表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

210/308

お久しぶりですの登場人物整理

第二章スタートの前に。

登場人物の細かな設定を忘れてしまいそうなので、整理したものを置いておきます。読み飛ばしても本編に影響はありません。


【ダスティン男爵家】火の精霊の加護

アンジェリカ・コーンウィル・ダスティン(9歳になるところ)

 主人公。赤みの強いストロベリーブロンドの髪に金色の瞳。超絶美少女。前世はNGO職員としてアフリカの村で働いていた31歳の日本人。村が武装勢力に襲われ死亡するが、妹がハマっていた乙女ゲームのヒロインに転生する。妹から聞いたうろ覚えなゲームの知識と前世の職能を生かして、貧乏男爵家を立て直す決意をする。


バーナード・ダスティン(46歳)

 アンジェリカの父。ダスティン男爵家当主。3人の姉はすでに嫁いでいる。貧乏男爵家を切り盛りする立場。頭がすこーし薄くなりはじめ、お腹もすこーし出始めている、人の良い中年男性。金色の瞳が唯一アンジェリカと似ている。


カトレア・ダスティン(46歳)

 ウォーレス子爵家の傍流出身。栗色の髪に茶色の瞳。バーナードとは王立学院で同級生であり、その縁で結婚するが子どもには恵まれなかった。愛人の子どもであるアンジェリカと、兄ケビンの子どもたちを愛している。


ハンナ・コーンウィル(享年31歳)

 アンジェリカの実母。父親は騎士爵を賜っていた。バーナードの愛人となりアンジェリカを産むが、虐待を行うなど育児放棄。お酒の過剰摂取で亡くなり、現在はダスティン領の共同墓地で眠っている。



【ダスティン男爵家使用人および関係者】

ロイ(46歳)

 執事兼秘書。平民ながら王立学院卒のエリート。父親が犯罪に手を染めたことで行き場をなくしたところを、同級生だったダスティン男爵夫妻に執事としてスカウトされる。学生時代には経営学と植物学を学んでおり、現在は領土内にできた王立農業研究所の職員も兼任。


オーガスタス・クレバー(52歳)

 メイド長。ウォーレス領で医師として働いていた夫を事故で亡くした後、女手ひとつで2人の子どもを育て上げた。子どもだちが巣立った今はダスティン家でメイド長をしている。伯爵家の出身。通称はクレバー夫人。


エリックとリンダ

 クレバー夫人の子どもたち。独立してウォーレス領でポテト料理店を営んでいる。


マリサ(47歳)

 ダスティン家のキッチンメイド。アンジェリカのよき協力者。


ミリー(19歳)

 ダスティン家の通いのメイド。マリサの姪。赤毛のおさげがトレードマーク。


サリー(38歳)

 ロイの妻でダスティン家住み込みの下級メイド。もともとはケイティと2人で暮らすシングルマザーだった。明るく陽気なムードメーカー。花が好き。


ケイティ(19歳)

 サリーの娘。ロイの義理の娘でもある。引っ込み思案な大人しい性格だったが、王都のポテト料理店で修行するうちに才能が開花し、現在は王都にあるウォーレス&ダスティン事務所に勤めるキャリアウーマンに。


リーリア(1歳)

 ロイとサリーの娘。


マロニー(21歳)

 その昔、ダスティン家のメイドをしていたルシアンの弟。ダスティン家の下働きとして雇用された。




【カトレア夫人の家族】水の精霊の加護

ケビン・ウォーレス(48歳)

 カトレアの兄。ウォーレス子爵家の傍流であり、自身は貴族として王立学院を卒業したが、現在は家具職人として自立した生活を送っている。妻に先立たれた。王都にウォーレス&ダスティン事務所を構えており、行ったりきたりの生活をしている


スノウ・ウォーレス(8歳、12月で9歳になる)

 ケビンの息子でカトレアの甥。アンジェリカとは血の繋がらない従兄弟の関係。はじめこそアンジェリカにつっかかるが、よき理解者として成長。ちなみに乙女ゲーム内ではヒロインを助けるモブ役だった。中性的な顔立ちで母親似。アンジェリカと同い年。


フローラ・ウォーレス(6歳)

 スノウの妹。アンジェリカによく懐いている。父親似。アンジェリカの3つ下。


グスト・ウォーレス、ウォーレス夫人(76歳)

 カトレアの両親。父・グストはかつては王立芸術院でピアノ教師をしていた。現在は引退し王都で暮らしている。



【アッシュバーン辺境伯家】地の精霊の加護

伯爵老(66歳)

 前アッシュバーン辺境伯爵。現在は次男に家督を譲り、研究所の近くで暮らしている。ダスティン男爵と昵懇。現役の騎士でもあり、精悍な顔つきと引き締まった肉体を維持している。アンジェリカのよき理解者。


アレクセイ・アッシュバーン(36歳)

 現アッシュバーン辺境伯爵。数百名の自前騎士を抱える。


パトリシア・アッシュバーン(34歳)

 辺境伯爵夫人。かわいい女の子の着せ替えが大好き。


ミシェル・アッシュバーン(12歳)

 辺境伯爵家の長男。亜麻色の長髪に空色の瞳。母親似。カイルハート王子の側近候補として、親元を離れ王都の伯父夫婦の家で暮らしているが、年明けには王立学院に入学予定。常に冷静沈着で、カイルハート王子のストッパー。苦労性のお兄ちゃん。アンジェリカの3つ上。


ギルフォード・アッシュバーン(9歳)

