人物紹介(19話時点)
なんやかんや出てきたので、暫定で表示しておきます。
セージ(聖司)
主人公で異世界人の子孫。
ジョブの主夫はユニークなものではあるが、戦闘職ではない。
基本的に楽天家だが、
エルフのエセ双子には毎度のごとくツッコまされている人。
ギルドにいた頃は普通にパーティーに入っており、
意外に経験も豊富。
非戦闘職だからと決して侮ってはいけない人。
所持している生活魔法は生活に潤いを与え、
ちょっぴり豊かになる能力で色々と便利。
中には、えげつない効果から禁忌扱いされている魔法も。
エルフコンビいわく【覇気】とかいうのをまとっているらしいが、どうなのだろう。
巻き込まれ系の苦労人のように見えて、実はそうでもなかったりする。
むしろ、彼女ら二人はセージを本気で怒らせることだけは絶対しない。
セージもエルフ二人に対し、ツッコみはすれども別に悪い感情は抱いていない。
祖先のセイヤからは、
「これでもかと尽くしてくれるし、その気があるならエルフを嫁にすればいい」
とは書かれているものの
「双子の場合、一人だけ娶ってしまうと戦争が起っちゃうのでガチ注意な」
という、ハーレム推奨ともとれる言葉を遺している。
今のところ、他のエルフに言及する古文書は未発見。
祖先のセイヤと同じく常識人ぶってはいるものの、こいつはこいつでナゾである。
アイナリンド
エセ双子エルフの片割れ。
フォレストエルフの王族。
愛称はアイナ。
本来、エルフィとはイトコの関係。
セージのことが一番かつ大好き。
好感度のゲージが振り切れてバグっており、
セージからの行為なら、お叱りやセクハラすらもご褒美。
腰まである金髪とパッチリした目。
コンビ会話で最初に発言してるのは大体この人。
最近【ハイエルフ】であることが発覚した。
セージ様万歳。
エルフィロス
エセ双子エルフの片割れ。
フォレストエルフの王族。
愛称はエルフィ。
本来、アイナとはイトコの関係。
セージのことが一番かつ大好き。
好感度のゲージが振り切れてバグっており、
セージから構ってさえもらえるなら、大体のことはご褒美。
肩口で切りそろえた銀髪に、一見すると眠たそうに見えるタレ目。
でも口調はハッキリとしている。
むしろ、リアクションはこの人の方が大きい。
コンビ会話では後から言葉を付け加えることが多い。
最近【ハイエルフ】であることが発覚した。
我が王、万歳。
スーリオン
エルフの里で門番をやっている。
【韋駄天のスーリオン】の異名を持ち、
その俊足っぷりは里でも随一。
フィーナ
【コクラマグナ】の街にある冒険者ギルドの受付嬢。
開幕と同時にセージに告白されるも、強い人が好きだからと振ってしまう。
アイナとエルフィからは一方的に敵視されている。
理由は「一時でもセージの好意を向けられていたから」という嫉妬心。
エルフコンビから「告白ざまぁ」をしようと企まれるも、
特に彼女に非があるというわけではなく
セージの方も恨んですらなかった。
後にセージに逆告白をするも、袖にされ続けている。
セイヤ(聖也)
初代勇者でセージのご先祖様。
ジョブはセージと同じ主夫であり、直接戦闘の腕力はない(らしい)。
勇者でありエルフの覇王でもある、彼女らの崇拝対象。
他にも尊称があるようだが、まだ語られていない。
最初の被害者?(エルフから崇められている)かつ、
ある意味全ての元凶。
異世界から召喚された人で、キサラギの祖先とも仲が良かった。
当時、エルフには双子の姫君がいた。
彼女らを娶ったかどうかは内緒。
彼の使っていた「お掃除棒」はエルフから聖剣として祀られ、
日記代わりに使用していた「大学ノート」はエルフの古文書にされた。
他にも色々と伝説を残しているらしいが、案外なぞ多き人。
ゴーリー
未登場。
コクラマグナのギルドでトップ戦士らしい。
フィーナいわく乱暴な人とのこと。
ヴァンデリア王
ヴァンデリア王国の国家元首。
間違いなく国のトップなのだが、国家運営には問題が山積み。
多大なストレスを抱える苦労人である。
セージという勇者の出現により一気に負担が減る。
国家運営の悩みの内、三分の二はエルフ問題。
ウソかマコトか定かではないが、
『エルフ達が本気で攻めてきたら人類は三日ほどで滅ぶ』
とコメントした。
勇者様万歳。
キサラギ
セージのご近所さん。
最近まで知らなかったが、【農業チート】持ち。
えげつないほどの穫れ高を叩き出せる。
実はセージと同じく、祖先が異世界人。
初代のセイヤの頃から家ぐるみで仲が良かった。
当初はアイナとエルフィに農地を狙われるも、難なく回避。
むしろ「開墾しすぎた」と自ら進んで農地を進呈する。
後にエルフから【農林大臣】認定された。
チートよりも、偏屈なエルフから認められることの方が凄いらしい。
腹黒さの欠片もない、すごく良い人。
もしこの人が女性に産まれていたら、エルフの立場は危うかっただろう。
サスケ
セージが捨て犬と勘違いして拾ってきた。
というか未だに
【デスフェンリルという名のちょっと大きな品種の犬】
だと思っている。
