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承認欲求はゲキブツ 個性とテンプレ

1,テンプレやウケる要素と超えちゃいけないライン


 自分は今のところ拒否感を抱かず、テンプレを書けるタイプの人間だ。

 そこに抵抗も恥もためらいも何もない。

 

 本人的にはテンプレ『そのまんま』ではない、自分なりの何かをそこで書こうとしている。


 運よく何回かランキングに入れたものの、テンプレでありさえすれば読んで貰えるほど、世界は甘くない。


 それでもドマイナーなジャンルよりは読んでもらえる可能性が圧倒的に高いし、テンプレは書いていて楽しいし、長編の練習にもなる。なので自分は今日もテンプレを盛り込む。

 


 かといってウケようとするあまりに、読まれたいという気持ちが募るあまりにやり過ぎてしまい、デジタルタトゥーを刻むような振る舞いはしたくない。


 ○○媚びという言い方は好きではないが、ウケる要素とのお付き合いというのは難しいものでもある。


 ここが動画投稿界隈、バーチャル系の配信、スパチャが貰える系などだったら、きっと危なかっただろう。


 そういった要素を取り入れること、自分が描きたいもの、そこから表現の幅を広げる意味での挑戦、承認欲求に振り回されての暴走とでは違うのに、自分はいつかやらかしていたに違いない。

 

 安易なエロ売り、犯罪にならない範囲での迷惑行為、時事ネタいっちょ噛み、炎上ネタいっちょ噛み、政治ネタに浅いくせに過激な発言、デリケートゾーンへの自爆特攻などなど。


 わざわざ明確にしなくても、多くの人が拒否感を抱くような行為へ挑むようになっていただろうという無駄な自信がある。 


 そんな痛々しい暴走をしようが、一時の話題にもならないものだというのに。


 そういった過ちは本人すら忘れ去ろうと、転職や結婚・引っ越しなどの際に発覚しては、身内に大迷惑をかけるものとなるのだ。

 

 人生を踏み外さずに『書きたい』の模索をするのに、守られてる分無茶な冒険が出来ないココの環境は、投稿慣れしていない自分には本当に有難い。


 海でサーフィンを楽しむ人、シンクロやトライアスロン競技者、レジャープールでのナンパ待ち、泳ぐ界隈でもいろいろな楽しみ方があるだろうが、浅いプールの安心感も大切なんだよ!


 投稿の際には、自分の中での超えちゃダメなラインを、常に自問自答し続けたい。



◇◇◇◇


2、創作と読まれなくても続けること


 

 流行やテンプレには頼らない作家もいる。

 

 マイナージャンルで全然読まれなくても、ずっと何百話も書き続けられる作家もいれば、なろうではマイナーなれど書籍化している作家もいる。


 有名作家でも全ての作品が支持される訳では無いし、本や新聞が売れない時代であれど、ブログやSNSでバズったりレビューやコラムが話題になったりはある。


 文章の価値が消え去った訳では、ないのだ。

 誰かに読んでもらいたいしどうせなら楽しませたい。


 書くこと自体は、チラシの裏だって日記帳でも続けられるが、読んでもらいたいから、こうして投稿するのだ。


 溜息の出るような美しい作文力能力、万物への鋭い観察眼、緻密な描写力、圧倒的な個性、煌めく知性、残念ながらそのような類のものを自分は持ち合わせていない。


 人様からの認知度もなく伝達力、波及力のあるインフルエンサーでも何でもない。


 ならば無風は当然で、工夫は必然だろう。

 己の立場を弁えなさいと悪役令嬢も良く言っているではないか。


 これは決して自虐ではなく、ここからどうするか、どうしたいかだ。



 流行やニーズを意識すること、やりたいを貫くこと、承認欲求、こだわり過ぎて振り回されたり読まれない状態に、勝手に凹んで続けられなくなってしまうのは勿体ない。

 

 趣味の読書で、趣味の創作。

 無理なく楽しめるようにしたい。


 これでも書いてるうちに前よりは上達してきたし、書ける幅も広がったような気がするので、書き続ける挑戦はまだまだ続けていきたい。


 お仕事ではないのだから、何かと比べて僻みむより、上達を喜び己の成長や創造する時間を素直に楽しみたい。


 飽きてしまったり忙しくて続けられないのは仕方がないが、誰かに評価されないから止めたというのは、なんとも寂しい気がしてしまう。


 自分の書いたものが恥ずかしくなったり、つまらなく感じたり、書けなくなることはままあるのだが、文章を書く趣味の良い所は一度休んでも、再開する時の負担が少ないところだろう。


 手持ちのスマフォや紙のメモ帳から、またいつだって始められるんだ。

 気負わず、無理なく楽しみたい。



◇◇◇◇


 さて、なんでこんな『前向きなわたし』的自己啓発染みたこと言い出したかというと、長編が全然進まないからだよ!



 学生さんにとっての夏休みが始まった。始まってしまったのだ。


 リアルカレンダー通りの日付をサブタイに入れたローファンを投稿したかったのだが、作者は挫折した。


 こんなはずではと思うものの、夏の間に書きあがる気がもはやしない。

 最近暑くてもはやすべてがめんどくさいからだ。

 

 自分の予定ではこの夏

『七人のみさきちゃん 怨霊系美少女たちと過ごす僕の夏休み』(仮)

という男子高校生の夏休みハーレムものを投稿したかったのに。

 

 残念ながら、甘酸っぱい夏なんて来ないんだよ……。 

 今年もただのクソ猛暑だよ。

 あぁ、ひと夏の経験値が書きたかった。


 書けないからって血迷って炎上芸には走りません。

 気負わず無理なく逃避します。

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