった。けどあいつはなんとも思っていなかったな。

あのとき葵の気持ちを知ってそれからは恋愛感情をわかせないようにしてた。

けどもうそんなことはしない

葵と死ぬほど仲良くなるんだ!

待っててね葵!

――――――――――――――――――――――――――

「ねー桧吏」

「ん?どした葵?」

「めちゃ楽しみこの一年」

「それな」

こうして俺の1年間は始まった。

――ーーーーーーーーーーー

「水山と海斗は5組ですか」

「はいそうです」

「さて何か月で退学になるんですかねー」

「まあ1ヶ月もすれば我々の刺客によって終わるでしょう」

「でしょうね

どんな手を使ってでもいいからな…」

「はい。もちろんです」


1年5組キャラ紹介

水山 葵 (みずやま あおい)

誕生日 11月24 日 

好きな食べ物 塩おむすび

身長 166センチ

好きな数字 1

座右の銘 陽キャにはならない!(なれない)


海斗桧吏 (かいと かいり)

誕生日 1月5日

好きな食べ物 お好み焼き

身長 176センチ

好きな数字 0

座右の銘 楽しんだらオールO.K.

「お前の座右の銘なんかかっこよくね」(葵)

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