 辺境伯爵家の次男。くすんだ短い金髪に空色の瞳。祖父似。祖父のような騎士を目指して驀進中。アンジェリカからは「脳筋食欲魔神」という渾名をつけられるほど、訓練と食べることが大好き。明るくあっけらかんとした性格。アンジェリカと同い年。


ロイド・アッシュバーン(39歳)

 伯爵老の長男で、現当主の兄。王立騎士団の副団長で次期団長と囁かれる。現在親元を離れているミシェルの面倒を見ている。


シンシア・アッシュバーン(36歳)

 ロイドの妻。領地にいる辺境伯爵夫妻に代わり、王都で夫を支えつつ社交をこなす。孤児院支援に熱心。元平民で孤児院の出身。


ナタリーとエメリア

 ロイドとシンシアの娘。ナタリーは学院を卒業し、王立騎士団に入団。エメリアは在学中。



【セレスティア王家】火地風水すべての加護

ヘンドリック・アイゼンベルク・セレスティア(34歳)

 国王陛下。金髪に碧の瞳。


ヴィオレッタ・セレスティア(30歳)

 王妃陛下。隣国トゥキルスから和睦の証として18のときに嫁いできた。黒髪に赤い瞳。ポテト料理に理解を示し、祖国に知らしめるための条約締結に一役買った。


カイルハート・アイゼンベルク・セレスティア(9歳、12月で10歳になる)

 両陛下の一人息子。金髪に碧の瞳。陛下にそっくり。素直で愛らしい天使のような子どもだが無鉄砲ないたずらも好き。アンジェリカの1つ上。



【マクスウェル侯爵家】風の精霊の加護

ミーシャ・マクスウェル(38歳)

 マクスウェル侯爵家当主であり、王国の宰相でもある。黒髪にアイスブルーの瞳。切れ物。


ノーラ・マクスウェル(36歳)

 マクスウェル侯爵夫人。食が細く病弱であったが、ポテト料理をきっかけに元気になった。


エリオット・マクスウェル(10歳)

 侯爵家長男。父親譲りの黒髪とアイスブルーの瞳。神童と名高いが常識にいまひとつ欠けるところも。学院にあがるミシェルに代わりカイルハート王子の側近として王宮にあがることが決まっている。アンジェリカのひとつ上。


ステファニー・マクスウェル(5歳)

 侯爵家長女。アンジェリカの4つ下。



【ハイネル公爵家】地の精霊の加護

ソラス・ハイネル(43歳)

 ハイネル公爵家当主。地質学者。研究バカな一面があり、領地経営をこなしつつ、ダスティン領にできた王立農業研究所の監修も務める。


エルシア・ハイネル(33歳)

 ハイネル公爵家夫人。田舎暮らしが嫌で、子どもたちをつれて王都に出てきた。社交界を牛耳ることに燃えている。身分至上主義で娘にも同じ価値観を押し付けている。


エヴァンジェリン・ハイネル(9歳)

 ハイネル公爵家長女。プラチナブロンドに銀の瞳。美人で才媛との呼び名が高く将来を嘱望されている。アンジェリカと同い年。少女ゲームの中の悪役令嬢であったが、現在はアンジェリカの機転もあり、今のところまっとうに育っている模様。


ステファン・ハイネル(5歳)

 ハイネル公爵家長男。アンジェリカの4つ下。


リュクス・ハイネル(30歳)

 文官を束ねる王国の文部大臣。ハイネル公爵の弟。


【王都孤児院】

マリー・クレメント

 孤児院の院長。アッシュバーン家のシンシアと仲が良い。


シリウス・ビショップ(11歳)

 ピアノの天才少年。アンジェリカが企画した発表会でパトロンを得られたおかげで、孤児院に在籍しながらも音楽の勉強を続けている。


アニエス・ビショップ(14歳)

 一人芝居が得意な少女。孤児院を卒業した後は、王立学院で芝居関連の聴講生をしながら劇団員として研鑽を積んでいる。


*ビショップは孤児院で苗字のない子どもたちが使う通称。血のつながりがあるわけではない。



◯精霊について

 この地を守護する存在。火・地・風・水の4種類がある。王家はすべての精霊の加護を受け、貴族はいずれかの加護を受ける。王家や貴族の次期当主を決めるのは、その土地の精霊の権限。精霊の託宣を受けた者が当主となり、その土地に住まわなければならないという縛りがある。それに逆らった場合、土地は精霊の加護を失い、人が住まうことができないほど荒れ果て、一族や民人も被害を被る。

◯精霊石について

 精霊が与えてくれる恩恵。石として領土内に転がっている。それを王都にある精霊庁に持ち込み、研磨することで精霊の加護を生活に役立てることができる。流通もすべて精霊庁が管理しており、不当な転売などが行われれば厳重に罰せられる。


◯火の精霊石:木片や布とこすり合わせることで簡単に火が熾せる。また火力をあげるときにも使われる。冷たい水に入れるとお湯になる

◯水の精霊石:汚れた衣服や傷などにこすりつけると浄化の作用が働き、服が綺麗になったり小さな傷が癒えたりする。また不浄な水の中や海水などに入れると真水に変化する。氷も作れる

◯地の精霊石:土に埋めると土壌が豊かになり、豊作となる。また建築材や鋳物に混ぜるとより強固になるなどの作用がある

◯風の精霊石:増幅の力をもつ。他の精霊石と組み合わせることでその力を増幅させる。また馬や馬車などの足元に使用すると速度を早めることもできる。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