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第0.5話 《THE CHRONICLE》

「矢澤さん、これは世紀を代表するゲームと言っても過言では無いのではないでしょうか!これほど精巧に作られたゲームを私は知りませんよ」


「いや本当にその通りですよ。私は一足先にベータ版をプレイしたんですけどね、もうとにかく凄いとしか言えませんね、あれは。これからプレイする方々にネタバレする訳にもいきませんのであまり多くは言いませんが、いや、本当にゲーム界の革新が起きましたよ」


「そうですね、皆さんには是非プレイしてその凄さを肌で感じてほしいと思います!では、ここで本ゲームの最新情報をチラッと、本当に少しだけお見せしたいと思います」


 アナウンサーと評論家が映る画面から切り替わり、テレビにはこの世のものでは無い──ゲームの世界が映し出された。


 現実(リアル)に似せて作られた高画質な空の風景や緑はより鮮明にセルを感じさせずに、忠実に再現されている。


 《THE CHRONICLE》


 数多くの人気ゲームを手掛けているゲーム制作者、小栗優修の最新作にして最終作と自信で宣言したバーチャルリアリティ(VR)RPGゲーム。

 VRというのが世で光を浴び始め普及して行った2020年代と比べると、ものの数十年でその技術は飛躍的な進歩をたどったと言える。


 普及が進んでいく中で、誰でもVR装置を購入することができるようになったこの時代。


 高精度なグラフィックが映し出す現実さながらの風景は、人々に一時の安らぎの異空間を与えてくれる。


 ─まさに、21世紀に革新を起こした超大作─

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