アシナガバチと右衛門家
有田の磁器は「柿右衛門」「今右衛門」が有名です。
陶器の窯元では「源右衛門」がブランドです。
ちなみに高級食器メーカーとしては、ぼくの個人的な好みもありますが、「大倉陶園」「深川製磁」「香蘭社」さんについて、骨董屋さんリサイクル屋さんは、知っておいて当然の扱いをされます。
ついでになんですが、ZIPPOライターと同じく、年代や時代で価格の相場が変わるのは「noritake」さんでしょうか。
珍しいところでは「TOTO」の前身である「東洋陶器」のコーヒーカップなどもレトロ感溢れる品物があります。
『あしなが蜂と暮らした夏 (単行本)』 甲斐信枝
http://booklog.jp/item/1/4120053431
ミツバチを飼うことを決めてから、スズメバチ対策とか事前に学んでおこうと考えて、市立図書館で、たくさん本を借りてきました。
いろいろ読んでいると、スズメバチやアシナガバチも人に慣れるとまはいかなくても、実際は慣れることもあるそうですが、敵対せずに共存できることがわかります。
この方は絵本の作家さんみたいですが、アシナガバチを自宅で飼ったお話しは素晴らしく、興味を引かれます。
その経緯の中で「利右衛門」という家のおばあさんとの出会いが書いてあります。
古い家柄だそうで、そこで疑問。
そういえば、佐賀の有田の焼き物の窯元さんは、なぜみんな「右衛門」と名を使うのか?
古いころからの流行りの名前かなという程度で考えていました。
実際は、ウィキペディアで調べるとわかります。
ちなみに我が家の姓についても、「名字由来net」や「日本姓名語源辞典」で調べました。https://name-power.net/
めっちゃ限定された地域由来の名前でした。
父母の本籍地だった地名まで出てました。
(すげー!)
日本の神道では、神様は「名前が変われば、働きも変わる」という認識があります。
姓名判断も大事な側面はありますが、別の捉え方をすると、働きを変えるときは名前も変えて良いという発想もあります。
詩を書くときのペンネームと小説のときのペンネームを変えるとか、実際に、ぼくが尊敬しているある方は、そのようにされています。
いまのところ、ぼく自身は作品も含めて、メジャーでもないし、頻繁に名前を変えても、誰も気がつかないでしょう。
お気に入りの作家さんの作品に感想を書かせて頂くときに、ちょっと前と名前が違っているのをすこし心配するくらいです。