第一話 自殺と謝罪
ウチ、有野 悠加
中学二年生の(自分では)普通(と思っている)のただの女子
男性恐怖症、人間不信、自虐以外はね・・・
ウチはこの理不尽な世界から消えようとしている
だって全部不公平だもん
それに私が消えても困る人なんて誰もいない
親は私が入院中にお見舞いに来る途中で事故死
叔父と叔母は私が病弱、しかも心臓が弱いため「金がかかるクソガキだ」と言って目の敵にされる
普通こんな不幸な出来事マンガくらいしかないよねw
笑えてくる
死ねば地獄に落ちて次は何になるんかな?
まぁ、死ねば分かる話か
遺書も書けたし、これでいいか・・・もう疲れた・・・
「さようなら」
悠加は刃物を手首に当てる
やっぱり人間の本能のせいか、手が震えて手に力が入らなくなる
死の恐怖には抗えないと誰かが言ってた気がする
震える手を必死に抑えて手に力を入れる
ゆっくりと息を吐き、力をいれ包丁をスライドさせる
血が最初はゆっくりと溢れだした
血が床に滴る
思ってた以上に血が溢れてくる
普通の人なら痛くてもがいているであろう
いつの間にかに床は血に染まてっいた
少女は血が溢れる手首を見て高笑い
「ははははははは、これで私は自由だ!ざまぁ、見ろ!!」
ウチは痛いはずの手首を見て笑ってるなんて正気じゃなねぇなと我ながら思う
だけどプライドが傷つくのはごめんだ
・・・・・・別に分かってるんだ
本当は、弱いだけだって
逃げてるだけだって
虐めとか、親が事故死とか、体が弱いとか、プライドが傷つくからとか・・・
それは全部言い訳にすぎないって
悲劇のヒロインぶって誰かから優しくされたいとか
そんな性格の悪いことしてるから嫌われてることくらい分かってるよ
自分がゴミ以下ゴキブリ以下の人間だって知ってるよ
仕方ないじゃん
だって頭が逝ってるうえに狂ってるし、精神だっておかしいんだもん
・・・・・私が言うことは全部言い訳
私の言葉は言い訳で出来てるのも知ってる
こんな自分が憎くて、嫌いで、自分を裏切って
偽善者ぶってる私が嫌い
私自身が嫌い
私の存在は全部、無になればいいのに
地獄で永遠に閉じ込められればいいんだ
そしたら傷つく人は誰もいない
気にかけてくれる人もいなくなる
これでいいんだ
心に負担をかける人もいなくなる
・・・・別に私なんか気にかけていないけどね
眠たくなってきた・・・・
本当にごめんなさい
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皆さんごめんなさい
私の存在が皆さんを汚してしまいました
地獄に行って永遠に罪を償い続けます
本当に申し訳ありませんでした
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