小説書きたい…… 練習小説・執筆者の戯言混合
「 」
前作者はそう言って腕を組んだ。
「 」
新作者はそう怒りながら前作者を殴り飛ばした。
「 」
最後にそう言い残した後、倒れた。
「最近小説を書くためのゲームを考えたんだ。凄いと思わないか?」
【 】
「くだらないこと考えてないでさっさと小説を書けぇ!」
【 】
「理不尽、だ……」
【 】
お久しぶりです。と言うのは前回から二週間の間隔だし早いだろうか? (長い時は1ヶ月以上の間が空く)
最初に書いた練習用短編小説①から読み進めてここまで読んだ人なら何言ってんだこいつと思われることだろう。
そんな人いるのか分かりませんが。なんせ滅茶苦茶だし、自分で書いておきながら自分では読み返すことしない程だから、実際どれだけ滅茶苦茶か読み返してないから分かってないのに、何知ったかぶってんだ。
とりあえず、練習用短編小説①から大体9ヶ月は経っています。
Q.お前どんだけ練習してるんだよ?
A.9ヶ月です
『サラット嘘ヲ付カナイデ下サイ、三月カラナノデ七ヶ月程デス——ヴッ』
暗(略を練習として含めても8ヶ月程
ああ……私はまた嘘つきに……。
※10/28程にこの茶番は書かれました。
茶番はさておき、そろそろ上のカレーの具とルーが分けて置かれたカレーライスみたいなのはなんなのかに触れていきます。
前作者は倒れた後、すぐにスヤスヤと眠りについた。少し前まで自身が新作者の手によって短い空中浮遊を鋭い痛みと共に体感させられていたことを忘れて、前作者はある夢を見た。
「それは新作者が先程いきなり殴ったことを謝って前作者の介抱をしてくれるという優しいゆ——ブフッ」
前作者の寝言に扮した現実逃避は新作者の無慈悲なハリセンによって阻止された。
「何やってんだあんたは、さっさと小説書けよ」
「新作者に叩かれたせいでやる気失くした」
誰がとは言わないが無言でハリセンを振りかぶる。
「あーなんか執筆したくなったなー、でもその前に新しく考えた小説の練習方法について説明させてくれるかな?」
「それよりも執筆が優先されるんじゃないのか?」
「気分が乗らない。乗らない時に書いても駄作になって読み返す気なくすから良いんだよ」
「気分が乗った時の小説を読み返してみる? うん?」
「よーしさっさと説明しようか!」
「冒頭のやりとりはまあ、言ってみれば大喜利だ。「」や【】の中身をどう面白く、或いは違和感なく? 書くか。これで学ぶんだ」
「へー、で実際にやってみてどうだった?」
「やってない」
「だと思ってたけど……それじゃあなんで考えたんだ」
「その時の私の気分だ」
「無駄な思考時間だな」
…………
二人? の間に静寂が訪れる。
「そういえば新作者、なんでいきなり前回から口調が変わってるんだ?」
「前作者のあまりの至らなさに呆れたから」
先輩とも呼んでくれなくなったか……あー、どうやら先輩と呼んでくれたあの頃の新作者は遙か遠くに行ってしまったようだ……
「付き合いそんなに長くないけど」
「? なんの話だ?」
「新しく食卓に加わったふりかけの話、新参者のくせに一気にレギュラー化して今では毎日ご飯三杯食べてるから心の友みたいな扱いになってたけどよく考えたらそんなに付き合い長くないんだよなぁって話、実は運命的な出会いなんじゃないかと最近思ってる」
「馬鹿らしい」
上手く誤魔化せたようだ、全部作り話だけど。
「そんなことより小説書くな」
「…………はい?」
「前回小説を書かないようにするって言ってたじゃないか」
「さっきまで小説書けと言ってた奴が何を抜かすか」
「自分が言ったことを忘れるなんて、あんたもう歳なんですか? 記憶力大丈夫か?」
