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想イ詩

白紙

作者: 秋葉子兎

僕の

目の前に一枚の紙

その近くには鉛筆と消しゴム

書かねばならぬプロットも

手付かずのまま

白い紙はただそこにある


書けど

消せど

纏まらぬ

変えど

握れど

出来ない


結局白にされる紙

そしてまた

日は経って

今に至る









僕の

心の中に一枚の紙

その近くにはペンと修正ペン

過去に書かれたおもいでを

塗りつぶしたから

作った白紙がそこにある


友達と

先生に

別れ告げ

好意と

悪意を

断ちた後


結局白にされた紙

虚しさ残し

悔いを残し

旅立った


しかし

今度は

消せない名前が一つ

消せないからこそ

頭が重い


消せない文字、

そう、


藍が、


iが、


愛が、


会が、


頭を、

巡り、

それでも尚、

その名と、

目的を、

引きずりながら、

歩いてる。


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