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11話目 御触れ

僕が土地神になり2ヶ月が経ち、今は夏休み中だ。


最近は、学校から帰ってきては、カエルや鳥、雲みたいなやつなど様々な眷属を作ったり強化している。


僕の勢力もここら一帯ではちょっとやそっとでは負けないくらい強い勢力になってきている。


なので、次の段階として周りのあやかしを庇護下に置き、信仰をもらう。


その前に僕は学校に通っているので、身バレするのはもちろんまずい。どうしようかと悩んでいたら紫が解決してくれた。


紫が認識を阻害する仮面を作ってくれたのだ。これを付けていれば、僕が僕であることがバレることはまずないらしい。最近はこの仮面をつけて土地神として活動している。


もちろん上級のあやかしに通じるかどうかはわからないが…


さて、まずはこの裏山を僕の庇護下にする。


僕は、「この裏山は僕の庇護下にする。ここに住み続けたいものは僕に挨拶にきて、信仰せよ」という御触れを出した。


ひどい話に聞こえるかもしれないが、弱いあやかしは強い誰かの庇護下に入りたいと思っているらしいくありがたい話なんだとか。ただし、良い主人にかぎる。


その御触れを出してからというもの、連日僕の神域には、長蛇の列が並ぶようになった。


いや、あやかし多すぎ。


もちろん僕は信仰をもらう代わりに、この土地とみんなを守らなくてはならない。


なので力は貪欲に求めていかなくてはならない。


そして気をつけなくてはいけないことが一つ。それは他の強いあやかしの縄張りには手を出さないこと。


やはり、あのでかい顔のあやかしにはいくら僕たちが強くなったとはいえ勝てるかはわからない。中級でも差は大きいのだ。



そして、僕は力が増したので、土地神の力を使って神域に神社のようなものを作った。いずれは大きな城も作れるようになるらしい。

土地神ってなんでもできるね!



もちろん、友達とも遊んだよ?明とか七瀬さんとかと。


七瀬は会ったあとは必ずお札を渡してあげている。なんだか悪いことをしている気持ちになるのは僕の気のせいだろうか?


あと、出かける時はクロやシロ、紫が護衛を申し出てくるが、見てる人には一発でやばいやつだとわかるとのこと。なので大金魚ちゃん2匹と子金魚ちゃん5匹を護衛として連れて行っている。

このくらいなら稀に守護霊的な存在で付いている人がいるらしい。本当に稀らしいが。



夏休みはこんな感じで勢力を拡大していった。







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