外見ふくめ犬っぽいが、実は犬ではなく魔物に属する。
アイナとエルフィいわく、【森の死神】の異名を持つ種で、
その戦闘能力はエルフに匹敵するとされるほど。
多芸であり、セージに対し忠実ともいえる懐き具合を見せる。
お手やお座りどころか「敬礼」すら披露した。
普段は家の留守番をしており、畑の番犬もしている。
役柄的に目立たないように見えるが、陰の功労者。
セージの寵愛が向くからとエルフからは嫉妬されているが、
普通に有能。
アレックス
【コクラマグナ】の街のギルドマスター。
独特なしゃべり方をしている。
立場に見合った問題に直面しがちだが、淡々と解決してゆく。
一時、ギルドで「追放ざまぁ」が流行った際、
彼の鶴の一声で【追放専用スペース】がギルド内に設けられた。
実直な性格でギルドメンバーからの信頼も厚い。
ロード
【レッドコメット】というパーティーメンバーの青年。
【マッピング】というユニークスキルを持っているが、
今のところ全く活かせていない。
そのことを原因とし、パーティーから追放されそうになる。
セージの説得で事なきを得るも、甘すぎる姿勢を指摘され一喝される。
本来、【マッピング】は【迷いの大森林】にすら通用する超有能スキル。
エルフの里の長老
家に帰った後に知らされた存在。
現在はセージと文通をしており、
アイナとエルフィのリコールを認めている。
その関係もありセージとは仲良し。
エセ双子にとっては頭の上がらない相手で、
目の上のたんこぶ。
自称勇者の少女
セージの祖先・セイヤと同じ世界から召喚された少女。
マサユキという聖剣を所持するも、
恐るべき対人の禁忌魔法を解禁したセージの魔法により、秒で敗れる。
早めに降参したお陰で、なんとか尊厳は守られた。
根っからの悪人というわけではなく、単に純粋さが悪い方向に作用。
現在はギルドで矯正&街への損害補填と贖罪中。
ゴローとトシロー
異世界人?
旗色が悪くなったので現在、逃走中。
聖剣マサユキ
元は勇者の少女と同じ世界の出身者で、
気づけば聖剣へと転生していた。
セージによる言葉責めで完膚なきまで精神をボロボロにされる。
次は幸福な生まれになるようセージに祈られ、コアの宝石を割られた。
哀れに思ったセージは、供養塚を作って手厚く葬ろうとするも、
剣の部分はエルフの手により鋳潰され、農具や包丁として造り直されていた。
悪意がなかったとはいえ、中々の行為だったので
アイナとエルフィはセージからコッテリ絞られた。
メガアメーバとホブゴブリン
セージとエルフ一行が王都に向かう際に出会った魔物。
「自分は元は別世界の人間なんだ!」と主張するも
この世界には【転生】の概念が無いので普通に倒された。
そのキッカケは【トラック】や【過労死】らしい。
いずれにせよ不幸な亡くなり方をしている。
対話ができたのではないかとセージは少し悩んだものの、
どの道、生かしても多大なリスクを背負うことになると割り切った。
実はこいつらを放置しておくと、
前世から持ち越した負の感情が増大し、
いずれ【魔王】になってしまう。
ジーノ
異世界からの転生者。
セイヤや勇者の少女と同じ、【地球】出身。
転移ではなく転生なので、一応この世界の人間ではある。
神様?を名乗る存在から戦闘チートを与えてもらうも、
精神的な未熟さをセージに指摘され、現在は矯正中。
その力ゆえか無意識的に自信過多で、目上にあたる人間にも敬語を使わない。
自重する気もサラサラなく、世の中をナメている。
軍隊方式で根性を叩き直される厳しさか、
幼年学校からやり直させられる屈辱か。
果たして、どちらの方が耐え難いのだろうか。
セージのレポートによりそんな処遇が決まるが、ソレは彼にとって幸いだった。
いずれにせよ『強制隷属で自由意思を奪い過酷労働』よりはマシだろう。
レイン
ジーノの幼馴染の女の子。
自他ともに認めるジーノのストッパー役だが、
全く止めきれてない。
怒っているように見えて世話を焼けることを喜んでいる。
ただ、矯正という意味では全く薬にならないと判断された。
世話焼きというわりに精神年齢はそんなに高くない。
これからはジーノを見守るのと同時に、
「本当に相手のためになること」
について学ぶことを決意。
ベガマイン
純粋にこちらの世界の人間ではあるが、過去に生きた人間。
現代では伝説の人物の一人として名が残っており、
一部の人間からは【最強賢者】と呼ばれている。
別にそれは自称しているわけではない。
そのことは、アイナとエルフィから
『最強賢者って、まるで魔法の脳筋ナンバーワンみたい』
と評された。
まあ、本来【賢者】とは賢い人という意味である。
現に、この人も研究者かつ学者肌。
過去、【賢者】の称号を得るも、能力と研究に行き詰まり
転生魔法という手段を取る。
それは成功し、500年後に生まれ変わることとなった。
力はあるが、ジーノとは違い色々と弁えている模様。
説得にも素直に応じ、棚ボタ的に研究室をゲット。
なぜかセージを見るなり感嘆の声を上げ、無条件で従う姿勢を見せる。





