ニセモノの愛
あなたを好きになってはいけない。
そんなこと、とっくのまえから気付いていた。
でも、私はあなたを好きになってしまった。
いつか誰かがいった。
『理性は感情に勝てない』
そんなわけないと思ってたけど…
ほんとにそうなんだね。
あなたを好きになって初めてきがついた。
あなたは理屈や理論しか信用しない。
きっと私のそばにいるのも何か計算があってのことなんだよね??
でも、
それがたとえニセモノの愛情であっても、
あなたが優しく私を抱きしめるから、
あなたが優しい目で私を見つめるから、
あなたが優しく私の髪をなでるから、
あなたが優しく私の唇に触れるから…
だから、私はあなたに夢中になってしまう。
ねぇ、お願い。
私を惑わさないで??
私、これ以上あなたを好きになってしまうとどうなるか分からない。
そう言ってみるとあなたはさみしそうに笑って、『ごめん』と言った。
どうして謝るの??
そう尋ねてもあなたは何も答えない。
変わりに深いキスをされた。
そしてまた、
いけないと分かっていても、
私はニセモノの心地よい愛の中に墜ちていく。
んー…
書いてからの感想。
よくわからない。