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第二章 プロローグ

シンギュラリティー・オブ・ハーツ 第二章 ―Life and death―

 新の目の前でハルの細い体が人形のように吹き飛んでいく。


 ハルはそのままコンクリートの壁に激突。


 蜘蛛の巣状に壁にひび割れが走り、周りのガラスが衝撃で粉々に砕け散る。


 ハルがずるずると崩れ落ちる。


 彼女のHPゲージは一気に半分近く削られていた。


 ヤバイヤバイヤバイヤバイ………!


 新は全身から一気に血の気が引くのを感じる。


 戦慄の表情で見遣るのは、ハルをただの一撃で半死半生に追い込んだ存在。


 青みがかった剛毛を全身にまとった狼頭人身の怪物。


 逃げなければ!


 ほとんど本能で思い、叫んだ。


「ハル! 撤退するぞ!!」


 ハルはフラフラと立ち上がるところだった。


 朦朧状態になっているようで足元がおぼつかない。


 そうしている間にも狼頭人身の怪物がゆっくりと近づいてくる。


 その巨体に向かってハルは拳を構えた。


「ハルやめろ! 死にたいのか!」


 新が切迫した表情で制止するがハルは険しい顔で前を見据えたまま、引く様子はない。


「ハル!!!!」


 廃工場に新の悲痛な声が響き渡った。


   挿絵(By みてみん)


長らくお待たせいたしました シンギュラリティー・オブ・ハーツ第二章開幕です!


思ったよりずっと時間がかかってしまいましたが、ツイッターのフォロワーさんや読者の皆さんの応援で再開にこぎつけることが出来ました! 心より感謝を申し上げますm(__)m


二章は一章よりボリュームアップしていまして46話ほどあるんですが、全て書き終えております


二章の途中で終わるということはありません ご安心くださいd(*^v^*)b


それでは新とハルの新たな物語をお楽しみください(⌒-⌒)

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