「さらっと無視するんじゃない、それに私は今は小説を書いてないぞ。書いてないからお前に小説書けと殴られたんじゃないか……! お前こそさっきまでの行いを忘れるなよー!!」
「グッ!?」
新作者に体当たりを食らわせた。
正に新作者、お前が言うなという展開だったな。
「うむ、その高圧的な口調は速攻直したまえ。正直聞いていて不快だ」
「そっちこそ……その上から目線な口調を直してから言ってどうぞ」
新作者がくしゃくしゃになった体を戻しながら言ってきた。
「大体執筆者のせいだ。私は悪くない」
「なんでも人のせいにするんじゃない、と言いたいところですがその意見には賛成です。執筆者さんキャラの統一をしっかりとしてください」
技量不足の露呈
あ、元々か。あの時からまるで成長していない。
まあ文章、キャラの口調統一が未熟でも書き続けて経験を積み重ねていけば大体こうだよな? こうすれば上手くいくはずとか無意識に判断出来るようになるだろう、根拠がないけど。
口調統一のために練習なぁ……最近私の理想の人間像、半端者による弊害が少しずつ見えてきたんだよなぁ。口調統一が出来ていないのはそれも原因の一つなのかもしれない。あと知識不足か……本とかアニメをもっと見て勉強しないと、って言ってもキャラの口調に関してはよく見てないからなぁ。面白いか面白くないか、見続けることが出来る出来ないかと極端だし。
私はなんとなく雰囲気で判断してる気がするなぁ
※この話を書いたのは10/28.29?程
11/3の夜、新しい小説の書き方を考案。以下、その思いつきで書いた小説のような日記。
早朝、目が覚めた。
時計を見ると午前五時だった。
ゆっくりとベッドからおきあがった後、顔を洗い歯を磨き、朝食を取って一息ついた。
それからいつものスーツに着替えて玄関を出て、いつもの通勤電車に乗った。
会社に着き、腕時計を見ると午前八時だった。
会社に入ると見慣れた仕事場が目に入る。自分の席に着いて一つ大きく伸びをした後、早速仕事に取り掛かる。
仕事がひと段落した。腕時計を確認すると午後一時だった。持ってきていた弁当を食べる。
弁当を食べ終わった。時計を見ると午後の一時半だった。まだ仕事は終わってないから気合いを入れ直す為に軽く伸びをした後、仕事に取り掛かる。
今日の仕事が終わった。時計を見ると午後五時だった。仕事仲間はまだ仕事をしている。少し帰りづらいが、存在感を薄くして退社することにする。
無事退社に成功、電車に乗って家に帰る。
途中の駅で晩飯を食べることにした。
家に帰った。腕時計を見ると午後八時だった。
スーツから寝巻きに着替えてテレビをつけた。
テレビを見て気がつくと午後九時半になっていた。
風呂に入って寝ることにする。
就寝。時計を見ると午後十時だった。
終わり。
仕事内容を決めていないという罠。
——なにが罠だよ。
さて、小説を書こうにもまずは日常を知らなければどう進めればいいか分かりません。まずは型にはまらなければ……! 小説の書き方の基本をしっかりしなければ……! 応用しようにも上手く行かない!
(所で基本とか応用って何?)
えー、まずこう思ったんですよね。
思いついた小説の序盤書いた、でもその先をどうするかまでは考えてない。(どうしよう……)執筆が中々進まない、やる気もどんどん減っていく。
結果……
「次の展開を思いつくまで執筆は出来そうにないし、一旦休もう」
となって11/3に、ようやく思いついた上の日記みたいなのを書きました。
「日常生活ではどんな出来事があるだろうか? これで小説の展開法を見つけていこう」と思ってから3日後、ようやく動き出す。
説明不足が目立つ。完璧主義だけど分かりやすくしようとすると面倒になる、執筆のモチベーションが下がる、投稿日がガリガリ引き延ばされる、執筆者の精神が病んでいく、悪循環……!
見逃してくだせぇッ!
