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タイトルとあらすじには、いつだって迷っちゃうの……。 

 毎回投稿前は完璧だと思っている。


 さぁ、読むがいいっ!

 わたしの作った、おもしれー作品をっ!!


 そう思い解き放つも、無惨に散る……。


 

 愛する我が子には、名前を付けてあげなくては。

 タイトルという、多くの人から愛されるようなイカした名前を。


 たった一言で良いんだ。


 作品を最高に輝かせる、インパクトが欲しいだけなのに、毎回滑り散らしては終わる……。


 長編は必ずコケるので、タイトルとあらすじが本当に駄目なんだろう。

 何というか、圧倒的にパワー不足なんだ。


 短編ではどうにかなるってことは、短編の場合はワード選びを、そう間違えていないのだ。


 それが長編になるとどうにも駄目なのは、やはりどこ中途半端なのだろう。


 なろうでは長編が不利って所はもちろんあるが、その壁を突破する力が自分にはまだない。


 執筆能力だけでなく、コピーライター的な売り込み能力も重要なのだ。


 このサイト内では圧倒的な書籍家作家さんたちだって、書籍化される前には、タイトルやあらすじを変更していることがある。

 

 商業という場において支持される売り込み方は、また違うのだから。


 遥か遠い所にいる自分はまずここで、興味を持って読んでくださる善良な読者の方々に出会わなければならない。


 お金を払うほどでは無くても、この時間が無駄ではなった、読んで良かったと思ってもらいたいんだ。


 自作を愛しているのなら、お披露目の舞台は、完璧な状態で立たせたい。 

 我が子に恥を掻かせたい理由なんて、どこにもない。

 

 それなのに、毎回毎回外してしまう。


 直すのは恥ずかしいことなのだが、少しでも体裁を取り繕いたくて仕方ないんだ。

 

 給食袋を休み時間に出前するオカンのように、新しいエピソード追加前には、タイトルあらすじを見直す。


 つまらなくて、だらしない作品と思われぬように、登校前に間に合わなかった忘れ物を届けるが如く、今日もブクマのつかない作品の、タイトルあらすじを見直す。


 読み専だった頃はそんなのどうでも良いから、早く続きを読みたかった。


 だが思い返せば『どうでもいいから』と言えるのは、既にブクマして読者になっている作品のことだった。


 その裏には、出会ってすらいない無数の作品があることを、意識すらしていなかった。


 「作者殿、気にし過ぎ。もっと自信持ちなよ」といつも思っていたのだが、これは本当に重要なんだよ。


 我が子がパンツにトイレットペーパー挟んだまま、外に出ちゃったような感じなんだ!


 もう恥ずかし過ぎるんだ。居た堪れない……。


 しかも誰も指摘してくれないという地獄。


 申し訳ないが、またトイレに戻って、身嗜みを整えるのを見逃してくれ……。


 哀しいことにコレ、本当に正解が分からないんだ。


 短い言葉でイメージを掻き立てる系と、長文で狙う系、どっちがいいんだよ!


 なろう風タイトルつけてくれるサイトも使ってみたけど、なんか違うんだよ!!


 少しでも気を引きたいのが、純情な作者ゴコロなんだよ!


 自分はスコップも好きなのだが、新作欄や他の方の評価やブクマを参考にすると、おもしれー作品がゴロゴロと発掘出来る。


 え? こんな良作が? みたいなこと、本当によくある。


 そんなたくさんの作品の上に立つためにも、めげずにタイトルを模索したい。

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