介護/監視 人と犬(内容の8割が犬の介護について)
前回の強制送還から5年ぐらい後の話。
おじいちゃんが死んで、おばあちゃんをこちらの家に呼び寄せて、数年間介護と監視をした時の話。
人と犬、介護に違いは殆ど無いと思う。
粗相の後始末、食材を微塵切りかペースト状にした食事、様子がおかしいときの徹夜監視、空いている時間で行う家事、節約、さっさと終わらす買物、すぐに動けるように対象の側で寝ている現状。
これが、両方とも体験した私の感想。
と言っても、私は多分、両方とも楽な経験しかしてないと思うけど。
理由は、人の方は、世代(?)による長年の医者嫌い(前回書いた【国家資格舐めるな】よりも、こっちの方が正確かな? ネットで情報が出やすいし)によるダメージの蓄積とコロナで、介護をした期間の後半の殆どが入院と、稀にデイサービスの泊まりだったから。
犬の方は、賢いから。
前情報として、犬の介護とは(私の体験談)。
①簡単に言うと、家内を糞尿と、糞尿の匂いのする嘔吐で汚さないようにするため。
犬にも認知症はある。 食べたばかりなのにお腹が空く。
かと言って、無制限に与え続けることはできない。
健康と金銭が理由で。
するとどうなるか………答えは食糞と飲尿。 稀にストレスでもするけど。
私の飼い犬は老年で、胃腸が弱く、固形物が殆ど消化できない。
糞とは、消化できなかった物を排出した物。
つまり、食糞⇒嘔吐⇒(他に食べる物が無いから)嘔吐した糞を食べる⇒嘔吐を行いかけた。
再度食べる前に止めた。
②老化現象によるものか、私の飼い犬は偶に、下痢が止まらなくなる。
一度目の排便の後、最大で一時間以内、基本は三十分以内に再び下痢を3〜5回(固形⇒半固形⇒ゲル状)、嘔吐1〜2回、水2〜3回。
これを約一週間(2〜3日、休み、2〜3日みたいな)、だいたい深夜に繰り返す。
初期の頃は、1時間〜1時間半、散歩に連れて行っていたが、意味が無かったのと、老年で連れていけなくなったので、ベランダ(人工芝)にさせてる。
ここまで読んでいただいたかたは、面倒くさいと思ったかもしれないが、再度言わせてもらうと、私の飼い犬は賢かった。
漏れそうになると、合図を出してくれる。
具体的に言うと、ベランダの窓に行き、こちらに振り向くか吠える。
これが凄く助かっている。
それともう一つ、助かったことがある。
介護のタイミングが、微妙に重ならなかったこと。
まっ、そのせいで、数年間、殆ど家の外に出られなくなったけど。
最後に、これから犬を飼う人か、飼っている人に向けて。
犬の介護でしてはいけないこと。
【甘やかす。】これに尽きる
私と親での比較だが、甘やかしてくれる方に、自己中に無制限に時間帯関係なく甘えに行っている。
つまり、深夜や早朝に、喉が渇いたかお腹が空いたかトイレで起こしに来る。 突くか唸るか吠えるかで。
しかも、普段は半日に1回のトイレが、甘やかしてくれる方が居ると、半日に3〜5回、オヤツの催促有りになる。
それともう一つ。
これは、2匹いる飼い犬両方共に言える事なので、多くの犬に言えることだと思うけど。
トイレを、漏れるギリギリまでしない。
むしろ、こちらから催促しないと、忘れている。
ゆえに、抱きかかえて5歩以内でトイレができる場所。
それも大量にするので、シートだと足りないうえに足が濡れるので、我が家だとベランダ(人工芝)になりました。
匂いが酷いけど。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。