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クリスマスパーティー開催!

今日は放課後、図書室へ向かった。


「あ、光くん!」


「おっす!ジミヨとジミミ居る?」

「委員長と副委員長ですか?呼んで来ますね!」


俺は修学旅行のお土産を渡しに来たのだ。



「なんですか佐久間さん?」

「なんでしょうか佐久間さん?」



「おす!これ、修学旅行の土産。」


「え!?私達に??」

「良いのですか??」


「この間のファッションショーの事もあるし、そんな良い物じゃないけど。」



「ありがとうございます!湿川さんにも貰いましたけど、男の方からお土産とか初めてです!」


「嬉しい!ありがとうございます!いつも何かしてもらってばかりですみません。」



「イイって!仲良くなった事だしな。」


「良かったですね委員長副委員長!」


「はい!」

「うん!」



喜んでもらえたら渡した甲斐があったってもんだ。




そして、なんだかんだで季節はもう冬を迎えている。

外はもう寒い。

俺の通っている高校では、毎年クリスマスパーティーが行われる事になっている。


なぜか俺がクリスマスパーティーの企画委員会に抜擢された。

これは各学年各クラスから1人ずつ選ばれる。



今日はその会議が行われた。



あ、ジミミが居るじゃん!良かったーみんな知らん奴ばっかだし!



「よぉジミミ!クリスマス委員に選ばれたのか?」


「佐久間さん!良かったです誰も知らない人ばかりで。」


クリスマスパーティーはダンスやライブが行われる事になった。

メインイベントにはフィーリングパーティーが行われるようだ。


俺はほとんど雑用係だ。

ツリーを用意したり飾り付けだ



「佐久間うちのツリー貸してやるよ!学校の奴より全然デカイぞ!」

お金持ちの中島の家のツリーはさぞ大きいのだろう。

お言葉に甘えて使わせてもらう事にした




「ところでフィーリングパーティーって何?」

「なんか男女10人くらい選ばれてお見合い的な奴だ。カップル成立すれば大成功みたいな。」


「合コンみたいなやつか」

まぁ間違ってはいないな。


「お前は出られねーぞ。すでにカップルだからな!」

「くそ〜!体験したかったー!」




ジミミが重そうな荷物を持ち歩いていた。

「よぉ持ってやるよ。」

「佐久間さん。ありがとうございます!」


「ライブ担当になったんだよな?どうなんだ?」

「まぁそれなりに。これから音楽室行くんですが寄って行きませんか?」


誘いに乗り音楽室へ寄ってみた。

中にはジミヨの姿もあった。


「私達がライブする事になりました。」

「え!?出来んの??」


「ナメてもらっては困りますね!」


ジミミはギターを持ちジミヨはドラムに座った。

「ワン、ツー!」

なんと、2人は超絶テクを見せつけてきたのだ。




「マジかよ!すげーよお前ら!」

「へへ。それほどでも!」


「父が趣味でバンド組んでまして、小さい頃からよく一緒に楽器を触ってるうちに自然と出来るようになってました。」

「スゲー!驚いたわ!」


「後はベースとキーボード出来る方に助っ人を頼んでますので練習すれば完璧です!」



「ボーカルは誰がするんだ?」


「あっ」「あっ」

やっぱり…肝心な事を忘れてやがった。


「お姉ちゃん!湿川さんは??」

「あ、良いかも!」


「え、穂希に出来んのか???」


「前に合唱の練習に付き合ってもらった事があって、すっごい歌上手なんですよ!」


「そ、そうなのか?でも引き受けてくれるか??」


「頼み込みます!善は急げです!行って来ます!」



ジミヨとジミミは穂希の所へ行ってしまった。

大丈夫なのだろうか?

人前でとか苦手だろ。




今日出来る事は済ませ後は中島のツリーを待つだけだ。

学校に居ても仕方ないのでそのまま家へと帰宅した。


すると、穂希が来ている

「師匠ー!助けて下さいー!」

「無理よ。あんたが引き受けるからいけないんでしょ!」

「だって〜…」



「どしたの?」



「ジミーちゃんなんかライブに出ないといけなくなったんだって〜。」

「光くーん…」


そ、そんな目で俺を見るな!

困るだろ!


「ジミヨとジミミだろ?」

「そうですー。委員長副委員長に頭下げられて断れない雰囲気で…」


「穂希。」

「はい…」

「気合いだ。」

「イヤー!!」



果たしてライブは大丈夫なのだろうか?

歌は少し聴いてみたいけど。







そして、穂希は毎日音楽室で練習しているようだ。

クリスマスパーティーの準備もほぼ完成だ。



学校に大きなトラックが入ってきて作業員らしき人達が何やらしている。


「あ、来た来た!佐久間ー行くぞー!」


中島のツリーだ。

それは予想の遥か上を行くデカさだった。


「本当の木じゃねーかよ!」

「イイっしょ!」


このツリーのおかげで雰囲気はグンっと増した。




12月24日を迎えパーティーが始まる、



クリスマスパーティー委員長の挨拶から開始だ!



【今年も無事クリスマスパーティーを開催する事が出来ました。みんなの協力のおかげです!話が長くなるのもあれなので、今日は楽しみましょう!!メリークリスマス!!】





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