「なんか……ふざけてる?」
「どう見てもふざけてるでしょ」
「流石半端者を理想の人間像と語る人間だけある、私たちには何を言いたいのかほとんどサッパリだ」
「執筆者さん、もう少し頭の整理をしてもらってから言ってもらえますか?」
周りが……冷たい……
はじめまして。
……はじめましてと書き始めたのは良いものの次に何書けば良いのかわからない。
そうだ、練習用短編小説集から名前が変わりましたとか言えばいいか! 次の題名は練習用短編小説集(?)&執筆者の戯言です。この作品の特徴そのままです。
さて先ずはこれだけの執筆にどれだけ時間かけてるんだ!? というのはもう見苦しいので、次はあの日記みたいなのを参考に小説のようなものを執筆出来ればと思います。何日かかるか分からないけど……。
そうそう前回の題名についてなんですが、あれは自分の書いた小説の過去、つまりこの練習用短編小説集に書かれているものと暗(略のことを指しています? もうなんであの題名付けたのかあやふやです。
そうだった! 今回の小説何ですが、どうでしたか? 結構読みやすかったと思うんですが、私的には。
小説の執筆法についてまた気づきまして、その名は『無駄な強調表現を省く』というものです。
例えば人が会話しているシーンとかで
「何言ってるの?」
彼女は更に眼力を強くして聞いてきた。
僕は頭の中が机の上にジュースをこぼした時みたいにぐちゃぐちゃになっていくのを感じて、どうすればいいのか分からずに口を開かけては閉じを繰り返して最後には沈黙を選択してしまった。
——それが間違いだと知っていながら。
でも、この時は違った。
「今日はあなたの誕生日でしょ!」
彼女は僕を責めるような顔から一変、彼女はまるで太陽のような笑顔を浮かべて僕にそう言ってきた。
僕はあまりに激しい彼女の変容に呆然として、思わず情けない声を出してしまった。
少しして状況を把握していくと…………
あれ? 普通に読みやすいような? あー、背景描写か、読みにくかった強調表現は。
今日は彼女から大事な話があると言われた日。僕が塾から帰ってから僕の家に集合ということで、塾で勉強していた間も少しそわそわしていた。
でも、その日は運の悪いことに僕の家への帰り道がすべて全面工事中となっていて、その事実に僕は思わず夢じゃないのか? と自分のほっぺをつねってみたが、驚き過ぎたせいで痛みがあまりなかった。
でも夢特有のふわふわとした感覚がなかったので僕は約束の時間に間に合わないんじゃないかと焦りながら彼女に携帯で電話をかけたが、いくら待っても出てこなかった。
彼女に愛想を尽かされたのではないかと不安になりながら携帯をよく見てみると、圏外になっていた。頭の中が真っ白になっていくのを感じながら、僕は地面へと膝から崩れ落ちた。
それから1時間暗いしてから——
長い、長いぞ! 下手すりゃ本編より長いかもしれない。
それはないか。とりあえず、あれ? 何言おうとしてたんだったか? 今の家の帰り道が全面工事中が実際にあったかどうかの話だったっけ? 冗談です。因みにそんなことありませんでした。
兎に角話が進まない、中々進まない。暗(略の時もそうでした。中々話が進まない。なので、今回の本編の小説はその無駄な描写を省いた形にしたはずなので、多少読みやすくなっているはずです。
さっきと言ってることが違う? 具体的には強調表現と描写? いえ? 元から描写でしたけ(殴
今回は少し執筆者(私)がおかしいと思ったのではないでしょうか? 突然話は変わるし、ネタは挟みまくるし、ふざけてるしで、今までとは一転して作風も359度も変わってないでしょうが変わったはずなのでついてけないと思われたかもしれません。あ、私の気が狂ったんじゃないかという考え方があるか。
それはないです。ただ思いついたことを書いているだけです。そしたらこうなっただけで……気が狂った訳ではありません。強いて言えば元からです!(?)
それではまた次の機会があれば!