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魂魄機動 霊魂騎士ーソウルナイトー  作者: ワンサイドマウンテン
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プロローグ

早々の説明を乗り越えてくれた皆さま、ありがとうございます。

ここから本編開始ですので、どうかよろしければ最後までお付き合いください。

よろしければ、ブックマークや評価、感想などお願い致します。

 葦原ノ中国にある日本という国は、高天原という別の世界に住む人知を超えた存在、神と共に在る国家である。

 しかし、建国されて以来の人と神との間で築かれていた関係にヒビが入りつつあった。

 元々、神々の頂点である大神の地位に君臨し続ける女神アマテラスの行いは、人間と良好とは言い難かった。事実、アマテラスは人間を下に見ている。従僕くらいにしか見ていなかった。

 最近になって関係が悪化してきたのは、アマテラスが他国への侵攻命令を下したことで、それならば、と神の技術である人型機動兵器「霊魂騎士(ソウルナイト)」を人間側が求めたことが発端である。

 日本の歴史にある他国への侵攻は全て裏でアマテラスが糸を引いていた。自分の力を誇示したいという、ひどく自分勝手な理由で、だ。

 古くは白村江(はくすきのえ)の戦いから始まり、文禄・慶長の役、近くは、日清戦争、日露戦争、日中戦争、太平洋戦争。一部例外はあれど、どれも敗北と言う結果に終わっている。始めだけアマテラスが関与していて、旗色が悪くなれば、自分は関係ないと、後は放任したためである。

 これだけ敗戦を重ねて今もなお、日本と言う国が存在しているのはアマテラスのおかげと言うのもあるが。

 兎にも角にも、初めて人間と神の間で、剣呑な緊張状態が訪れた。

 だがしかし、これは一つの契機である。

 これを機に人間はアマテラスから解放されるのか、それとも今まで通りとなるのか。はたまた、もっと別の結果が訪れるのか。

 人知れずそのカギを握っているのは、人間を好み、神でありながら人間の世界で暮らす男神。アマテラスの孫、ニニギであった。


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